7日目






朝食は庭にてオープンテラス。雰囲気があってとてもよろしい。
連泊したい気持ちを引きずりながら、宿をあとにする。



この日はTGVでカルカッソンヌまで。案の定、駅にコインロッカーはなく
荷物を持って行動することに。駅から市街地を抜けてシテ(城塞)まで30分くらいか。
入り方がわからなくて、ぐるっとまわってナルボンヌ門まで来てしまった。



城の中に店が並ぶさまはモンサンミッシェルと似ている。ナルボンヌ門からチケットを買って
見学ルートに入る。しばらくは城壁外面をぐるりとまわる。コンタル城では建物の構造が見えたり
いろんな展示があったり。ただ荷物が重いのと、英文読解が面倒なため、ほとんどスルー。
空間自体に特筆すべき大きな変化はなかった。



コンタル城から街に出て、土産物屋に入ってみたり、聖堂に寄ってみたり。
街路の中心部では広場に椅子とテーブルが出てランチの真っ最中。
ぼくらはスタンドでアイスクリームを頼み、食す。美味なり。



城内はさほど広くないので、程なくするとひと通りまわってしまう。特にすることもないので
城壁のあいだをまわって、オード門から外に出る。市街地に戻ってスタンドで飲料と
ケーキを頼んで食す。まだ列車までは時間があったが、とりあえず駅に戻って時間を
つぶすことに。

列車はリヨンパールデュ行き。3時間半近くの長旅だが、この列車、事故でも起きたのか
モンペリエ駅あたりで停まってしまう。動いてものろのろ運転。実に1時間以上の遅延。
もともとリヨン着を遅めに設定していたのが、さらに遅れてしまった。

パールデュ駅からメトロを使ってvieux lyon駅まで。ここからは手探りで宿を捜す。
運良く、途中で1回道を聞いただけで迷わず宿に到着。時刻はもう9時半。
ウェルカムドリンクを頂きながら、これから食事がとれるところがあるか聞いたら、
電話で確認してもらえた。

店はla machonnerie。宿まで延々上ってきた階段をまた下ります。レストランというより
ビストロといった雰囲気。肝っ玉母さんが切り盛りするいかにも南欧風の食堂。
料理はボリュームたっぷり、で、塩味たっぷりの脂身もたっぷり。日本人にはちょっときつい。
味は悪くないんだけれど、気持ち悪くなるくらい食べて退散。値段は良心的。

また急な階段を上って宿にたどり着いたらばたんきゅー。この日の宿はVILLA FLORENTINE。
これまでで最も豪華なホテルでした。ここも1泊だけなのがもったいなかった。





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