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ゴマ:俺は、どうして今ここにいるのだろう。何でこんな狭いところに追いやられているのだろう。俺が犬だからか、いや違う、つい最近までは、家中どこにいても良かったのにいまでは、家の裏と台所だけだ。何たる屈辱、この家の主たる俺様にこんな狭い空間だけが、行動範囲とは、許せん!!
ゴマ:この状況を何とか打開し、再び洋間でクッションで遊ぶんだ。しかし、あの鉄格子をどうやって越えるかが問題だな。俺様のジャンプ力をもってしてもあれを越えることが出来ないし、体重をかけてみたがびくともしなかった。ぬぬぬ、この鉄格子は思ったよりも頑丈に出来ているようだ。 ゴマちゃんは予想以上の頑丈さに、しばらく考えこんでいた時であった。「ゴ〜〜〜ン、ゴ〜〜〜ン・・・・・ゴ〜〜〜ン」 ゴマ:うん!、もう夕方5時か、ついつい考え事をしているうちにこんな時間になってしまったか。しかし、いい作戦が思いつかないものだな 母 :ゴマちゃ〜〜ん、ご飯やで〜〜〜 ゴマ:おっ!、やっと夕食か なんだよまた、ドックフードかよ、たまにはもっと豪勢な料理を出せんのかよ 母 :ゴマ〜、ご飯いらへんのか?食べたないんか〜? ゴマ:食べるよ、食べたらいいんだろう、まったくうるさいやつらだぜ人間というやつらは、それに俺様は人間より偉いんだぜ、命令すんなよな(怒) 数十秒後 ゴマ:ふう、食った、食った 相変わらずいつものドックフードの味だったぜ、さてと、飯も食ったしゆっくりと鉄格子を壊す作戦でも考えるか だが、しばらくして、ゴマちゃんの体に異変が起こった。 ゴマ:この鉄格子を破る方法は・・・・・うっ!!、し、しまった。また人間どもが、ご飯の中に睡眠薬を入れやがったな・・・くそっ!・・せめて、寝床まではもってくれ・・・ううう、だ、だめだ・・・俺様の命もここまでか〜〜〜・・・おやすみ・・・ZZZzzz こうして、ゴマちゃんは寝てしまったのだが、決して睡眠薬など餌には入っていない、単なる満腹感からくる睡魔であった。果たして、ゴマちゃんはあの鉄格子を突破できるのであろうか 次号に続く |
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