戸田和光 編
多岐川リスト、その4である。初出を付した、長編リストである。
随時、その1の著作リストも参照しながら、ご覧いただきたい。
誤記等のお粗末なミスがありましたら、ご指摘ください。
書名 | 初出誌紙 | 連載開始年月日 | 連載終了年月日 | 初出タイトル |
氷柱 | 書き下ろし | |||
濡れた心 | 書き下ろし | |||
虹が消える | 書き下ろし | |||
私の愛した悪党 | 書き下ろし | |||
静かな教授 | 書き下ろし | |||
変人島風物誌 | 書き下ろし | |||
仮面と衣装 | 週刊新青年 | 1959年2月19日 | 1959年3月5日 | |
影あるロンド | 週刊女性 | 1960年3月13日 | 1960年11月1日 | |
異郷の帆 | 書き下ろし | |||
お茶とプール | 書き下ろし | |||
イブの時代 | 週刊公論 | 1961年1月2日 | 1961年4月3日 | |
人でなしの遍歴 | 書き下ろし | |||
絶壁 | 毎日中学生新聞 | 1961年6月15日 | 1961年9月23日 | |
孤独な共犯者 | 書き下ろし | |||
吸われざる唇 | 婦人倶楽部 | 1960年6月 | 1961年12月 | |
牝 | 書き下ろし | |||
女人用心帖 | 東京タイムズ | 1960年10月15日 | 1961年9月21日 | |
処刑 | 宝石 | 1961年12月 | 1962年4月 | |
樹の中の声 | 美しい十代 | 1962年1月 | 1962年12月 | |
乳色の暦 | 週刊実話特報 | 1963年4月11日 | 1963年10月5日 | |
みれんな刑事 | 書き下ろし | |||
甘いホテル | 新関西 | 1962年7月2日 | 1963年3月30日 | |
消せない女 | 静岡新聞 | 1964年6月14日 | 1965年1月18日 | |
明暦群盗図 | 書き下ろし | |||
墓場への持参金 | 書き下ろし | |||
売り出す | サンデー毎日 | 1965年10月17日 | 1965年12月26日 | |
宿命と雷雨 | 書き下ろし | |||
ふところの牝 | 書き下ろし | |||
江戸三尺の空 | 山形新聞 | 1967年7月5日 | 1968年3月31日 | |
消えた日曜日 | 週刊言論 | 1970年6月12日 | 1970年12月25日 | |
柳生の剣 | 書き下ろし | |||
姉小路卿暗殺 | 書き下ろし | |||
男は寒い夢を見る | 話のチャンネル | 1971年8月28日 | 1971年12月18日 | |
元禄葵秘聞 | 四国新聞 | 1971年2月23日 | 1971年3月28日 | |
お江戸探索御用 | 山陽新聞 | 1974年4月1日 | 1975年5月28日 | |
道化たちの退場 | 書き下ろし | |||
開化回り舞台 | 小説推理 | 1976年12月 | 1977年1月 | |
紅い蜃気楼 | デイリー不ポーツ | 1977年10月1日 | 1978年3月31日 | |
的の男 | 週刊小説 | 1978年2月24日 | 1978年5月26日 | |
用心棒 | 週刊新潮 | 1977年5月12日 | 1978年7月6日 | |
色あそび お丹浮寝旅 | 週刊サンケイ | 1979年3月15日 | 1980年2月28日 | |
暗闇草紙 | 高知新聞 | 1979年11月20日 | 1980年10月1日 | |
共犯者は一度会えばいい | 書き下ろし | |||
京都で消えた女 | 京都新聞(夕刊) | 1983年1月4日 | 1983年11月17日 | 薄暮に消えた |
おやじに捧げる葬送曲 | 書き下ろし | |||
長崎で消えた女 | 書き下ろし | |||
仙台で消えた女 | 書き下ろし | |||
春色天保政談 | 週刊新潮 | 1989年5月4日 | 1990年1月25日 | |
レトロ館の殺意 | 週刊新潮 | 1994年10月6日 | 1994年12月22日 |
長編の初出リストである。著作リストの長編とあるものだけを抽出して、そのままの順番で並べた。別題や、初刊年月は、著作リストを随時参照していただきたい。
なお、(多岐川に限ったものではないが、)新聞(特に地方紙)連載のものについては、ここに挙げた新聞が初出ではない可能性がある(連載開始日の関係で、他の地方の新聞の方が早かったかも知れない)。さすがに、この点についてはふつうの調査で完全を期すのは難しく、この頃にこういった新聞に載った、という意味に捉えていただきたい。多岐川は、雑誌連載よりも新聞連載の方が多かった印象があるので、敢えて補足しておく。
とりあえず、上げるだけあげますが、随時直して行きます。
こんなリストでも、多少は何らかの参考になると信じて……。
戸田和光