初日






成田発11時台の飛行機だったので、6時半頃家を出た。
この段階で既にアイスランド航空便のコペンハーゲン発が2時間遅れというメールは受け取っていた。
成田空港内のサブウェイにて朝食をとる。

スカンジナビア航空は定刻通り運行。
機内は新しく、タッチパネルスクリーンになっていたが、日本語字幕のついた映画はほとんどない。
水は最初にもらえるも食事後のドリンクは有料とかけちくさいし、料理も野菜メインでさほどボリュームはない。

コペンハーゲンの空港は広く、飲食には不自由しないが、土産物のバリエーションには乏しい。
アイスランド航空便の出発時刻はさらに30分遅れて、ここで実に7時間待ち。
ゲートもなかなか決まらないし、精神的に疲れ切り、下痢になってしまった。

ようやく搭乗したアイスランド航空便は3時間を越えるフライトなのに軽食類は有料で基本はなし。イアホンも有料。
ドリンクも有料なんじゃないかと疑心暗鬼になってしまう。結局ソフトドリンクなら無料だったが。

機内で1度トイレに行ったが、レイキャヴィークに着く頃には2度めの限界を迎えていた。
で、慌てて棚からバックパックを下ろしたら眼鏡に当たり、レンズが飛んでしまった。ああ。

レンズは連れ合いが見つけてくれてなんとか修復し、ターンテーブルのところでトイレに直行。
その後ATMでアイスランドクローナを引き出そうとするもエラーが出てしまう。
両替所は長蛇の列で、諦めて空港を出て送迎バスに滑り込む。最後の客だった模様。

窓の外には白夜の荒野が広がっているが、写真を撮る気にもなれない。
結局、ホテルに着いた頃には24時をまわっていた。翌日の準備だけしてとにかく寝る。
部屋は小ぶりでバスタブはなかった。




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