戸田和光 編
笹沢リスト、その6である。複数冊からなるシリーズものの連作短編のリストである。
著作リストで、「シリーズ連作」として別にまとめた著作群のリスト、ということである。
並び順は、著作リストに並べた順と合わせた。シリーズの冊数の多い順――という訳でもないが、目立つ順くらいかも知れない。
誤記等のお粗末なミスがありましたら、ご指摘ください。
シリーズ名 | 作品名 | 収録誌 | 掲載年月 | 連載終了年月 | 収録短編集 |
木枯し紋次郎 | 赦免花は散った | 小説現代 | 1971年3月 | 赦免花は散った | |
流れ舟は帰らず | 1971年4月 | ||||
湯煙に月は砕けた | 1971年5月 | ||||
童唄を雨に流せ | 1971年6月 | ||||
水神祭に死を呼んだ | 1971年7月 | ||||
女人講の闇を裂く | 1971年8月 | 女人講の闇を裂く | |||
一里塚に風を断つ | 1971年9月 | ||||
川留めの水は濁った | 1971年10月 | ||||
大江戸の夜を走れ | 1971年11月 | ||||
土煙に絵馬が舞う | 1971年12月 | ||||
六地蔵の影を斬る | 1972年1月 | 六地蔵の影を斬る | |||
噂の木枯し紋次郎 | 1972年2月 | ||||
木枯しの音に消えた | 1972年3月 | ||||
雪燈籠に血が燃えた | 1972年4月 | ||||
無縁仏に明日をみた | 1972年5月 | 無縁仏に明日をみた | |||
暁の追分に立つ | 1972年6月 | ||||
女郎蜘蛛が泥に這う | 1972年7月 | ||||
水車は夕映えに軋んだ | 別冊小説現代 | 1972年7月 | |||
獣道に涙を棄てた | 小説現代 | 1972年8月 | |||
馬子唄に命を托した | 1972年9月 | 夜泣き石は霧に濡れた | |||
海鳴りに運命を聞いた | 別冊小説現代 | 1972年9月 | |||
夜泣き石は霧に濡れた | 小説現代 | 1972年10月 | |||
駈入寺に道は果てた | 1972年11月 | ||||
明鴉に死地を射た | 別冊小説現代 | 1972年11月 | |||
錦絵は十五夜に泣いた | 小説現代 | 1972年12月 | 上州新田郡三日月村 | ||
怨念坂を蛍が越えた | 1973年1月 | ||||
上州新田郡三日月村 | 1973年2月 | ||||
冥土の花嫁を討て | 1973年3月 | ||||
笛が流れた雁坂峠 | 1973年4月 | ||||
唄を数えた鳴神峠 | 1973年6月 | 木枯しは三度吹く | |||
木枯しは三度吹く | 1975年3月 | ||||
霧雨に二度哭いた | 1975年4月 | ||||
四度渡った泪橋 | 1975年5月 | ||||
念仏は五度まで | 1975年7月 | 命は一度捨てるもの | |||
命は一度捨てるもの | 1975年8月 | ||||
狐火を六つ数えた | 1975年9月 | ||||
砕けた波に影一つ | 1975年10月 | ||||
鴉が三羽の身代金 | 1975年11月 | 三途の川は独りで渡れ | |||
四つの峠に日が沈む | 1975年12月 | ||||
三途の川は独りで渡れ | 1976年1月 | ||||
鬼が一匹関わった | 1976年2月 | ||||
虚空に賭けた賽一つ | 1976年3月 | 虚空に賭けた賽一つ | |||
旅立ちは三日後に | 1976年5月 | ||||
桜が隠す嘘二つ | 1976年6月 | ||||
二度と拝めぬ三日月 | 1976年7月 | ||||
白刃を縛る五日の掟 | 1976年8月 | お百度に心で詫びた紋次郎 | |||
雷神が二度吼えた | 1976年9月 | ||||
賽を二度振る急ぎ旅 | 1976年10月 | ||||
年に一度の手向草 | 1976年12月 | ||||
お百度に心で詫びた紋次郎 | 1977年1月 | ||||
奥州路・七日の疾走 | 河北新報 | 1977年6月13日 | 1977年9月29日 | 奥州路・七日の疾走 | |
人斬りに紋日は暮れた | 小説現代 | 1977年12月 | 人斬りに紋日は暮れた | ||
明日も無宿の次男坊 | 1978年1月 | ||||
女郎にはたった一言 | 1978年2月 | ||||
生国は地獄にござんす | 1978年3月 | ||||
孤影は峠を越えた | 1984年11月 | 女の向うは一本道 | |||
