完全に信じてしまった挙句の果てに・・・ [ 小出し的営業テクニック ]
2004年8月25日作成
注意!!今日の日記をお読みいただく前に、必ず昨日の日記から読み返してください!!
さて!
お目当ての店についた。
ここが運ちゃんの言う、最高の店かぁ・・・
お店の名前『べ○サ○ユ』
『・・・。なんだか一昔前のネーミングだなぁ・・・』
運ちゃんはニコニコしながら、お店の前に車を停めた。
そして、おもむろにこう叫んだ。
運ちゃん『店長〜っ!』
店長らしき人物が後部座席を開けてくれた。
運ちゃん『店長、今日ね、大事なお客さんを連れてきたから、
私の顔で20,000円を、18,000円にまけてあげてよ!それからね、
このお客さんのタクシー代、店長のお店で出してあげて!!』
【なんということでしょう・・・。(ビフォーアフターみたい)夢見たい・・・こんないい人世の中にいたんだぁ・・・】
運ちゃんは最後にこう言った。
運ちゃん『ちょうど1時間くらいに迎えにくるから。。。楽しんできよ!』
我々『ト○モトさん、ありがとう!!じゃまた後で!!』
【いつのまにか我々は運ちゃんのことを名前で呼んでいた。】
。。。。。。。。そして、1時間経過後。。。。。。。。
【待合室に次から次に帰ってくる仲間達は、それぞれ全く浮かない顔で戻ってきた。】
聞いてた話と全然ちがうやんけ〜っ!!!!!!
と言いたいところだが、誰もそんなに怒る気配はなかった。
ん?!
よかったかって?
『ううん。』(TT)
全然。
ただ、みんなこう思っていた。
【ト○モトさんとは、きっとタイプが違うんだと!!・・・】と。
まだ疑うことを知らない状態(過去の日記:認知的不協和理論参照)
みんながそろったとこで店長がやってきてこう言った。
店長『お客さま、タクシーが参りました。』
【ト○モトさんに一応確認してみよう!!】
玄関を出て最初に思ったこと・・・・
なんだと思います?
『タクシー、違うや〜〜〜ん!!』
4人でハモリましたよ!そりゃもうきれいに!!
【ヤラレタ。。。。。。。。。。。】
見送りしてくれた店長がタクシーのドアをバタンッと閉めてくれた。
心なしか店長が笑っているように見えた。
ドアが閉まって、新しい運ちゃんが言った言葉。
新・運ちゃん
『お客さん、ダメだよ〜、あんな店いったら〜っ!?』
【ガ〜ン!!!】
新・運ちゃん
『あの店有名だよ!地元じゃダ〜レもいかないんだから・・・・。』
我々は既に放心状態だった。
店の中の出来事(悪夢)及び、誰を信じていいか、もう分からなくなってしまったこと・・・。
その後、タクシーの中で、その新しい運ちゃんが、
『もっといいとこがあるって・・・・』
と話していたが、我々4人、だ〜れも耳に入ってこなかった。
苦い沖縄の思い出、それは、顧客心理を考えてきて私が、まんまと顧客心理をつかれて放心状態になった、またまた大きな財産であった。(爆)
☆☆今日の気づき☆☆
『顧客心理を学ぶなら、自己防衛に使う勉強もしよう!!』
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『タクシーの運ちゃんのミッション!!』 …2004年8月24日作成
みなさんは覚えていますか?
