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準備物
ジャッキアップ
オイル交換のためには,ウマで支えてやるのがセオリー。しかし,フロントのジャッキアップポイントにウマをかませるとなると,当然フロントのジャッキアップポイントにジャッキをかけることは不可能だ。いったいどこにジャッキをかければいいんだ!? エンジン下を覗きこんでみたが,どこならジャッキをかけても大丈夫なのか分からなかった。
そこで,考え出したのが,写真の方法。リアのジャッキアップポイントを上げてやると,フロントも持ち上がるのだ。フロントが持ち上がったら,フロントのジャッキアップポイント下にウマを置き,ゆっくりジャッキをおろす。これを左右両側やれば,フロントのジャッキアップは完了だ。ウマ4基で,水平にジャッキアップするのなら,リアにもウマをかませる必要があるが,私はやったことがない。
実は,面倒くさがりの私は,ウマを使わない。車高の高いポロは,あとちょっと上げれば,十分に下にもぐり込める。そこで私は,12cm高になるような木材(もともとは,車高の低いロードスターにジャッキをかけるために用意した物)を準備して,その上にフロントタイヤを乗り上げている。超簡単。
廃油を抜く
車の下にもぐり,ドレンボルトを見つける。19mmのメガネレンチをかけ,ぐいと力をこめると,ボルトが緩む。
ボルトが緩んだら,廃油処理箱を用意して,ボルトを外す。エンジンを切った直後は,オイルでやけどしないように注意せねばならない。(というか,そんなエンジンが熱くなっている状態で,オイル交換なんぞしない方が無難だと思う。多少暖まっているくらいが,廃油がスムーズに落ちてきてベスト。)
それから,エンジンのオイルフィラーキャップ(オイルを入れるところ)を開ける。廃油が抜けやすくするためらしい。またこの時,余っているオイルをここから入れてやると,なかなか抜けきれない汚れた廃油と一緒になって下から出てくる。