竹の子カッターの解説

UーTUBEによる皮むきの動画がUPされています。眼で見て確かめてください。

竹の子の断面
 

写真を見ていただくと先から約7~8cmは、皮だけです。これはネマガリダケの平均的な値です。
ただし、 ネマガリダケは生育環境により、実の先端の位置 太さ、皮の厚さ固さ 色、実の柔らかさ 
食感 食味などが変わる場合があります。状況を把握して、適切に使用してください。


阿部流竹の子皮むき術 

竹の子の反りあがったほうを上に向けて挿入します。反った内側を切り込むことになります。

      

竹の子を深く切り込むには、親指でボタンをしっかり押さえたまま、竹の子カッターに押し込みます。竹の子の先が7~8cm突き出たら、ボタンから指を放しさらに押し込み、押し込みにくくなったら

手を持ち替え竹の子の先を引っ張って引出します。写真下参照。
 
この間の切り込みは最初は深く切り込みが入り、親指を放してからは
竹の子に食い込んだ刃が徐々に浮き上がります。やがてバネの力で根元に近い最後の一皮を切り込みます。


 
切り込みが済んだら、先から7cm~8cmにある実の先端部分を手前に折り曲げると、実が見えてきます。
これなら爪を立てなくても両手の親指を左右の皮に当てて上から順番にパリパリと音を立ててむくことが
できます。このむきかたは「阿部流皮むき術」というむき方です

    

皮がきれいにむけました
 

内部構造

 竹の子カッターの内部の写真です。中央前方にある上から垂れ下がっているのが鋼鉄製の刃です。
筒の中に挿入された竹の子は刃により縦に切り込みが入れられます。直接刃に触れないので安全です。

このように出口は上下可変にできていて、竹の子の太さが変わっても高さを自由に変えることができます。