私の過去の日記で、会社を経営したり、私みたいに個人事業主の場合、
「企業理念や経営理念、
ビジョンやミッションを定めなければならない」という話をしました。
そして、 そこには「存在理由」を記さなければならないし、
その存在理由を明確にすることが強い企業や強い自分を築く鍵を握っている。
と書きました。
実は今回、とてつもないタクシーの運ちゃんに出会いました。
それは、沖縄での2日目の夜のことです。
その夜、食事をどこでするか?が、
大分から表彰式に参加した5人の大きな問題でした。
【いや、本当のこというとその後の遊びが大きな問題でしたが…】
まぁ、それはいいとして、万座ビーチホテルからレンタカーを借りて、
我々は那覇の国際通りを目指しました。
ステーキハウスで満腹になった5人のうち、4人が考えたこと
は・・・
【さぁ、これからが本番!!】
目的地は前原という場所でした。
どうやらそこは、男性にとって天国らしく、事前情報収集に余念がなかったMさん、
たまたま通りで話しかけてきた一人のタクシー運転手に道を聞いたのが運のつき。
Mさん『あの〜、前原ってとこ行きたいんですけど〜』
運ちゃん『前原とか、な〜んも面白くないよ、どうせ行くなら
もっといいとこがあるよ』
Mさん『なんちゅうとこ?!』
運ちゃん『○○ちゅうとこだけど絶対そっちがいいって!』
Mさんはあとの3人にどうする?といった目線で同意を求めてきた。
【しかし、ここからの運ちゃんの行動がすばらしかった】
悩んでる私達の答えが出る前に、
車に戻っていきなり我々の横に車をつけてドアを開いた。
私達はある意味唖然としたが、そのあまりのスピードに、
手招きされるまま車に乗り込んでしまっていた・・・
運ちゃんは話し始めた…
運ちゃん『・・・沖縄のタクシーは昼のタクシーと夜のタクシーがあるとですよ、私は夜専門だからどうぞ安心してください!』
【タクシーに夜専門、昼専門なんてあるんだなぁ〜】
私達は感動した。
運ちゃんの話は止まらない・・
運ちゃん『私達タクシーの運転手は、沖縄に観光に来たお客さんに、少しでもいい思い出を作って欲しいですけんなぁ・・・』
【この運ちゃんなかなか人が良さそうだなぁ・・・】
いつしか我々はその運ちゃんの話に巻き込まれていっていた。
運ちゃん『私達は一人のお客さんの悪い口コミが一番心配なんですわ、一人が十人、十人が百人、百人が千人、千人が万人・・・だから、私達は真剣なんです!』
運ちゃん『お客さんに満足してもらうことが出来なくなってしまっては、沖縄の観光がダメになってしまうんですよ!』
【すごい使命感だ!このタクシーの運ちゃん、もしかして顧客獲得実践会?みたいな・・・。
私はここまで聞いて感動してしまっていた】
運ちゃんは続けた・・・
運ちゃん『私もつい数年前まで、東京で働いてましてね・・・、お客さん○○建設って知ってます?』
【え〜っ、超大手やん】
運ちゃん『そこで技術屋してたんですよ!だから、本土の人が喜びそうなとこ、ようわかりますんや・・・』
【そんな大手に勤めてて、ここでこんなに僕らのこと思ってくれてて、なんていいタクシーの運ちゃんに巡り合ったのだろう・・・ラッキー!?】
私なりに、車の中でそれまでの運ちゃんの言動に感動して振返っていた。
まず、いつものように分析。
1.迷ってる間に有無を言わさず、車を横付け、笑顔で手招き。
2.夜のタクシー専門だから、安心してください。と専門家だということをさりげなくアピール。
3.沖縄に来たすべてのお客さんに満足して帰って欲しいと、顧客第一主義をアピール。
4.口コミの怖さを語ることで、その意識(顧客第一主義)の高さをさりげなくすり込み。
5.自分の前職まで話題に持ち出し人間としての信用を今一度すり込み。
完璧だ!!
すばらしい!!
運ちゃん『私もね、男ですから、そう、月に2、3回はね〜行くんですよ、
お店を見にね!まぁ母ちゃんには内緒ですけどね・・・』
【でたー!“うっかり八兵衛攻撃”だ〜!!!】
必殺!人間味をだされたところで、私達はもう完全にその運ちゃんに感謝し、尊敬の念を覚えていた。
つづく。
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『笑いが人を集める。』 [ 元気のキーワード ] …2004年8月23日作成
一回書いた今日の日記、30分で削除しました。
こんなこと書いていいのかな?
そう考えて、みかりんに相談しました。
みかりんはこう言いました。
『それ、面白い!、今度、リアルで聞かせて〜っ!!』
確かに面白い!はず。
でも、ネタがネタだけに・・・
笑いがあるんだけどなぁ・・・。この話には。
もちろん、単なる笑いネタではないんですよ!!