黒髪が風に流れて | 1984年12月 | ||||
女の向うは一本道 | 1985年2月 | ||||
黙して去った雪の中 | 1985年3月 | ||||
関所に散った梅の花 | 1985年4月 | ||||
恋の闇路を見送った | 1985年5月 | さらば峠の紋次郎 | |||
白刃が消した涙文字 | 1985年6月 | ||||
夜桜に背を向けた | 1985年8月 | ||||
遺恨の糸引く奴凧 | 1985年9月 | ||||
死神に勝つは女か雷か | 1985年11月 | ||||
さらば峠の紋次郎 | 1988年7月 | ||||
生きている幽霊 | 小説新潮 | 1995年2月 | 帰って来た木枯し紋次郎 | ||
泣き笑い飯盛女 | 1995年4月 | ||||
諸行無常の響き | 1995年6月 | ||||
舞い戻った疫病神 | 1995年8月 | ||||
新たなる旅立ち | 1995年12月 | ||||
仏前の握り飯 | 1996年2月 | 木枯し紋次郎 同じく人殺し | |||
同じく人殺し | 1996年4月 | ||||
割れた鬼の面 | 1996年6月 | ||||
反魂丹の受難 | 1996年8月 | ||||
何れが欺く者 | 1996年9月 | ||||
峠だけで見た男 | 1997年1月 | 木枯し紋次郎 かどわかし | |||
十五年の沈黙 | 1996年12月 | ||||
かどわかし | 1996年10月 | ||||
三人と一匹の別れ | 1997年2月 | ||||
観世音菩薩を射る | 1997年3月 | ||||
折鶴に甘い露を | 1997年5月 | ||||
まぼろしの慕情 | 1997年6月 | 木枯し紋次郎 さらば手鞠唄 | |||
顔役の養女 | 1997年7月 | ||||
死出の山越え | 1997年8月 | ||||
名月の別れ道 | 1997年9月 | ||||
さらば手鞠唄 | 1997年10月 | ||||
追われる七人 | 1997年11月 | ||||
やってくんねえ | 1997年12月 | 木枯し紋次郎 悪女を斬るとき | |||
振られて帰る果報者 | 1998年1月 | ||||
望郷二十三年 | 1998年2月 | ||||
乱れ雪の宿 | 1998年3月 | ||||
悪女を斬るとき | 1998年4月 | ||||
雪の中の大根 | 1998年5月 | ||||
最期の峠越え | 1998年6月 | 木枯し紋次郎 最後の峠越え | |||
夕映えの嫁入り | 1998年9月 | ||||
悪党のいない道 | 1998年10月 | ||||
死は遠い空の雲 | 1998年11月 | ||||
桜の花を好んだ男 | 1998年12月 | ||||
霧の中の白い顔 | 1999年4月 | ||||
宮本武蔵 | 女人 | オール讀物 | 1988年11月 | ||
曇色 | 1988年12月 | ||||
夏蟲 | 1989年1月 | ||||
邪心 | 1989年1月増刊号 | ||||
白鷺 | 1989年2月 | ||||
卑怯 | 1989年3月 | ||||
妖怪 | 1989年4月 | ||||
驚愕 | 1989年5月 | ||||
恥辱 | 1989年6月 | ||||
偉容 | 1989年7月 | ||||
刺客 | 1989年8月 | ||||
未練 | 1989年9月 | ||||
奇策 | 1989年10月 | ||||
汚名 | 1989年11月 | ||||
添寝 | 1990年1月 | ||||
惨死 | 1990年2月 | ||||
眼識 | 1990年3月 | ||||
威光 | 1990年4月 | ||||
死相 | 1990年5月 | ||||
色香 | 1990年6月 | ||||
洞窟 | 1990年7月 | ||||
横笛 | 1990年9月 | ||||
大砲 | 1990年10月 | ||||
再会 | 1990年11月 | ||||
夕日 | 1990年12月 | ||||
死闘 | 1991年1月 | 1991年2月 | |||
証明 | 1991年3月 | ||||
慚愧 | 1991年4月 | ||||
落涙 | 1991年5月 | ||||
看破 | 1991年6月 | ||||
霊剣 | 1991年7月 | ||||
疑心 | 1991年8月 | ||||
盗賊 | 1991年10月 | ||||
落花 | 1991年11月 | ||||
街道 | 1991年12月 | ||||
