今年もポットに種を蒔いてからプランターに定植します。
トウガラシは「鷹の爪」で翌年の木酢エキスの材料に使います。
昨年と同じようにポットに種を蒔くところから記録していきます。
品種:鷹の爪(サカタのタネ)・この種子は農薬は使っていません 生産地:中国
今回は腐葉土を変えてみました。
「十万年腐葉土」という木の葉の原形が無い、殆ど土化しているものです。腐葉土:6、培養土:4位の割合で用土を作りました。
やはり肥料無しです。約2cmくらい離して5粒まきます。
土は薄くかけ、たっぷり水を与えておきます。
予定どおりの日に発芽しました。
同種なので発芽のタイミングは殆ど一緒でしたね。
右の青っぽいところが双葉でしょうか、真ん中に分かれ目があるのが見えます。
ほんの数ミリ程度で、この一つだけで、他の種はまだ発芽しそうにはありません。
かなり発芽にばらつきがありますね。
種の皮付きがあったので、ついでに記録してみました。
左は18日発芽した双葉の様子です。
なかなか本葉が出てこなかったのですが、ようやく出始めてきました。
種まきから1ヶ月近くかかっています。
待望の本葉の出始めです。
本葉も大きくなり、間引きをしますが、7ポットのうち1つポットに1,2個しか発芽しないものもあり、発芽率があまりよくありません。
4株しか栽培しないので良いかもしれませんが心配なのでもっと多くポットで育苗した方が安心かも。
間引き直前
間引き直後
昨年と同じ様に基本用土を作りますが、今回は「かきがら石灰」を使用しました。
培養土(肥料無し):13L、黒土:5L、かきがら石灰60gを良く混ぜ合わせ、20リッターのプランターに二つ分作ります。
今回は20L のプランターを2個使いました。
良く混ぜ合わせた後、プランターに戻し、水をかけて1週間ほど寝かせておきます。
なぜか1番右の苗の本葉が他と比べると大きく育っています。が、本葉の数としては他の苗の方が多いようですが。
他も同じように若いときは他より大きくても時間が経てば逆転する場合もあるようですね。
今回は、プランターに良さそうな苗を4つ選んで定植しました。前回はプランター上で間引いたのですが、やはりこの方が定位置に植えることが出来ますね。(当たり前か?)
株間が25cmになりました。もうちょっとあった方がベストかな。
定植から1ヶ月ほどで蕾が出来ましたが、昨年に比べ株全体は大きく生長していますが、今回は何故か大きくなり始めるころ葉が縮れてきました。
肥料のバランスが悪いのかな。
右は7月6日の様子ですが、このくらい縮れていると殆ど大量のアブラムシなのですが、葉の裏には居ません。表に赤いハダニのようなものが少しはいますが。
とりあえず追肥として、9日に鶏ふんを施しておいたので様子をみてみます。
昨年は全体が赤くなってからの収穫でしたが、今年は20日ごろから赤くなりはじめ、この日に真っ赤になった8本と、赤くなりはじめの11本を切り取って収穫してみました。
カラカラに乾燥してから真っ赤な唐辛子は食用に、赤くなりはじめは木酢エキス用に使います。
と言っても、赤くなる直前って、このへんかなあ?
(右側)
縮れていた葉は綺麗になっています。原因はなんでしょうね、気温のせいでしょうか、とにかく6月20日からず〜っと暑い日が続きましたからね。
今年は切り取りながら収穫して順次乾燥させ、この日までにザルいっぱいになってきました。
ところで100円ザルなんですが、もうボロボロになってきました。
9月2日の様子。次々と赤くなってくる。
この後も、少し残っている赤い実を収穫して完全に乾燥すれば今年の作業は終了です。
これで最終収穫です。すでに他の株は終わっていて、この1株が残りました。赤くなっている実を摘んで今年の収穫は全て終了です。
このまま乾燥させれば出来上がりですね。