今回は昨年の福島産の長ナスの種の残りを使って栽培してみます。
種の有効期限は平成24年9月、発芽率が85%となっていますが、発芽するかどうか。
品種:久留米長茄子(アタリヤ) 生産地:福島県 ・・・昨年の残り種
蒔き溝は3cm間隔で、種の間隔は2cmで、発芽するか心配なので育苗箱に目一杯蒔きました。
手順通り、発芽するまで新聞紙で覆っておきます。
でも、今日は4月並みの暖かさですが、明日はもっと暖かくなるそうだ。
いや〜驚きました!発芽の予定は4月の初め頃と思っていたのに、発芽しちゃいましたよ。なにげなく新聞紙をめくったら、よれよれになった双葉があるではないか。最近、3月のわりには暖かい日が続いたせいかもしれませんね。
上は翌日の様子です。
とにかく、発芽が早すぎます。温室だと、このくらいの期間で発芽するのでしょうかね。
込み入っている所を間引きをしてから1週間後、本葉がそろそろ大きくなってきました。
昨年の同じ時期の苗の成長より早いですね。
ポット上げ直前の様子
今回は9cmのポットに10個を上げしました。
昨年の苗と比較すると、今年の葉の色はナスらしい紫色をしています。同じ種ですよ、去年の種ですけど。
本葉2枚くらいでポット上げします。
今回はしっかりとした本葉が2枚確認できました。
昨年と同じく、ピーマンと同じ所に栽培するので、6ヶ所の穴に30cmの深さに土と良く混ぜ合わせ、上から土を被せ、鶏ふん50gをばらまき、良く混ぜておきます。
1穴には、牛ふん堆肥:1kg、鶏ふん:50g、熔リン:10g
5月5日
消石灰を散布の様子
12日の苗の様子です。
ただ、今年はキュウリが、アブラムシか病気かなんかに遭い、全滅しました。 この時はなんの手も打たなかったのですが、ナスも同じような症状になり、よく見ると本葉の中にアブラムシの様な虫がて、キュウリと全く同じ症状なので不本意ながら、「ベニカグリーンVスプレー」という薬を使いました。
アブラムシが原因かは不明ですが、葉が外側からみるみる枯れてきます。
このままだとナスも全滅になるので仕方なく薬を使いました。使用後は上の12日の様に綺麗なナスの苗に育ってきました。ただし、苗の時にしか使いません。
なんとか立派に育ちましたので、3株を選んでの定植です。4〜5枚の本葉で移植しますが、背丈が6cmでずいぶん低いですが葉は結構大きいですね。露地に植えるとみるみるうちに大きくなりますよ。
充分水を与えておきます。
ピーマンの隣(上3株がピーマンです)に定植します。大きく見えますが、本葉が大きいんですよね。
上から見ると大きいですが、背丈は6cmしかありません。
今年も順調に生長していますが、昨年より1週間程早く蕾が出来ました。
つぼみ
27日の蕾よりも早く別の株に1番花が咲いたので紹介します。
1番花ですね。
長〜いナスですね。長ナスですから。今年はたくさん成りそうな感じです。すでに2番目と3番目の蕾が出来ていますから。
長さ23cm、太さ3cmの長茄子、地面に突き刺さってていたので収穫しました。
もうちょっと太くなるような感じですが、そろそろニジュウヤホシテントウの幼虫に気を付けないといけない時期になってきましたが、その前にオンブバッタの子供の来襲が始まっています。せっせと朝夕、出来るだけ網で捕獲しています。
1本だけでしたが、後ろにチラッと次のナスが待っていますよ。
これは大きい!長さ28cm、太さ4cm、第1号の後ろにチラッと見えてた2本目の収穫です。1本だけですが、先日と比べると大きいのがわかりますね。
またまた、後ろにチラッと次のナスが待っています。
背丈は葉の先端まで90cmはあります。朝や曇りの日の葉はピ〜ント張っていますが、陽が当たってくるとヘナヘナと萎れた感じになりますね。
この日は曇っていたのですが、一瞬陽が射したので全体を撮影でき、また激しい雨が降りそうなので収穫しておきました。
ザルからはみ出し、長さ30cm、太さは4cmですね。
ところで、第2号を収穫の時、後ろにチラッと見えていたナス。90度曲がっての収穫でした。(1本だけ)
この時、トマトも収穫したので一緒に撮っておきました。
この後、10月6日まで収穫が続きました。ご苦労さまでした。