My Pasocon Life   パソコン遍歴
パソコン人生の原点  電気、電子の知識なんて全くない:手探りで始めたPC工作

〇パソコンへの興味は仕事で車関係の時、車の電気系統から始まる。
 当時一部の高級車に付いていた、間欠ワイパー。一般車には後付の
 間欠ワイパーが市販されていた。この市販部品の改造から始まる。
 間欠時間をもっと長くと四苦八苦してやり遂げた。


ちなみに当時の愛車はこれ、NISSAN  BLUEBIRD 1800SSS 610型 通称ブルU である。
あまり人気のなかった車だったと記憶。
しかし、私は好きな型であった。
このテールを全て赤にし、ウインカーを流れる点灯にしたり、
前ドアー左右パワーウインドウに改造。

そしてこの車を使ってその後マイコンで遊ぶ事になった。
 
〇次に掲載のTK-85を手に入れるまでは、のような部品で

のようなものを制作して楽しんでいた。
※これは、4出力のプログラマルタイマーの
  基盤など。廃棄処分の時、記録にと撮影。

やがて、パーソナルコンピュータと言う言葉が出て、
PC-8001が話題になった。手に入れたいが高価で
手が出ない。そこでTK−85と言うマイコンになるのである。
 
品名 TK-85
発売年 1980年
CPU μPD8085A (2.4576MHz)
ROM 2KB (Max. 8KBまで拡張可能)
RAM 1KB
表示装置 7セグメント8桁LED表示(16進)
キーボード 25キー
(データ16:ファンクション9)
記憶装置 カセット・インターフェス(1200bps)
電源 +5V ±5% 単一電源
電流 1.2A 以下
寸法 310 × 220 mm
 
〇同じコンピュータじゃない、と軽い気持ちで購入したが、マシン語、なんじゃこれ。
 これから、マシン語との格闘となった。当時はインターネットなんて無い、付属のテキストだけが頼り、
 近辺の書店に参考になる書なんて殆ど無い(当時は田舎の僻地)。遠方の書店に行って幾らか参考になる
 書を手に入れ夢中でTK-85に向かった。

〇そして悪戦苦闘の結果、何とか付属のテキスト学習を終え結果がでた。
 その後、色々と参考書等手に入れ次のステップへとアップすることができた。
〇次に、I/O用ユニバーサルボード増設、これがまた大変な作業であった。


 あるマイコン関連雑誌に載ってた増設回路を記事に従って制作した。

 ワイヤーラッピングという半田付けせずに、被膜の付いた細い単銅線(ワイヤ)
 で結線する方法で行った。

 
〇増設ボード追加が出来上がったTK-85になどを使い、
 当時最新の車で採用され始めたスピードメーターのデジタル表示。
 このTK-85を愛車に乗せ、スピードメーターのデジタルを再現したのだった。
 本物ほどの性能ではないが、当時の協力者(車整備士で車の速度計測装置を使わせて頂いた。)
 と動作確認で試運転し感動しあった。緑色の発光ダイオードがチカチカと点滅するのを見て、
 協力者が大変興奮していたことが懐かしく思い出される。

 取り敢えずデジタル表示できたという事実を確認できたことが、今でもしっかりと記憶している。
 当時の写真など、残念ながら無いが。
 
〇更にこのキーボードを追加し、
  家で見ていたTV(カラー)をモニタにすることが出来た。

 しかしその後のPC-6001のようなモニタ表示には
 当たり前だが出来るわけがなかった。
 でもTVに表示したという事実に満足であった。
  
 
〇以後PC-6001の時代になった。言語がマシン語からN60-BASICに、何と使いやすいことだったか(^_-)
 オリジナルキャラクターを描き、スムーズではないがアニメーションさせ楽しんだ思い出がよみがえる!(^^)!
 
〇そしてBASIC機がしばらく続くことになり、DOS 、Windows となるのであった。
〇現在のWindow環境

  自作木製ロータイプのPC台         使用しない時の状態          使用時の状態
  で楽しむ日々である。
 
〇マイコンはと言うと、これも大変進化したものだ。プログラム言語は、C言語やVBなど少しでも
  理解できれば使うことが簡単に出来る代物。多くの種類が世にでています。

 
〇左側がTK-85。中央上、□の黒もの2個、その下の半透明のケース内左下黒いのが、

現在のマイコン(Arduino の3種類)。
安価な物で¥500〜2000弱 /1個 で購入できる。
ホビーで電子工作等には持って来いのマイコンだ。

 
〇現在のマイコン制御開発状況。
  これで仮の配線をし動作確認後、本制作に取りかかる。


イロイロと失敗しながら試していく、
これもまた、至福の時でもある。

さて次は、何を作ろうか・・・
 
     

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