評定 | 1992年2月 | ||||
鬼面 | 1992年3月 | ||||
無刀 | 1992年4月 | ||||
悪童 | 1992年5月 | ||||
別離 | 1992年6月 | ||||
決闘 | 1992年7月 | ||||
殉死 | 1992年9月 | ||||
父子 | 1992年11月 | ||||
赤面 | 1993年1月 | ||||
客分 | 1993年3月 | ||||
血縁 | 1993年4月 | ||||
風聞 | 1993年5月 | ||||
水鏡 | 1993年6月 | ||||
家宝 | 1993年7月 | ||||
痛恨 | 1993年8月 | ||||
幻術 | 1993年11月 | ||||
流転 | 1993年12月 | ||||
俊才 | 1994年3月 | ||||
涅槃 | 1994年4月 | ||||
怒髪 | 1994年6月 | ||||
裁断 | 1994年7月 | ||||
絶食 | 1994年9月 | ||||
激流 | 1994年10月 | ||||
殺生 | 1994年11月 | ||||
感情 | 1994年12月 | ||||
忠臣 | 1995年2月 | ||||
武名 | 1995年3月 | ||||
餌食 | 1995年4月 | ||||
異聞 | 1995年5月 | ||||
遊女 | 1995年6月 | ||||
辻斬 | 1995年7月 | ||||
消滅 | 1995年8月 | ||||
衣冠 | 1995年9月 | ||||
暗黒 | 1995年10月 | ||||
安穏 | 1995年11月 | ||||
参陣 | 1995年12月 | ||||
空虚 | 1996年1月 | ||||
精妙 | 1996年2月 | ||||
不滅 | 1996年3月 | ||||
地獄の辰・無残捕物控 | 首なし地蔵は語らず | 小説宝石 | 1971年9月 | 1971年10月 | 首なし地蔵は語らず/地獄の辰犯科帳 |
夜鷹が水を欲しがった | 1971年11月 | ||||
縁切り寺で女は死んだ | 1971年12月 | ||||
水茶屋の闇を突く | 1972年1月 | ||||
半鐘が赤い雪に鳴る | 1972年2月 | ||||
瓦版に娘が欠けた | 1972年3月 | ||||
賽は知っていた | 1972年4月 | ||||
地下牢は凍てた | 1972年5月 | 岡っ引きが十手を捨てた/地獄の辰無残帳 | |||
水子が雨に死を招く | 1972年7月 | ||||
流人が川に憎悪を呼んだ | 1972年8月 | ||||
一に叩かれ二に縛られ | 1972年9月 | ||||
刀懸けが女湯にあった | 1972年10月 | ||||
小判二十枚が重かった | 1972年11月 | ||||
花魁の煙管が折れた | 1972年12月 | ||||
岡っ引きが十手を捨てた | 1973年1月 | ||||
業火に旅立小田原宿 | 1974年2月 | 明日は冥土か京の夢/地獄の辰非道帳 | |||
毒が笑った田子ノ浦 | 1974年3月 | ||||
狙う命が松の羽衣 | 1974年4月 | ||||
無用な指が大井川 | 1974年5月 | ||||
三度も顔を新居ノ関所 | 1974年6月 | ||||
その手は桑名の長十手 | 1974年7月 | ||||
闇に鳴るのは鈴鹿峠 | 1974年8月 | ||||
三羽烏に逢坂の関 | 1974年10月 | ||||
明日は冥土か京の夢 | 1974年11月 | ||||
闇夜の逆転 | 別冊小説宝石 | 1998年12月 | (単行本未収録) | ||
半身のお紺 | お怨み申しません | 小説現代 | 1973年7月 | お怨み申しません/女無宿人非情旅 | |
梅は散り果てて候 | 1973年8月 | ||||
お紺参ります | 1973年9月 | ||||
想い涸れましょうや | 1973年11月 | ||||
この涙お笑い下さい | 1973年12月 | ||||
心遣は無用にて候 | 1974年1月 | ||||
さだめが憎い | 1974年2月 | さだめが憎い/女無宿人無残剣 | |||
束の間の夢にて候 | 1974年4月 | ||||
虫の音も消えました | 1974年5月 | ||||
天罰でしょう | 1974年6月 | ||||
龍は昇天致し候 | 1974年7月 | ||||
聞こえませぬ | 1974年8月 | ||||
醒めて疼きます | 1974年9月 | 醒めて疼きます/女無宿人愛憎行 | |||
