4日目






この日はバララットまで動物を見に行く予定でしたが、前日のツアーが思ったよりハードだったので
市内観光に切り替えるか討議。結局市内には特に見たいものがないので予定を敢行することに。

朝食はビュッフェ。フロント周りの小さなスペースでどう食べるのかと思っていたら、
紙袋が用意されていて各自テイクアウトする形式な模様。デニッシュパン2個とドリップコーヒーを持ち帰り。

のんびりとした時間にバララットまで向かいますが、この日はなぜかV/Lineが動いてなく高速バスでの移動。
80分ほど車に揺られてバララット駅到着。動物園に行くバスも運良くすぐにやってきました。
動物園名はバララット・ワイルドライフパーク。駅から離れた場所にあるので歩いて行くのは無理です。

園に着いたのは12時過ぎ。既にガイドツアーは終わっていましたが、午後に個別のショーがあるので困ることはない。
飼育されているのは前日行った動物園のに加え、タスマニアンデビルやウォンバット、
さらにワニや亀、蛇やエリマキトカゲといった爬虫類も豊富です。ただこちらは連れ合いは興味なし。


カンガルーは放たれていて園内の至るところにいて、小さな個体は好奇心があるのか餌付けができます。
袋に子供がいるお母さんもいるし、オス同士が殴りあうポクシング・カンガルーも見ることができました。


コアラはショーで意外なほどの勢いでユーカリの葉にかぶりついていました。
母コアラが子供をおぶって移動したり、子供がひとりで遊んでいたりする姿も見られました。
同じくショーで間近に見たウォンバットはでかく、クマに似たような印象を受けました。



珍しいところではハリモグラが小さく、コロコロしていて可愛かった。
爬虫類では黄色いニシキヘビや水槽内にいた巨大なアリゲータが印象に残りました。
またブラックスワンはエミューのように凶暴で、手を噛まれてしまいました。


ひと通り見終わった2時過ぎに併設のカフェに入り、ぼくはサンドイッチとフルーツジュースをオーダー。
その後、余った餌を配布すべく園内をぐるっと回り、アルパカに遭遇したりして園をあとにします。

帰路は行きと同じバスに乗りますが、駅までは行かず街の中心部で終点となり、ここからは勘で移動。
幸い大きく迷うことなく徒歩で駅にたどり着くことができました。高速バスでサザンクロスまで戻ってきたのが17時。

ここで夕食はどうするかという話になり、改装したトラムのなかでディナーを取ることができるという、
コロニアル・トラムカーが候補にのぼり、その始発点に急ぎますが案の定、予約でいっぱいで入店不可。
仕方なく次候補であるホテル・ソフィテル内のレストランに向かうべくトラムに乗ります。


この時歩いたサウスワーフ地区はMCECやフットブリッジなど斬新な建造物であふれています。
建設中の建物も多く、ここに限って言えばシドニーより先進的なイメージがありました。

さてレストランの方はホテル35階にあるNo.35というお店。入口から格調が高く気圧されますが入店できました。
入ってみると天井が高く展望の良い、日本にもある現代的なフレンチと似た印象。
前菜にサーモン、メインにオージー・ビーフをシェア、デザートをそれぞれオーダーしました。
サーモンはブロックで出てきてびっくり。筋肉質だと聞いた地元の牛肉は圧力鍋で調理されていたのか柔らかかった。

その後、歩いてホテルまで戻って8時。久々にゆっくりくつろげる夜となりました。
室内でWi-fiを使って連れ合いのiPadで日記に書き込んだのもこの日です。





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