ちゃんとしたマーケティングの話です。そりゃーもう!すごい集客と、詐欺テクニックの・・・。私は被害者。
まぁそんな感じで悩んでたら、目についた言葉、
『笑いが人を集める。人を笑わせよう。』
人を笑わせてみましょう。
笑わせることは、何かを教えたり、感動させたり、泣かせたりすることよりも、
難しいことに気がつきます。
人を笑わせるには、プライドが高すぎてもいけません。
腰を低くして、
失敗でも何でも、軽くさらっと披露して、
笑い飛ばさなくてはなりません。
人に笑われることを、
気にするようではいけません。
笑いのあるところには、自然に人が集まります。
笑わせる人になりましょう。
「仕事が楽しくなる50の習慣」より
よーし、もう一度トライ
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『きっとできる』。。。。 [ 心を磨く ] …2004年8月22日作成
一日で三日分の日記を書いたので、もし読まれてないのでしたら、遡って読んでみてくださいね!
私の昨日の日記のテーマは
『積極的思考と消極的思考の心の中での葛藤の第一歩』でしたが、
今日はその補足という意味で書き込みします。
いろんな考えがあると思いますが、自分は、
やはり成功体験の多い人がいろんな意味で強くなれるのかなぁ・・・と思います。
じゃ、負けっぱなしの人はどうにもこうにもならないのか・・・?
いわゆる成功体験の逆、失敗体験の多い人のことですが・・・
成功体験の多い人は自信に満ち溢れているように見えます。
実際そうですよね?
先日、ある人からこんなこと言われました。
『竹ちゃんさんと違って、私には自信ないからやめときます・・・。』
何をやめとくかという話は置いといて、私はこう言いました。
『自信は何から生まれると思う?』
『・・・。』
『自信は経験から生まれるんだよ!』
何も経験がなければ、自信は持てませんよね?
初めは誰でも初心者です。
現に、私はこの楽天日記は、始めてやっと一ヶ月です。
最初は何ーんにもわからなかったけど、“みかりん”さんはじめ、
いろんな方にアドバイスや、気づきをいただきながら何とかここま
できました。今はとっても楽しいです。はい。
いろいろ挑戦してみましょうよ!
一度経験すれば、
『やったことがある』
と思えます。
『これならばできそうだ』
と感じます。
実は最近また、経験は、成功したことだけではなく、失敗したこともプラスになるのかな・・・?
と思うようにもなりました。
なぜなら、失敗したことで正しい方法がわかるからです。
ねっ、小さな自信を積み重ねましょう!!
行動する時は、
『きっとできる』
と信じましょう!!
【『きっとできる』という信念を持とう。小さな自信を積み重ねれば身についてくる。】
「仕事が楽しくなる50の習慣」より
さて、今日から2泊3日で私は沖縄に行ってまいります。
会社の行事ですので、家族旅行ではないのですが、表彰式のあとの
2日間は自由行動みたいですので・・・
何をすると思います?
ナント、『読書』です。
持っていく本の題名は
『生きがいの本質』飯田史彦著 PHP
結構分厚い本です。
何もわざわざ沖縄で読書しなくても・・・と思うでしょ?
そう、その通り、あと一日はゴルフをしようと思います。
さぁ、明日の日記は、どこかのインターネットカフェからできるかな?
皆さんにやっぱり繋がってたいんで、何とか探してみます!!
では!
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信ずれば成り、憂えれば崩れる [ 倫理法人会 ] …2004年8月21日作成
『竹ちゃんにとってその法人会に参加する意味って何なん?』
そう聞いてきたのは、前日から大分に仕事でやってきて我が家に泊まった北九州の同期入社のD君だった・・・。
なぜそんな質問を彼がしてきたかというと・・・
今まさに彼がその会に、半ば無理やり連れて行かされている道中であり、
とても不安な気持ちからだったのだろう・・・
といっても私が無理やり誘ったのではない!
犯人はそう!やはりあの男、
“ごっちゃん”
なのである。
朝5時に起こされ、D君的には北九州に帰るはずだったとこに、
我が家まで迎えにきた“ごっちゃん”に強引に車に押し込まれてしまったのである。
昨日の晩、私はD君にこう言った・・・
私:『Dちゃん、大変申し訳ないんだけど、明日俺早いから、5時に起こしていい?』
D君:『わかった、例の法人会でしょ?僕もその時間に帰るよ!』
私:『Dちゃんも、もしよかったら、いっしょに来てみる?』
D君:『いや、帰るよ。』
とこんな感じだった。
それが、こうしてごっちゃんの車にD君が乗っているのは、ごっちゃんが遠慮しているD君に対して、
『まぁ、そげんいいなんな!』(まぁそんなに言わずに・・・の意)
といいながら、自分の車に押し込んだからだ。
車の中で、私はさっきの質問にこう答えた。
私:『僕がこの法人会に参加する意味は、自分との約束事なんだ、
毎週毎週、こうして決心をもってことに望む、昨日遅くまで飲んだから・・・、
今日はまだ眠いから・・・とかそんな言い訳や、だから無理かも・・・
なんて思いたくないもんね!そう、自分との約束なんよ!』
D君はうー−んと言ったまましばらく黙り込んでいた。
私はこう質問した。
私:『Dちゃんは何で、最終的に行こう!と思ったの?その心の動きを教えてよ?』
D君:『半分は帰りたい!という気持ち、あと半分は何かの縁だし行ってみようかなぁ・・
という気持ちがあって、最終的には後者の
何かの縁だし・・・っていう気持ちが勝ったのかなぁ・・・』
と答えてくれた。
そこで私はこう言った!
