サーベロでブルベ200km初参加




コース: 開成-ヤビツ峠-梶野-山伏峠-富士吉田-朝霧高原
-上井手-十里木-御殿場-開成/距離:211km/制限時間13時間半
朝7時スタートの富士山一周コースです。
天気は晴れでしたが、夕方雲が出てきて一時はガスっていました。

経堂始発の電車に乗り、開成駅に着いてrさんiさんとご挨拶しながら
自転車を組み立てていたらブリーフィング開始。ほとんど聞き取れませんでした。
不安ななか簡単な車検を済ませたらもうスタート。
GPSのナビ設定がなかなかうまくいかず、焦りました。

まずは秦野の名古木まで軽いアップダウン。
この集団が結構速かった。ヤビツに入る前に息切れを起こしてしまいました。
おまけにここでちょっとトラブル発生。リアのギアがトップ側3枚に移りません。
まあ、あまり使う歯ではないので放っておき、名古木からちょっと上がった
コンビニでウィンドブレーカーを脱ぎついでに修理しました。
応急処置をしたあと根本原因がわかるという2度手間。

これでほとんど集団最後尾に落ちてしまいました。
おまけにここから軽いミスコースをしてしまい、数少ない後続にも抜かれました。
で、ヤビツですがこんなにしんどかったっけ?
ちょっとの勾配でインナー-ローに落としてしまい、足も廻らない。
結局ヤビツのCP1は9時ジャスト到着。周りは7時半スタート組で占められていました。

なので峠で休むような余裕はなく、そのまま下りへ。
下ハンをずっと持っていたせいか腰が痛くなりました。
おまけに右目に異物が入ったようでごろつきます。
嫌というほどのダウンヒルを終え、ようやくコンビニで休憩を入れます。
今回は補給はまあまあうまくできました。

さてここから道志みちへ。全体に緩やかな勾配という話でしたが、
実際それは後半の1部分だけで、前半はずっとアップダウンの繰り返しでした。
山伏峠手前では勾配が急になり、しかもそれが延々と続きます。
これがきつかった。しかし皆さんヤビツ同様結構なペースで上っていきます。
自分はというとハエのとまりそうな遅さ。
自転車ってどうやって漕ぐんだっけ?と、準備不足がもろに露呈しました。

次第にまた腰が痛くなり、それをかばうと尻が痛くなり、
少し重いギアを踏むと左膝の古傷が再発してきてしまいました。
常に全て痛むのではない点が救いでしたが。

山伏峠から少し下がった山中湖から見る富士はダイナミックでした。
しかし今回は写真の1枚も撮る余裕もなく、
制限時間内にCP2に到達しなければなりません。

富士吉田付近は渋滞、それを過ぎ河口湖周辺では向かい風がきつかったです。
続く朝霧高原は緩いアップダウンの繰り返し。
ここらから急激に冷えてきたのでウィンドブレーカーを羽織り
輪行作業用の長指の軍手をはめます。持ってきて良かった。

上井出のCP2に着いたのは15時40分。なんとか16時20分の制限時間内。
しかし足の遅い自分には無駄な休憩は許されません。
他のポイントもそうだったように補給をしてすぐ出発します。

最後の山場はサファリパークの標高400mの上りです。
こちらはイメージと違い、緩急勾配の取り合わせ。
1本調子で上っていくものだとばかり思っていたのでほっとしました。
それでも途中、身体中の痛みがひどくなって軽い休憩を取りましたが、
そのときrさんに抜かれ、体調を心配して頂きました。感謝感謝。

サファリパークからの下りあたりからは慣れない夜間走行。
皆さん凄いスピードで飛ばしていてびっくり。
GPSナビは役に立ちましたが、ルート後半の指示が細かなところではルートが確証できず
最後の10kmは経験のある参加者にひいてもらいました。これもありがたかった。

ゴールは19時40分、記録12時間40分でした。なんとか完走。
rさんと同時刻でした。ゴール地点では先行して会えなかったtさんともご挨拶。
やー何はともあれよかったよかった。達成感あり。
翌日の今日は全身筋肉痛がひどいのですが。

それにしても主催者も参加者もいい人ばかりだった。
唯一の難点はみな健脚であるということか?
自分も精進せねば。

走行距離:212km
平均時速:19.3km/h
獲得標高差:3297m
最高標高:1127m


(2009.03.22)





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