恋を育むとは言わず、愛に落ちるとも言わない


ひと目惚れ。ひと目で心を奪われ夢中になってしまうことがある。一瞬の映像に、いったい何を感じ取ったのだろう?

百聞は一見にしかずという。言葉で聞いてもなかなかわからないことがある。しかし、ひと目見るとあっこれかと納得する。

口でいくら語るより、時として目が直際的に本心を伝えることがある。まさに目は口ほどにものを言う。



目は情報摂取の超能力器官だ。情報の摂取口として目の果たす役割は想像以上に大きい。人は情報の8割以上を目から得るという。目と情報の関係を考察するのがビジュアルコミュニケーションなら、その有り様をつくるのがグラフィックデザインだ。

グラフィックデザインは目が標的だ。一方にはさまざまな目があり、もう一方にはさまざまな情報がある。そしてその出会い方は無限となる。

そっけない出会いもあれば、なかには血沸き肉踊る出会いもあろう。そのどちらが良いと言う問題ではない。必要にして十分な出会いが良い。とは言え、目に新鮮で心に響くのが良い。

生きる楽しさ、それは心ゆさぶる情報との出会い、つまりコミュニケーションにある。



バーチャルリアリティネットワークの出会いを謳歌したい




Think Visually, Act Graphically!