紅が眼にしみます | 1974年11月 | ||||
吹雪は去りました | 1974年12月 | ||||
鈴も一緒に棄てました | 1975年1月 | ||||
果てなき旅にて候 | 1975年2月 | ||||
音なし源捕物帳 | 光る闇 | 週刊小説 | 1975年1月3日 | 花嫁狂乱 | |
夜桜の涙 | 1975年1月31日 | ||||
暗夜の花道 | 1975年2月14日 | ||||
鶴の八番 | 1975年2月28日 | ||||
“さ”の字殺し | 1975年3月14日 | ||||
遠い音 | 1975年4月4日 | ||||
花嫁狂乱 | 1975年4月18日 | ||||
鬼の貌 | 1975年5月2日 | ||||
黄金の仏像 | 1975年5月23日 | ||||
雨吹き風降る | 1975年6月6日 | ||||
賭けた浪人 | 1975年6月20日 | 湯治場の女 | |||
霜柱は笑う | 1975年7月4日 | ||||
木枯しの辻 | 1975年7月18日 | ||||
湯治場の女 | 1975年8月1日 | ||||
凍った三日月 | 1975年8月15日 | ||||
赤い初雪 | 1975年8月29日 | ||||
罪なお年玉 | 1975年9月12日 | ||||
薮入りの留守 | 1975年9月26日 | ||||
死の初伊勢 | 1975年10月10日 | ||||
梅の声 | 1975年10月24日 | ||||
消えた花嫁 | 1975年11月7日 | 盗まれた片腕 | |||
甘い毒薬 | 1975年11月21日 | ||||
夜の花吹雪 | 1975年12月5日 | ||||
子の刻参り | 1975年12月19日 | ||||
斑らの蝶 | 1976年1月16日 | ||||
盗まれた片腕 | 1976年1月30日 | ||||
長屋の賭け | 1976年2月13日 | ||||
飛ぶ稲妻 | 1976年2月27日 | ||||
笛の女 | 1976年3月12日 | ||||
革財布の中身 | 1976年3月26日 | 猫の幽霊 | |||
捨子のお恵 | 1976年4月19日 | ||||
江戸を去る朝 | 1976年5月3日 | ||||
盗人嵐 | 1976年5月17日 | ||||
嘲笑う墓 | 1976年5月31日 | ||||
猫の幽霊 | 1976年6月14日 | ||||
歓喜の辻君 | 1976年6月28日 | ||||
逃げた七百両 | 1976年7月12日 | ||||
塒のない男 | 1976年7月26日 | ||||
野良犬と蝶 | 1976年8月9日 | 浮世絵の女 | |||
宿場女郎 | 1976年8月16日 | ||||
浮世絵の女 | 1976年9月6日 | ||||
キツネ憑き | 1976年9月20日 | ||||
女難の纏 | 1976年10月4日 | ||||
満月に怒る | 1977年9月2日 | ||||
女房殺し | 1977年10月14日 | ||||
人質騒動 | 1977年11月11日 | ||||
師走の血 | 1977年12月23日 | ||||
渡世人“乙姫” | 利根川に孤影を斬った | オール讀物 | 1972年11月 | 嘉永二年の帝王切開 | |
天竜川に椿が散った | 1972年12月 | ||||
大井川を命が染めた | 1973年1月 | ||||
久慈川に女が燃えた | 1973年3月 | ||||
笛吹川に虹が消えた | 1973年5月 | ||||
吾妻川に憎悪が流れた | 1973年7月 | ||||
千曲川に怨霊を見た | 1973年9月 | ||||
命を競う小田原宿 | 週刊小説 | 1978年3月31日 | 嘉永三年の全身麻酔 | ||
女郎が唄う三島宿 | 1978年4月14日 | ||||
肌が溺れた島田宿 | 1978年4月28日 | ||||
波が叫んだ新居宿 | 1978年5月12日 | ||||
夢が流れた岡崎宿 | 1979年4月13日 | ||||
潮に棹さす桑名宿 | 1978年5月26日 | ||||
水子が騒ぐ追分宿 | 1978年2月10日 | 1978年2月17日 | 嘉永四年の予防接種 | ||
仏が逃げた馬篭宿 | 1978年2月24日 | 1978年3月3日 | |||
娘が燃えた塩尻宿 | 1978年3月10日 | 1978年3月24日 | |||
炎が仇の松井田宿 | 1978年6月9日 | ||||
