5日目






ジンバブエのビクトリアフォールズまで往復するツアーに参加する日なのでサファリはなしです。
ゆっくり起きて7時から朝食。出発は8時。費用は一人あたり1410BWPで別途ビザ代がかかります。

今回はやや高齢のドイツ人観光客の4人グループと一緒。途中ではチェコ人の若者グループや
日本人カップルと行動を共にするときもあった。ジンバブエ国内ではガイド付き。

国境までジープで20分ほど。途中の温泉のあたりでゾウの集団が見えた。自然保護系と思われる
デモみたいなのもやっていた。ボツワナの出国は極めてスムーズに済んだ。


が、少し進んだジンバブエの入国審査には行列ができていました。係員の動作もどこか緩慢。
シングルビザは30USD。ジンバブエ国内で使えるのは自国通貨よりUSドルです。

ジンバブエに入国すると空調の効いた小型バスに乗り換えます。クルマは良くなりましたが
道の状態は変わらない。途中道端でスタックしていたミニバスを皆で押す。キリンを見ようとしたらしい。

国境からビクトリアフォールズまで1時間半くらい。野生動物はそのキリン以外はバブーンくらいしか
見かけませんでした。日本人カップルとは滝で別れるが、後に香港の空港で再会することになります。

滝の駐車場では観光客目当てのトラディショナルなダンスの押し付け。こういうのは勘弁。
滝の公園に入ると早くも水による地響きが伝わってきます。滝は峡谷に落ち込みそれを対岸から見る。



峡谷沿いに散策路があり、幅は実に1.7kmに及びます。ただ乾季の9月は水量が少なく、奥の
ザンビア側はほとんど水は流れていなかった。が、手前部分だけでも水しぶきがすごく迫力あった。



滝の真上で水に浸かるデビルズプールには行きませんでしたが、対岸からも結構な数の観光客が
確認できました。散策路の終点からはザンビア国境であるビクトリアフォールズ大橋が見えます。



ここからはバンジージャンプができ、少し下流ではジップラインなどの絶叫系アクティビティを
レストランから見ることができます。サファリは年齢層が高いので、客層が違うのでしょう。

そのレストラン、ルックアウトカフェへは公園入口まで歩いて戻り、バスにて移動します。
ランチは料金込み、飲料は別途。クロコダイル料理を頼みましたがチキンのような食感で美味しかった。



その後、バオバブのビッグツリーで写真を撮った後、ワニ園へ。ワニに触れるとのことでしたが、
生後数週間の小さいやつでした。まだ皮膚は柔らかくイグアナのような印象。おしっこをかけられた。



とにかく無数のワニがいて巨大なやつもいますが上から見るだけ。何故かライオンのオス1頭、
メス2頭も飼育されていました。写真撮ろうとしたらメスに威嚇された。

最後に連れて行かれたのは土産物屋でありがちなパターンですが、願ったりでした。ただここ、
駐車場の片隅に幌を張っただけのボロい露店。ジンバブエ紙幣を売りつけてくるなど煩い。

ただホテルにも空港にもまともな店がなくこれを逃すと本当に土産を買うタイミングがなくなるので、
狙いを黒檀のカバの置物に絞って交渉。なんとか購入となりました。

ジンバブエ国境でガイドと別れ、再びボツワナ入国。乗り換えたジープの暑いことよ。
宿には16時頃到着。いったん部屋に戻って休みますが、夕食まで時間があるのでプールに入ることに。

バーの前のではなくスパの方のプールにしました。この時間はサファリだからひとはいないだろうと
ふんでいましたが、プールサイドには3人の若い女性の先客が。

スパとプールのシステム自体よくわかっていなかったし、逡巡しましたがせっかくだから入りました。
身体の熱が治まって気持ちよかった。水深は意外とあり、深いところだと2m近い。

3度めの夕食は初めてトラディショナルフードにチャレンジしました。パリチという白い練り物の
主食とパニという蛾の幼虫を乾燥させたもの。後者はグロいですがエビのなかにツナが入った感じでした。






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