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ミッション&デフオイルの交換サイクルについて,
車両に付属する「メンテナンスノート」や「取扱書」には,以下のように記述されている。
通常 | シビアコンディション | ||
デフオイル交換 | LSD有 |
10万km | (記述無し) |
LSD無 |
無交換 | 6万km | |
ミッションオイル交換 | MT |
(記述無し) | (記述無し) |
AT |
無交換 | 6万km |
。。。? 知りたい部分が,ことごとく「記述無し」。使えん。
ろどすた某サイトでは,
「走行1万〜2.5万km,エンジンオイル交換3回に1回くらいが目安(機械式LSDは除く)」
と紹介されている。
前回,ディーラーで交換してもらってから2万kmは走った。そろそろ交換してみよう。
ミッション&デフオイル,オイル注入器,23mmと24mmのソケットを用意した。
指定オイルは
ミッション 75W-90 GL-4 (オイル量1.75L) ※NB8の6速ミッション
デフ 90W GL-5 (オイル量1L)
となっているが,そこらで売っているオイルは,もはやGL-5や6になっている。
ジャッキで車体をウマ4つに乗せてから,とりあえずデフを覗いてみる。
上(緑側)が注入口となる23mmのフィラプラグ,下(赤側)が廃油口となる24mmドレーンプラグ。
ドレーンプラグの方は薄くてなめてしまいそう。気を付けて緩めなくては。
フィラプラグ,ドレーンプラグ双方を緩められることを確認するため,ソケットレンチで緩めようとしたが,
これがめちゃくちゃ堅かった。締め付けトルク,守られているのだろうか?
しょうがないので,レンチに蹴りを入れて緩めた(全然気を付けていない。まねしないでね)。
オイル受けを下に置き,ドレンプラグを外してオイルを抜く。フィラプラグを外すと,排出が速かった。
オイルは水飴みたいで粘度が高い。
プラグの写真は,左がドレンプラグ,右がフィラプラグ。
ドレンプラグには,磁石が付いている(写真は鉄粉をふき取った後の状態)。また,ワッシャーはプラグに溶接されている。
フィラプラグには,通常のワッシャーがある。
整備書には,ワッシャーを新品に交換するよう説明されているが,交換はしていない。
大体,ドレンプラグのワッシャーは交換できないではないか。
オイル排出後,ドレンプラグを締め,オイル注入器でデフオイルを注入口から注入する。
オイルは1Lあれば十分。あふれるまで入れれば終了。
オイルの粘度が高く,注入は疲れた。
整備書によると,プラグの締め付けトルクは,ドレン・フィラ双方4.0〜5.5kgfm。
次は,いよいよミッションオイル交換だ。