Zaskarフロントシングル化




Zaskerで気になっているのはやはり重さ。
その原因はどうやら前後ホイールにあるようで、ここだけでScottより1kg重い。
完組から手組へ、スポーク数が24から32へ、さらに大径化と仕方ない部分はある。

が、値段の張るホイールをすぐに交換するというのも現実的ではなく、
そこで目をつけたのがフロント変速機でした。
何故かバンドでとめられたそれは、外すことが前提なようにも見えます。

フロントシングル化に必要なものは、ナローワイドのチェーンリングとリアのジャイアントコグ。
RDはBテンションボルトを交換すれば使える模様。チェーンも流用できそう。

上に挙げた2つはアルミをCNC加工したものですが、ただの板のわりには高額。
そこでeBayで中国製のものを検索し、安価なものをポチリ。

しかし後者は手持ちのカセットには対応しておらず、台湾製の10速カセットを買い直し、
一方、前者も待てど暮らせど届かず、結局割高なるも日本企画のものを購入することに。

歯数は一般的に採用されている30T×11−42Tとしています。
ギア比はScottと比べるとトップが2.90から2.72に。ローが0.64から0.71。
トップは気にならないと思いますが、ロー側はちょっと心配。

その後、近くの里山に試走に行ってきました。
最初の激坂をギアが重いと感じながらも足つきなしで上れたのでまずは合格。
行き帰りの舗装路も流す分にはトップから3枚目くらいを使うのでこれも問題なし。

ギアが10枚しかないって退化じゃないのとも感じましたが、
11-42Tというギアレシオは従来の10段のイメージを覆します。
ロー側でもトップ側でもまだ残っているのかと何度思ったことか。


(2017.5.27-30)






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