情が死んだ深谷宿 | 1978年6月23日 | ||||
風が慕った浦和宿 | 1979年4月27日 | 1979年5月11日 | |||
昔を売った粕壁宿 | 1978年8月18日 | 嘉永五年の人工呼吸 | |||
息吹が若い鹿沼宿 | 1978年9月1日 | ||||
音が砕けた梁田宿 | 1978年9月15日 | ||||
涙が散った矢板宿 | 1978年9月29日 | ||||
雪が笑った氏家宿 | 1979年2月16日 | ||||
掟を棄てた岩槻宿 | 1979年5月25日 | ||||
噂が泣いた府中宿 | 1978年7月7日 | 嘉永六年のアルコール中毒 | |||
闇が怒った小仏宿 | 1978年10月13日 | ||||
心が走った大月宿 | 1978年7月21日 | ||||
顔が凍った甲府宿 | 1978年8月4日 | ||||
桜が消えた戸塚宿 | 1979年3月16日 | ||||
縁が切れた掛川宿 | 1979年3月30日 | ||||
鬼怒川を冥土へ越えた | オール讀物 | 1973年11月1日 | |||
お庭番記録十一の寅 | 羽後の国に死す | 週刊言論 | 1971年10月1日 | 1971年10月29日 | 相模の国に斬る |
加賀の国に燃える | 1971年11月5日 | 1971年12月3日 | |||
相模の国に斬る | 1971年12月10日 | 1972年1月14日 | |||
越後の国へ去る | 1972年1月21日 | 1972年2月18日 | 薩摩の国に殪す | ||
備前の国は遠く | 1972年2月25日 | 1972年3月24日 | |||
薩摩の国に殪す | 1972年3月31日 | 1972年6月23日 | |||
追放者・九鬼真十郎 | 江戸の夕霧に消ゆ | 月刊小説 | 1977年6月 | 江戸の夕霧に消ゆ | |
街道の青い鬼 | 1977年7月 | ||||
地獄の声か娘たち | 1977年8月 | ||||
さすらいの狼 | 1977年9月 | ||||
むらさきの姫君 | 1977年10月 | ||||
恐怖の村祭り | 1977年11月 | ||||
師走の風に舞う | 1977年12月 | 美女か狐か峠みち | |||
雪に桜の影法師 | 1978年1月 | ||||
美女か狐か峠みち | 1978年2月 | ||||
禁じられた助太刀 | 1978年4月 | ||||
死んだ女の用心棒 | 1978年6月 | ||||
鉄火場に鶯が啼く | 1978年8月 | ||||
無宿人御子神の丈吉 | 峠路は遠かった | 週刊現代 | 1971年7月29日 | 1971年8月19日 | 無宿人 御子神の丈吉〈1〉 |
牙は引き裂いた | 1971年8月26日 | 1971年9月23日 | |||
女は雨に煙った | 1971年9月30日 | 1971年10月28日 | |||
銀色の命に哭いた | 1971年11月4日 | 1971年12月2日 | |||
雪降る里に消えた | 1971年12月9日 | 1972年1月6日 | |||
土塊の音が響いた | 1972年1月20日 | 1972年2月17日 | 無宿人 御子神の丈吉〈2〉 | ||
夕闇に女郎は死んだ | 1972年2月24日 | 1972年3月23日 | |||
川風に過去は流れた | 1972年3月30日 | 1972年5月25日 | |||
黄昏に閃光が翔んだ | 1972年6月1日 | 1972年7月6日 | |||
人形は野分に舞った | 1972年7月13日 | 1972年8月10日 | 無宿人 御子神の丈吉〈3〉 | ||
地獄へ影は走った | 1972年8月17日 | 1972年9月21日 | |||
土砂降りの天を突く | 1972年9月28日 | 1972年10月26日 | |||
街道は死を待った | 1972年11月2日 | 1972年12月7日 | |||
脇本陣の娘が迫った | 1972年12月14日 | 1973年1月13日 | 無宿人 御子神の丈吉〈4〉 | ||
用心棒は裏切った | 1973年1月22日 | 1973年2月26日 | |||
幻の太陽は沈んだ | 1973年3月8日 | 1973年5月10日 | |||
潮来の伊太郎 | 大利根の闇に消えた | 週刊読売 | 1973年2月3日 | 1973年3月3日 | 大利根の闇に消えた |
笹子峠の月に映えた | 1973年3月10日 | 1973年4月7日 | |||
