マウンテンバイクカスタムペイント




当初は黒1色と白黒2色の塗り分けの2案をつくっていました。
が、白黒は以前乗っていたARGONがあったし、現行のSCOTTも黄色は入るものの同様。
結局早い段階でマットブラック一色案に落ち着きました。

フレーム塗装を依頼するにあたり、幾つかのショップをピックアップしました。

・A社:自転車ショップのHPにリンクあり。主にスチールフレームを手がける。
・B社:自転車ショップお抱えの職人さん。スチールフレームに手描きロゴが多い。
・C社:ネットで検索。ロードバイクカスタマイズBOOKという本で取り上げられていた。
・D社:ネットで検索。価格帯の異なる4つのコースを設けている。
・E社:ネットで検索。カーボンフレームの補修が本職。塗装は最近開始された。
・F社:自転車ショップで名前を聞く。多くのショップと提携している模様。
・G社:ネットで検索。A社と連絡が取れないので追加。

まず業務集中につき自転車塗装の受付をやめているD社と、多忙につきメール対応を
行っていないF社は除外。D社のHPは詳細な情報があり役に立ちました。

他の4社に概算見積もりを依頼。早速反応があったのはE社でしたがこれは質疑でした。
結局出てきたのは一番遅く、他を引き離しての最高値。明細も一切ありません。

次に来たのはC社。詳細明細があるも、手がかかっているせいか全体に高め。
B社には画像を送りませんでしたがC社とほぼ同額。明細あり。
A社が他を引き離しての最安値でした。メールの内容を見る限りでは心配なさそう。

C社が高めなのは現状の塗装をすべて手で剥離するからかもしれません。
ぼくはこの点ではカーボン層へのダメージが心配なので、
塗料分多少重くなっても表面の段差をなくす部分剥離でもいいと思っています。

が、A社との連絡がとれなくなっている間、C社との質疑応答にて、
ヌードカーボンに挑戦するのもありかと思い始めていました。

しかしやはりフレーム強度への危惧は強く、A社に面談に行き、決定。
実はG社が一番安かったのですが、見積もりが出るのが一瞬遅かった。

フレームの塗装を発注したのはA社ことCook Paint Works です。
幡ヶ谷のblue lugから派生した店で環七沿いにあります。
ロゴ、ヘッドマークのaiデータを渡します。

さて決まったからには急いでフレームをばらして洗浄しなければなりません。
その過程で幾つか寿命と思われるパーツ発見。まず左ワンベアリングにゴリあり。
BBはさほど高価なものではないのでeBayで購入します。

チェーンステーカバーもはがすとぼろぼろになっていました。
これは発注ついでに小川輪業に寄りお勧めの厚手のビニル製プロテクターにしました。
グリップもかなりヘタってきていたのでブラックの新品と交換します。

フレームに合わせたコーディネートではサドルでかなり悩みました。
Vital MTBなるサイトでいろんな事例を見ても白は悪い意味でナイーブに見えるような。

一応、黒だとどんな選択肢があるかネットで調べ、
Chromag Trailmasterを鳴木屋で購入。
が、組んでみてどうにも重たい感じがして今は外しています。
フロントフォークの方も試行錯誤しました。

最初は定番のFox Racing Shoxのデカールを貼ることで考えていましたが、
Rock ShoxのフォークにFoxのデカールを貼るのはいかがなものか。
で、かわりにRock ShoxのBOXXERというロゴを購入しました。

品が届くまでとりあえず紙に印刷したものをフォークに貼っていましたが、
車体の組み上げる段階で違和感があり剥がしてしまいました。
今はRock Shoxの小さな自作ロゴを貼るにとどめています。

フレームは2月末納品とのことでしたが2日遅れて仕上がりました。
フレームだけを見るととてもシンプル。
しかし既存塗装の段差は綺麗に取り除かれクオリティとしては文句はありません。



新旧フレーム比較。


(14/03/02 h.taki)




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