サーベロで全日本マウンテンサイクリングin乗鞍参加




先輩建築家のcさんに取りまとめ頂いて、
グループで全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に初参加してきました。
アプローチは当初、輪行の予定でしたが、kさんのご厚意により
自動車に同乗させて頂くことになりました。

・前日:東京発は8時前。高速の休日割引があるので予想されていた通り、
相模湖辺りを先頭に、数十キロの渋滞。
受付は5時までなのでともかく、グループの集合時間の3時が気になります。
相模湖以降はすんなり進むものの、松本市内でまた渋滞につかまる。

結局会場入りは3時過ぎに。運良く会場でメンバーを幾人か見つけます。
ほっと胸を撫で下ろしたところで、受付。ちょっと歓談したあとスーパーに買い出し。
再び宿に向かったところ、ちょうどメンバーが揃ったところでした。
宿は休暇村乗鞍。自転車を組んでいるとFCYCLEのaさんと遭遇。

宿に入り、荷物を片付け、まずは風呂に入ります。温泉ではない模様。
そのあとで食事。ビュッフェスタイルでした。それまで旅行で太った分を
ダイエットしていたのがたがが外れてしまったのか、少し食べ過ぎました。
料理が和洋中華とバリエーションが豊かだったのが原因かもしれません。

その後遅れていたyさん夫妻も到着し、全員揃い、
ぼくらの部屋で歓談する予定が、既に布団がひかれた状態に気圧されたのか
そうもならず、結局そのまま各自がそれぞれの部屋で就寝を迎えました。



・当日:朝の記憶はあまりありません。前日は寝付けないなと思っているうちに
眠ったようでした。早朝は雨が降っていましたが徐々に止んでいきました。

6時から朝食、やはりビュッフェでしたが、手早く詰め込んで会場入りします。
そこにはもう既に膨大な量の自転車が寝かされていました。
列の後ろについてぼーっとしているとFCYCLEのhさんに声をかけられました。
後方にはtさんやhibさんもいらっしゃいました。
その後、移動時には「気軽に荒川CRを走ろう」のkoさんにも遭遇しました。
さすが乗鞍、ぼくの知人でも強い人が集まってきています。

最初のスタートは7:30。ぼくは7:51でした。3分ごとに分けられています。
天気は曇。レース中、度々ガスが発生していて視野が10mくらいのときもありました。
序盤はまわりにおいていかれるという今年のレースのお決まりパターン。
だんだん後発の先頭グループに抜かされるようになり、
同一スタートのゼッケンが見られなくなっていきます。

それでも前半の勾配はだいぶ楽だったようで、コース中間地点でのタイムは
かなりよかったです。案の定、そこから坂がきつくなっていくのですが。
ただ、急坂自体にはFCYCLEの坂練に参加していたせいか圧倒されることはなく
インナー-ローで黙々と上りました。足の踏み方もハムストリングスを使って
1時-3時で踏む込むという教えにならってみるなど、精神的余裕はありました。
ケイデンスは60-70あたりをなんとかキープ。

まわりの選手がだんだん同じスピードになってくると、レースというより
ツーリングというのが適切な感じがしてきます。後半はそれくらいペースが落ちました。
最後の5kmから1kmごとにカウントダウン表示がされているのですが、これがきつい。
メーターの時計と照らし合わせていると、あっという間に時間が過ぎでしまいます。

フィニッシュのタイムは手元の時計で1時間57分ほど。
今年の富士の結果(1時間58分)を考えると妥当な数字かと思います。
天気に恵まれず、視界は開けていませんでしたが、コースレイアウト自体は
だらだら坂が続く富士よりも気に入りました。

山頂はヒルクライム定石の大混雑。なんとか荷物を拾ってウィンドブレーカーをはおり、
長手袋をつけて下山を待っているとタイミングよくガスが切れて、
青空が見え、下方への視界が開けました。しばらくは写真撮影タイム。

下りは思ったより寒く、ウィンドブレーカー1枚でも持っていって正解でした。
途中、宿の休暇村に寄るも山頂で見かけたメンバーはおらず、
スタート地点までおりるもやはりいない。
ソフトクリームなどを食べてぶらついているとcさん発見。
電話をして頂いてようやくメンバーが揃い、記念撮影。
ぼくはkさんの車が待っているのでここで離脱しました。

帰路は松本駅まで送って頂いて、そこから輪行。
14:48発のスーパーあずさの指定席を取り、お土産を買います。
疲れが出たのか車中では爆睡。甲府あたりで目覚めると立っている乗客がいました。
帰宅したのはちょうど18時くらいで、台風の影響を辛うじて逃れました。
来年は快晴のもとで上ってみたいと思います。




(2009.08.31)




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