4日目






エアーアイスランドに申し込んだミーヴァトン湖周遊ツアーの日。
自力で国内線に乗り、アークレイリ空港で合流しなくてはならない。

飛行機は8時発。空港はホテルの目の前なのだがターミナルまでぐるっと回らなければならない。
宿を出たのが6時半頃で歩くこと20数分。ようやく着いたターミナルはちょうど開くところだった。

途中でアアルトによる建物を見かけたが、特筆すべきものではなさそう。
チェックインして他の乗客と同様、売店が開くのを待つ。

売店が開いたのは7時半。飲料と食料を買い込み流し込む。飲料は機内持ち込みできた。
飛行機はプロペラ機で45分ほど。雪山を越え、ナウシカの風の谷のような風景が見えてきたらアークレイリ。
空港では無事ガイドさんと合流できた。この日はフィンランド人カップルとあわせて4名。



ガイドさんは女性で普段は教師をしているそう。説明するのが好きらしい。いろんなことをしたいとも。
フィンランド人との会話を聞くことで、アイスランドのいろんな面を知れたのは良かった。

まずはミーヴァトン湖への途中にあるゴーザフォスへ。二股に分かれた滝。
なかなかな迫力。ここから川沿いの遊歩道を歩いて売店まで戻る。


またしばらく車を走らせて、ミーヴァトン湖。水蒸気爆発で幾つものクレーターのできたスクートゥスタージル。
が、ここは大量のユスリカがたかってきて大変で、面白い風景だが観光どころではない。


少し進んでから昼食。スーパーかレストランか選べて、皆レストランへ。ラムのハンバーガーを食す。
パテはミンチになっておらず、肉がそのまま焼かれていた。

食後は溶岩がつくった奇景、ディムボルギルへ。いろんな形の岩があるが、パーティーを開いていた妖精が
朝日を浴びて石になってしまったという伝説があるらしい。結構広く、遊歩道がめぐらされている。


次に初日のシンクヴェトリル同様、大陸プレートの裂け目であるグリョウタギャウへ。
亀裂から中に入ると、昔は秘境温泉として使われていたという青い神秘的な地底湖が見られる。



ここから地熱発電所の傍を通って、火口湖のヴィーティへ。この水も青く美しい。


戻って地熱エリアであるクヴェリル。別府温泉や大涌谷のように至るところで硫黄泉が湧いている。
かなりの勢いで白煙を吹き上げているところもあり、危険ではないの?とこの旅で初めて感じた。


ここで観光は終了。温泉であるミーヴァトン・ネイチャーバスへ。つつましやかなブルーラグーンという感じ。
ただ5000円近い入場料は高い。サウナと打たせ湯あり。要水着。カフェでアイスを食す。

ツアーはアークレイリで5時半頃終了。飛行機の時間までだいぶあったので市内で夕食をとることに。
ガイドさんに勧められた店のひとつであるStrikidへ。おしゃれな内装で一瞬ひるむ。
お腹の都合でサラダと前菜のみ頼んだが、どちらも美味しかった。

土産物屋をひやかしたあと、空港まで歩いてみる。歩ける距離って話だったが、いや遠かった。
30分以上歩いてようやくターミナル到着。風も強くて疲れ切った。あとは飛行機で帰るだけ。





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