身のまわりの物にお金をかけ、お化粧もばっちりきめているのに、口の中は歯がぐちゃぐちゃで
無頓着。
時々こんな若い女性を見かけます。
「歯並びをきちんとすれば、もっと魅力的なのに、もったいないな」と思います。
日本では、昔、八重歯を「かわいい」とみなしていましたから、歯並びには鷹揚なところが
あるのでしょう。
でも、国際化した現在では、その価値観は通用しません。
海外では歯並びが悪いだけで、低い評価をくだされてしまうことがあるそうです。
つまり、「自分の健康に無関心な人間」とか「グレードの低い家庭の育ち」といったように。
海外に行かずとも、きちんとした美しい歯並びが、就職、結婚などにも有利であることは
言を待ちません。
したがって社会人になる前に治療を終了しておくことが望ましいと言えましょう。
もちろん、社会人になってからでも遅くはありません。
むしろ経済的に比較的余裕のある今こそ治療の好機と言うこともできます。
きちんとした歯並びは、手入れをきちんとしていれば、一生の宝物です。
ファッションと違い、はやりすたれもありません。
もう少し自分の口のなかにも意識を向けて欲しいと思います。
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