沓掛宿で女が酔った | 1973年4月14日 | 1973年5月12日 | |||
木曽路を嵐が走った | 1973年5月19日 | 1973年6月16日 | |||
三度笠は朝に去った | 1973年6月23日 | 1973年7月21日 | |||
怪談・熊谷宿大黒屋 | 1973年7月28日 | 1973年8月25日 | 決闘・箱根山三枚橋 | ||
貸元・鬼神丸の伊蔵 | 1973年9月1日 | 1973年9月29日 | |||
決闘・箱根山三枚橋 | 1973年10月6日 | 1973年11月3日 | |||
心中・東海道薩?峠 | 1973年11月10日 | 1973年12月8日 | |||
名月・武州殺生ケ原 | 1973年12月15日 | 1974年1月19日 | |||
流れ星・破れ編笠 | 暁に去る | 週刊小説 | 1972年2月11日 | 流れ星・破れ編笠 | |
女を見た | 1972年2月18日 | 1972年2月25日 | |||
闇を突く | 1972年3月3日 | 1972年3月10日 | |||
敵を救う | 1972年3月17日 | 1972年3月24日 | |||
心を灼く | 1972年3月31日 | 1972年4月14日 | |||
死に座す | 1972年5月19日 | 1972年6月2日 | |||
狂に舞う | 1972年6月9日 | 1972年6月23日 | |||
辻に断つ | 1972年6月30日 | 1972年7月7日 | |||
影に怒る | 1972年7月14日 | 1972年7月21日 | |||
風に背く | 1972年7月28日 | 1972年8月11日 | |||
魔を制す | 1972年8月18日 | 1972年9月15日 | |||
無に瞬く | 1972年9月22日 | 1972年10月20日 | |||
露に伏す | 1972年10月27日 | 1972年11月24日 | |||
幻に帰す | 1972年12月1日 | 1972年12月29日 | |||
孤に嗤う | 1973年1月12日 | 1973年2月9日 | |||
お助け同心 | 少女の恋 | 夕刊フジ | 1991年3月12日 | 1991年4月9日 | 八丁堀・お助け同心秘聞 |
不倫の危機 | 1991年4月10日 | 1991年5月11日 | |||
夫婦の関所 | 1991年5月14日 | 1991年6月8日 | |||
未亡人の時効 | 1991年6月11日 | 1991年7月11日 | |||
悪女の失敗 | 1991年7月12日 | 1991年8月10日 | |||
魔性の火事 | 1991年8月13日 | 1991年9月7日 | |||
誘拐 | 1991年9月10日 | 1991年10月12日 | |||
姦夫殺し | 1991年10月15日 | 1991年11月16日 | |||
左門次走る | 1991年11月19日 | 1991年12月28日 | |||
恥ずかしい | 1992年1月7日 | 1992年2月1日 | |||
毒薬と小町娘 | 1992年2月4日 | 1992年2月29日 | |||
襲われた男女 | 1992年3月3日 | 1992年4月18日 |
記述方式は、連作のものと合わせている。初出誌欄が空欄のものは直上のものと同じ――といった点である。また、収録短編集は、全集として、初めて揃った出版社のものを記載することを基本とした。
“地獄の辰”シリーズは、かなり離れて一編のみ書かれた作品が書籍未収録と思われるため、その表記とした。これがほぼ唯一の例外で、あとは、それなりに規則正しい掲載ペースの作品が並んでいると思っている。
最大の例外が「渡世人“乙姫”」シリーズで、《週刊小説》での掲載日を注意すれば分かると思うが、連載された順番と、収録された書籍が一致していない部分がある。実際、地名の順に書かれていないのだ。さすがに、これを初出順にすると訳が分からなくなるので、書籍収録順に合わせた。初出リストとしては、むしろ分かりにくいかも知れないが、こればかりはやむを得ないと思っている。
※ なお、“潮来の伊太郎”シリーズの、「心中・東海道薩?峠」の“た”の字が、サイト上では化けてしまうようだ。“土へんに垂”と書く字で、静岡県の清水・由比に実在する峠なのだが、地図等でも漢字で書かれずに“さった峠”と表記されることもあるらしい。無理に外字表記することもないと思うので、この注釈にとどめておく。
とりあえず、上げるだけあげますが、随時直して行きます。
こんなリストでも、多少は何らかの参考になると信じて……。
戸田和光