私:『Dちゃん、まさにそこなんだよ!誰しも日常のいろんな場面で、選択を迫られる、そこで自分の中の、
【積極的な気持ち】と【消極的な気持ち】が必ず芽生えると思うんだけど、そんな時、まず一歩踏み出すには、日頃から自分のその消極的な思考に勝たなきゃいけないんだよね!まさに僕のこの早起きは、その自分との戦い、実はそれが最大の目的なんだよ!』と。
D君:『なるほど。竹ちゃんと自分がやってきた連続挙積(毎週生命保険の契約を連続でご契約いただき続けること)もまさにそうだったよね!?
もうだめだぁなんて考えてたらそこで終わってたもんね?』
私とD君が仲が良いのは、確かにそうした“同じ思い”でその連続
契約に挑みつづけてきたからだろう・・・
それをリンクして考えるのはいかにもD君らしいいが・・・
☆☆ 会場での今日の学びの言葉は ☆☆
私が大好きな言葉の一つ『信ずれば成り、憂えれば崩れる』 −信成万事−
・・・人の世の交わりの本(もと)は「信ずる」ことであり、
事をなすの根本の力は信念である。
決心の強いか弱いかによって、仕事の成否がきまるが、
決心ということは、今までなかった事を、こうしようと信念で定めることである。
「ちかい」(誓)というのは、人と人とが、又人が人以外のものと結び合って、
信念を固めることをいう。・・・
・・・憂えるのは疑うからである。あぶないから憂えるのではない。
憂えるから失敗する。憂えるからあぶない。・・・
・・・人生は信によって成る。乱れは信の欠けたことからおこる。・・・
私は日々の小さな決心が、全ての場面において、憂い崩れることのない未来に繋がると信じている。
みなさんはいかがですか?
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『不可能を可能にする“最強の勉強法”』より [ フォトリーディング ] …2004年8月20日作成
今日は先日フォトリーディングした本のレビューを掲載します。
不可能を可能にする最強の勉強法(究極の鉄則編) ( 著者: 吉田たかよし | 出版社: PHP研究所 )
私はこの本には目新しいことがないから逆に、
本当のいろんな『効率的に記憶する方法』における共通点をいくつも発見できた気がします。
インプットとアウトプットのバランスという発想はとても大事だと思います。
また、インプットの方法についての著者のあげているポイントも非常にわかりやすい表現を用いながら的を得ていると思いました。
勉強する(記憶する)という作業は大体において苦痛を伴うイメージがありますが、
著者のいう、プロセスを楽しむ!
疑問を持つ習慣を身に付ける!
どんどん脇道にそれる、面白いと言われる解き方をする!
という発想は、記憶することに長けている人の共通のポイントだと思います。
脳の活用法については、こうして私がフォトリーディングしてマインドマップを作成し、
レビューを書くことでアウトプットし、記憶させていくことを上手く表現された感じがしました。
最後に著者は人脈の活用法を述べていますが、
人から教わるのが最も効率的な方法だとのこと。
私もそう思います。
誰かの成功体験を疑似体験できる本を選び、学ぶということも、
そういった人脈の出会いが少ない人には本当にいい方法だと思います。
本書はそれに値する一冊だと思いますよ!!
