グラフ用紙の上に広げた丸材:グロタン20本(上の列)、ロレ−10本(下の列)、4分割用小刀とカッター。特にどのメーカが良いということはなく、むしろ一つ一つの個性があるようだ。茶色の斑点がある方が良いとも、白い方が良いとも、黄色い方が良いとも。葦の長さ方向に水を運ぶための太い筋(植物の導管)が外皮近くに入っているのは避けるべきだろう。この外皮から約0.6mmほど内側までがリードとして用いられるので、穴の内側の面はあまり考慮しなくて良いだろう。
フランス式はもっと細い丸材を3分割するので、わざわざ3分割用の工具を用意しなくてはならない。その点ウィーン式の方が楽かもしれない。
丸材1本から4つずつ割り出したものを積み上げた。リード120本分の材料となる。このあとすぐにガウジングマシーンで内側を削り出すなら、水に一晩浸す。ガウジングマシーンにもよるが、コツをつかむ必要がある一方、疲れる作業なので、3日程度にに分けてやることにした。
翌日削る予定の40本を一晩水に浸しておく。
ガウジングマシンにカマボコ状態にしたいリード材を乗せて左端を固定したところ。切削歯は向こう側に倒してある。この位置でリード材の左側半分強が削れる予定である。ただし固定した左端付近は削られない。右端は固定されないので切削歯を往復させているとバタバタする。また切削歯が取り付けられている重いパーツ(カンナ)を強く押しつけて往復すると厚い削りカスが出て、早く仕上がるかもしれないが、リード材が縦に割れてしまったり、切削歯がいたむと思われる。
切削歯が動かせるストロークは半分より少し右側までしかない。ある程度左側を削ったら、一旦リード材をはずして、左右を入れ替えてからまた固定する。さっき右側だった部分が左側になっているので全体が削れることになる。