【新を求めるならば基本を大切にする!!】 …[ 倫理法人会 ]…2004年9月3日作成
優秀な成果をあげる人や集団、企業には、共通項がいくつもあると思います。
私が最近興味をもっているのも、実は、私と同業の『生命保険のセールスマン』で、常にトップセールスの人たちの共通項です。
スポーツや芸能の世界、学問やその他の世界においても、
一番強くてライバルに恐れられているのは、愚直なまでに
基礎・基本・定石
を忠実に守り続けている人や集団みたいですね。
私の会社の全国トップの営業マンも正に
『愚直なまでに基礎・基本・定石を忠実に守り続けている人』
ですし、昨日初めて一緒に飛び込み訪問した、
セクションの違う女性トップセールスレディーWさん(約7000人中、常にトップ10)も恐ろしいくらい基本に忠実な活動をされていました。
【昨日はカルチャーショックの連続でしたよ!】
ところが、普通の営業マンというか、並の営業マンはにとって、それは地道で平凡なことゆえ、時として退屈で辛くなり、ついつい目新しいことや新しい技術を身につけたくなるものです。(悲しいかな、これは私にも当てはまります)
≪超一流といわれる人たちは、どのようにしてその欲を乗り越えているのでしょうか?≫
彼らは「将来の楽しみ、期待、願望、欲望、夢」といったものに欲望を置き換え、奇をてらわず、足下の行動を一歩一歩と積み上げ、未来の自分を形作っているのです。
当たり前で平凡なことを徹底して続けているうち、成果につながった例が、今週の倫理法人会のFAX資料で紹介されていました。
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吹奏楽コンクール全国大会で、金賞、銀賞の受賞16回という
千葉県柏市立柏高校吹奏楽部。同部は昭和53年の開校と同時
に、部員14名でスタートしました。
指導に当たった石田修一教諭は最初の頃は給与や賞与から天引き貯金して、同部の費用に充てたといいます。そのような情熱が部員にも伝わり、熱心に努力を続ける中で、石田教諭はふと考えました。
(全国のトップクラス校にあって、わが部にかけているのは何だろう?)
さっそく全国のトップ校を訪問して調べてみると、常に上位入賞をしている吹奏楽部には次の三点がしっかりと実践されていることが分かったのです。
それは、
1、挨拶、返事が素晴らしい。
2、掃除が徹底している。
3、後始末が早くて見事である。
ということでした。
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つまり技術以前の問題として、演奏に携わる一人ひとりに人間としての基本がしっかりと身についていなければ、何かを新しく学んだとしても、いつまでたっても上達はしないということらしいです。
そういった意味では、昨日のWさんとのJ・W(ジョイントワーク)は、とても大事な基本の大切さを考えさせられました。
今度のOSS(大分セールスマンスクール)での議題にもいいかも・・・と思いました。
皆さんの仕事でも必ずトップクラスの成果を上げている方には何かしらの共通項がありませんか?
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