5日目






昼間はとにかく暑いので朝の涼しいうちにできるだけ行動するよう方針が決定。
6時半から朝食をとり、7時半ころに出発。さすがにビーチも旧市街も人はまだまばら。

8時から開くインフォメーションで翌日の空港バスの発着場とスケジュールを聞いたあと
城壁の遊歩道に上がります。この遊歩道、1時間と少しで旧市街を一周できるというもの。
曲がりくねったり高低差があったりして景色は変化に富み、飽きません。







最大の収穫は街路の上階にある生活を垣間見ることができたこと。
前日、街路をまわっただけでは生活感がなく、ともすればディズニーランドのような
印象すらありましたが、この街の上階、2−4,5階にはしっかり人が生活していました。



また恐らくユーゴスラヴィア紛争から回復していない廃墟となった部分も見られました。
後ほどその頃の写真展示を見ることになりますが、ここもかなりひどく攻撃されたようです。



一周を終え、歩き疲れたところでドルチェ・ヴィータという店でアイスクリーム休憩。
そこからはプラツァから1本上がったカフェの並ぶ通りを東に移動し北に抜けます。
目指したところはロープウェイ駅。ここからスルジ山頂(412m)まで一気に上がります。



ここからの景色は素晴らしく、城壁に囲まれた旧市街の形がはっきりと確認できます。
土産物屋やパノラマという名のオープンカフェもあります。
このときは前菜とデザートをシェアしたんだっけかな。ダルマチア風プリンが美味しかった。





山頂からはつづら折れの遊歩道を伝って下まで降りて行くことができます。
もう少しガレが少なかったらMTBにとって最高のトレイルでしょう。
ただ歩くとなると長かった。3−40分はかかったのではなかろうか。疲れました。



ロープウェイ駅の前の店で翌日の空港バスのチケットを購入したところで
暑さがひどくなってきたので、いったんホテルに戻って休息します。冷房は必須。

5時ころに宿を出て、それまで足を踏み入れていなかったビーチや
旧市街のいちばん南の街路まで足を伸ばしてみます。時間はあったので総督邸も覗いてみたり。





そのあと、細い街路に面した銀装飾店で連れ合いにペンダントトップを買ったのですが
なぜかぼくのカードが使えず、彼女のカードで建て替えてもらうという妙なことに。
これで怖くなって、この日の夕食も彼女のカードでお願いしました。

その後、宿に戻ってからiPadでネットを検索してみると、今までにないカードの使い方をすると
機械が自動的にストップを掛けるらしい。カードを最後に使ったのはイスタンブールのスタバ。
怪しいといえば怪しい。が、翌日、宿の精算にカードを使ったらすんなり通りました。
ウィーンまでカード無しで行くかもと思っていただけに拍子抜け。なんだったのだろう?

夕食のナウティカの方はというと、ドゥブロヴニクで最も高級なレストランらしいですが、
確かに値段は前夜の店の1.5倍以上はして高かった。けどそれだけ美味しかったかというと疑問。
クロアチアに高級さを求めるということ自体が間違っていたのかもしれません。







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