リッツマースという専用の「刻みゲージ」を用います。刻みゲージの先端は鋭い刃がついていて、舟形の折り曲げの中心を中心にして短い円弧を描く感じでマークできます。折り曲げた先端に刻みゲージの肩を当てて、まずチューブの先端の位置、ワイヤーの位置、スクレープの位置、これらを両面にマークします。
写真はスクレープ長12ミリにするために、半径13ミリの短い円弧を刻みつけているところです。スクレープ長を15ミリにしたいケースは一段長い半径16ミリの円弧を描くこともできます1ミリ分長いのはリードの先端をカットして2枚舌にする際の切り落としのためです。
次に今削ったところにナイフで溝を切り込みます。ちょうどこおろぎとか昆虫の背中が開く感じで両側をそれぞれ3分割します。この時刃はなるべく水平に入れておきます。こうすると舟形をチューブにつける際に6本足の「タコさんソーセージ」ができるはずなのです。3分割した真ん中はツルツルしていて糸巻きがズレやすいので、長さ方向にほぼ等間隔に9箇所のヤスリを入れて、外皮を削ります。最近は1箇所しか入れてません。
次にはんだごての先端を加工して作ったマンドレルを用意し、船形を差し込んでみます。通常はマンドレルで充分ですが焼き入れができるように私が自作したのです。まだ加熱はしません。実際のところどこまで焼き入れをしたら良いのかすべきなのかはまだ分かりません。針金の位置を大体確認したらば一旦外します。