不可能を可能にする最強の勉強法(究極の鉄則編) ( 著者: 吉田たかよし | 出版社: PHP研究所 )
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“人生を決めた一言あなたは持っていますか?”より [ 倫理法人会 ] …2004年8月19日作成
今日、営業から戻った私に、クラーク(事務)の女性、郡司さんがこう話しかけてきた。
郡司:『竹○さん、人は何かしようと思った時に、
最低二つのモノを捨てなければならないらしいんですが、それって何だといますか?』
私は、会社の入り口で、ポカーーンと天井を見ながら考えてみた。
(天井をみながら考える人は物事をイメージで記憶するタイプらしい・・・高橋先生のNLP講座より)
私:『思いつかない・・・。』
郡司:『竹○さん、まだまだですね!?』
私:『え〜っ、そんな〜っ!?』
郡司:『倫理法人会からのFAXにいい話がありましたよ!』
私:『どんなん?』
郡司:『これですよ!』と可愛い声で一枚のFAXを渡してくれた・・・。
以下参照
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“…K氏は今、目を細めて「自分の人生を決めたのは、あの一言だった」と語ります。
戦後、外地から引き上げてきたK氏。
小学校に上がった頃から学校給食がはじまりましたが、K氏は給食代が払えないため、
いつもおなかをすかしていたといいます。
そんなK氏の街にアメリカから若い牧師がキリスト教伝道のためにやってきました。
街頭に立って「悔い改めよ。天国は近づいた」と声を枯らして布教活動を行う牧師のひたむきさに少しずつ人が集まり、
そのうち日曜日のミサや子供たちのための日曜学校が開かれるようになったのです。
K氏の学校にも日曜学校に通う仲間がいて、
教会でもらった珍しいバッジを学校に持ってきては自慢していました。
そのバッジが欲しくて、K氏をはじめ多くの子供たちが教会へと足を運ぶようになったのです。
教会はK氏にとって楽しい所でしたが、一つだけ辛いことがありました。
それはお祈りの時、献金の帽子が回ってくること。帽子をもった人が立ち止まると、
人々はそれぞれ何がしかのお金を帽子の中に入れます。
しかし、家が貧しかったK氏は献金することができず、
帽子が去ってしまうまで体を小さくしてジッとしていたのです。
ある日のこと、K氏は全財産を持って日曜学校に行くと、
帽子の中に全財産を入れました。しかしその瞬間、後悔したのです。
帽子の中に入っていたお金に比べ、
自分が献金したお金があまりにも少額であったからです。
説教の際、牧師は声をはずませて「今日もたくさんの方が献金をして下さり、
ありがとうございました。
とくにその中でも、K君が献金してくれた五円をイエス様は一番喜んでいるでしょう。
献金とは…」
K氏は顔から火の出るような恥ずかしさを覚え、
その後の牧師の言葉も耳に入らず、もうこんな所には二度と来るまいと、
日曜学校から足が遠のいていったのです。
しかし、牧師が語った「イエス様が一番喜んでくれるでしょう」という言葉が折りにふれては思い出され、
あの言葉の意味は何だろうと、常に心の片すみに引っかかっていました。
そしてある日、その言葉の意味がハッキリと分かったのです。
<確かにあの日、献金した五円は少額だった。しかしその五円は私の全財産だった。
人に尽くすということは、自分の持ち得るものをどれだけ差し出せるかということであり、
金額の多寡や時間の長短を指すのではない>
K氏はその後の人生においても、
牧師のあの言葉が行動指針の一つになっていると断言します。
【人世のために何かしようと思う時、最低二つのモノを捨てねばならないといわれます。】
一つは“時間”です。
二十四時間という時間の中で、人のためにどれだけの時間がさけるか。
遊びたい、楽をしたいという弱い自分に打ち克ち、どれだけの時間が割けるか。
もう一つは“お金”です。
人が動けばお金はついてくるもの。
「お金を思いきって出しきった時に、不思議と環境が変わるんですね」とK氏は語ります。
K氏のように、人生を変えるような言葉を一つでも持ちたいものです。…”
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私:『一つは時間、一つはお金かぁ…』
【何かを捨てねばならないと言われるとドキッとします。】
でも振返って考えれば、自分自身、この二つのものを出し渋ったばかりに、
ずいぶんいろんな“チャンス”や“出会い”を棒に振ってきたかもしれないなぁ…
そう思いました。
楽天先輩の皆さんはどうですか?
