娘が結婚して横浜の住人になって3年がたった。

東京の大学だったので 新天地も楽勝楽勝と言っていたのが嘘のように あっという間に 10キロも痩せた。

何の苦労もした事のない娘も しんどかったのだろうと 涙が出た。

それでも、休みのときは 海外旅行三昧の楽しい新婚生活。

生活に慣れてくると あっという間に もとの体重に戻った娘。

そして、妊娠。出産。

名前を決めるのが 又大変。

何冊もの名前の付け方の本をもって里帰りをしてきた娘。

すべての条件をみたす名前が見つからず、それを聞いた義理のお兄さん夫婦から 

名前をチェックするCD ROMを頂いた。

それでも 生まれた時には まだ 名前が決まらず 娘夫婦の険悪なムード。

こちらの本を読むと大吉。 あちらの本を読むと凶。このCDでは小吉。

その結果、赤ちゃんが生まれた時には この子 あの子 その子。

業を煮やした私が 「名前は親の気持ちよ。昔から大吉は大凶と裏表だから 程々が良いといわれているよ。

これだけ夫婦で考えた名前なら 良い子に決まってるよ。」

それを聞いた娘は すごく納得したらしい。

決定したのは 市役所に届ける締め切り前日の事。

婿殿と二人で 半紙に名前を書いて 命名。

何枚も 何枚も書き損じたが やっと 二人が納得した字を壁に張り 満足げな二人。

いや いや 赤ちゃんも含めて3人。 出産から2週間。 お疲れ様。