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目的と手段!! [ 元気のキーワード ] …2004年8月18日作成
やばい!日記が一日遅れそう・・・
継続って大変です。習慣化するのに人間は3週間かかるらしいが・・・
継続が苦しいのではないのですが・・・
時間がない・・・
って言い訳しようとしてたら目に付いた言葉、
【「できない」「時間がない」を「できる」「時間はつくる」に言い換えよう。】
前向きに行動するには、
まず、言葉を大切にしましょう。
日頃の言葉づかいとその繰り返しが、
行動に影響します。
否定的な言葉を口にしていると、
物事に対して消極的になり、
行動を起こさなくなります。
積極的な言葉を使っていると、
物事に適応しやすくなり、
前向きな心を作ります。
「できない」「時間がない」を、
「できる」「時間はつくる」
に言い換えましょう。
『仕事が楽しくなる50の習慣』より
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みかりん曰く、仕事優先ですね、その通り!!です。
でも、この日記についてはいろんな意味で習慣化したいと思っているので、やりとおしますよ!仕事と両立させます!
つづく
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楽天日記の大きな効果!? [ 心を磨く ] …2004年8月17日作成
日記の書き込みが遅れました。
帰宅したのは午前1時半。
昨日は同じ会社の他支社の営業マンとマネージャー、
そして他の部署の営業の方(先日日記の中で紹介した全国トップセールスレディーさんのWさん)達の前で営業についての講演をさせていただきました。
驚くのは、私達はサラリーマンではないので、
たとえばわざわざ県外から泊り込みで私の講演を聞きに来て頂くのも全部自費ですし、
何より一泊二日で来られるわけですから、時間的コストもかなり大きいはず・・・
なのに、こうして約4時間にわたる私の話に耳を傾けていただけたことは本当にありがたいし、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
私はまだこの業界に入って本当の意味での地獄を経験していなかった時期、
勘違いして、よく竹○塾と名うって勉強会をしていました。
かなり自分の力を過信して、言いたい放題、他の同僚のやり方、考え方に対する批判・・・。
今考えるとすごく自分が恥ずかしくなるようなこともたまに口にしていたような気がします。
今回、支社を超え、マネージャーを通じて講演の依頼があった時、
本当はお断りしようと思いました。
まだまだ修行中の身ですし、人の前で(特にOSSみたいにみんなで勉強するみたいな感じではなくて)講演するということは、
忘れてしまいたい過去の、驕りの講義を思い出すので、
絶対引き受けないつもりでいたのに・・・
結果としては、それを引き受けさせていただいた、
その背景には、ある理由がありました。
それは・・・、
前後して今回の経緯を知らない私の会社の執行役員から、直接メールで激励をうけたことが大きな理由でした。
そのメールの内容を一部抜粋しますと、
『・・・人間は人に良い影響を与えて行くことが、生きることの使命の一つですから、
是非是非、竹○さん本来の力を出して、これからも、
「大分のトップセールス=全体のトップセールス」としての存在を目指して下さい。
トップセールスの竹○さんと、またお会いする日を楽しみにしております』というものでした。
【人間は人に良い影響を与えて行くことが、生きることの使命の一つですから・・・】
この言葉はものすごく私の心に沁みました・・・。
思えば、この楽天日記の中で、いろんな方がいろんな思いで他の方に良い影響を与えていらっしゃるし、そんな中で私自身、かなりその恩恵をいただいている・・・。
昔みたいに、自分のことを誇らしげに講義するのだはなく、
“今”、という時点で私が考え、思い、気づいてることが、
誰かのお役に立てるのであれば、それは私の生きることの一つの使命なんだろうと感じたのです。
こうして自分の会社の役員からの、“心に沁みたメール”、そして楽天で知り合ったいろんな先輩方からいただいている“気づき”・・・
本当に私は皆さんに支えられてるんだなぁ・・・と。
【楽天日記の効果】という題名は、本当は、昨日の講演内容が、
すべてここ最近、私が楽天日記の中でアウトプットしてきたことが、
ずいぶん役に立ったということを綴ろうと思っていたのですが、
書き込みしている間に、
“本当の効果”は、
こうして、自分自身がまた一つ“新しい気づき”をいただいたことではないか、
そう思えてきました。
こうしていろんな人との出会いで気づきをいただけて本当に感謝しています。
あんまり感謝、感謝いってしまうと薄っぺらくなってしまいそうで嫌なのですが、
本当にありがとうございます。
そして、自費で私の話をわざわざ聞きに来ていただいたみなさん、
この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
また、いつもこうして今この日記を読んで、そして中には書き込みまでしていただいている、楽天日記の先輩方、いつも本当にありがとうございます。
感謝です。
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取立てた側と取り立てられた側・・・不思議な関係。 [ 営業日誌 ] …2004年8月16日作成
今日は朝礼の後、すぐさま福岡に向かった。
大分から福岡までは高速を使ってちょうど二時間。
この何日間で私の愛車ゴルフくんは1000キロは走ることになる。
10時半に出発して、博多駅に着いたのはちょうど12時半だった。
駅前で待ち合わせていたのはついこの前まで同僚だったD氏。
D氏と会うのが目的ではなかったのだが、せっかく行く福岡で働き始めたD氏の近況を知りたかったのと、一人で昼食を取るのがすこし寂しかったからだ。
博多駅で待ち合わせて、僕らは地下の食堂街に向かった。
久しぶりでもないが、こうして新天地で働いている彼を見てすこし安心した。
わざわざ福岡まできて『ピエトロ』でもないが、どこの店も混んでいて、
ちょうどタイミング良く何とか入れそうな店がそこしかなかった。
彼が今やっている仕事はなんと、
保険屋を辞めてまた保険屋なのである。
ただ話しに聞くと、今まで新規開拓に追われていた営業スタイルから、
チラシを見て来店するお客様へのカウンターセールスに変わり、
すごく自分に合っているという・・・。
保険の営業で来店販売が本当に成り立つのか・・・?
それまでの私の考えでは“ありえない”のだが、彼はそれが
“ありえる”のだという。
チラシの効果とその対象になる人口比が私の住む大分と比べてどうなのか?
とふと考えた。
自分からそのニーズをもって、あたかもまるで電化製品を購入するように保険商品をお客様が購入する時代になっていくのだろうか・・・。
だとすればもっと面白くなるな・・・と思った。
マーケティング力がいよいよものをいうからだ。
だいたい、この規制の多い業界、何とかしてほしいものだ。
チラシ一枚自由につくれないのだから。
がんばっている彼の近況を聞いて、すこし安心し次の仕事に向かった。
あーそうそう、呼び出しといて奢ってもらった・・・。
(ラッキー!!)
★さて本題、ビックリしたのは今日のお客さんを紹介していただいた、
ある会社の社長と、もともと紹介を受けた私の上司の関係、
なんと“取り立てした側”と“取立てされた側”だったのだ。
普通考えられない二人の関係を聞いたのは、その会社を出て、
上司と歩きながら私がこう質問してからだ・・・。
私:『しかし、まぁえらく仲がいいんですね?あの社長と・・・。』
上司:『そうやろ?でも不思議な関係なんやで。』
私:『と、おっしゃいますと?』
上司:『俺が取立てた側で、あの社長は取りたてられた側!』
私:『は?取立て屋だったんですか?前職?』
上司:『あほつ!前職の取引先であの社長の会社を俺が担当してたんや!』
私:『あの会社儲かってそうでしたけど・・・』
上司:『あの会社の前の会社が倒産したんだよ!』
私:『それで何であんなに仲がいいんですか?』
上司:『俺も記憶に薄いんだけど、どうもその時、もうにっちもさっちもいかなくなった社長に、会社たたみなさいよ!と俺がアドバイスしたらしい・・・』
私:『で、たたんじゃったんですか?』
上司:『そう、その一言で、すーっと気が晴れたらしい・・・』
私:『それからの付き合いですか?』
上司:『再会したのは俺が転職してある会社の社長から紹介されて、あの会社に訪問した時だよ。』
私:『すぐわかりました?』
上司:『お互いどっかでみたことあるなぁ・・・って。』
私:『で、どうなったんですか?』
上司:『社長にお礼を言われたよ、その時はじめて!あの時の俺の一言で今があるって・・・』
私:『会社たためっていって感謝されたんすか?何か変な話ですね?』
上司:『いやー、でもそれからあの社長に可愛がられちゃって、あの社長がもってる二つの会社の保険全部任されたんだぜ、あと紹介もかなりいただいた・・・』
私:『・・・・・。』
私は言葉がでなかった。どこでどう転がるか分からないなぁ・・・。
社長の人生もすごいけど、上司との関係もすごい。
一つだけ言えること、
私:『○○支社長、あの社長と縁があったんですね・・・』
上司:『そうなんよなぁ・・・』だった。
私もどこでどうなるか分からない身の回りとの縁を、やっぱり大切にしなきゃなぁ・・・
とつくづく思った。
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