サーベロ1泊ツーリング南伊豆




南伊豆グルメオフ09、1日目

昨シーズンも参加した南伊豆グルメオフに行ってきました。
南伊豆の漁港、妻良に宿をとり、1泊2日のツーリングです。

今回は初日アプローチが雨予報なので長距離走はあきらめ。
最悪宿までバス輪行もあるかと思い、
朝はゆっくりと10時頃家を出ました。
時間があるので品川から各駅停車を乗り継ぎ、下田まで。

これが4時間もかかり、しんどかった。
ひとりでただじっと座っているには辛い時間です。

自転車は当初ミニベロで想定していましたが、
実質1日の走行になるので、輪行が楽なサーベロになりました。
旅先ではツーリング向きではないねとお2方から言われました。(苦笑)

下田に着くと今にも降りそうな空ながら曇り。
同じ電車だったsさん、pさんと合流して短いながらも
自走アプローチすることになりました。
sさんらしいセレクトのアップダウンのある裏道を走ります。

が、ぼくは列車の疲れと前夜の睡眠不足がたたってか、
どこか現実感が乏しく、うまく自転車に乗れません。
ふらふらになって最後の急坂下がりにいたっては、
超徐行になってしまいました。

宿に着いたのは2組目でした、程なくして雨が降り始め、
ぼくらより30分あとの列車組は雨中走行になってしまったそうな。
ギリギリセーフでラッキー。

風呂に浸かったあとの夕食は豪華な魚介類づくし。
金目鯛とヒラメの刺身、伊勢エビ、サザエ、ナマコの酢の物、
焼きイカ、魚介類の炊き込みご飯などなど。
美味しくて、お腹がいっぱいになりました。

食後も皆さん、話が尽きないようでしたが、
疲れが出ていたぼくは、8時過ぎに早々と床につきました。

走行距離:21.5km
獲得標高差:320m



黒崎から見た富士山。


南伊豆グルメオフ09、2日目

天気は朝から快晴。空気が澄み渡っています。
気温もさほど下がらず絶好のツーリング日和となりました。
体調の方も上々。

前夜同様、たらふく朝食を食べ、出発は8:30頃。
マーガレットラインを北上します。
途中、前夜にsさんの力技で修復されたtさんの自転車の
調子がまた悪かったりして、休みが多く入りました。

と、黒崎のあたりから突如富士山と南アルプス連峰に遭遇。
かなり遠いはずなのにくっきりと見えました。
幹事さんによれば、なかなか見られない光景とのこと。

さて松崎で買い出しをしてその後のルートの方針を決めます。
当初は西海岸沿いをずっと北上するイメージでしたが、
あまりにも天気がいいので眺めを期待して仁科峠に上ることに。

全部で900mくらいの上りになります。
ここでギア比34T×29Tが能力発揮。
このギアでもくるくる回せば10km/hを超えることができ、
おお、いいじゃんと思っていたのは前半だけで、
後半は足が垂れて7-8km/hまで落ちて、
pさんに置いていかれてしまいました。
pさん速くなったなあ、っていうかサーベロ遅くない?

途中、天然水を販売しているところとか、
海への景色が開けたところとかで休憩を入れていきます。
仁科峠が近くなると、伊豆半島の先端越に海が見え、
ほぼ180度の水平線を見ることができました。
遠くには駿河湾を介して御前崎らしき影も見えます。

峠まで上ると、富士山と南アルプスに再会できました。
冠雪した山々はとても美しい。
ここで大休止。昼食をとります。時刻は1:30ころ。
危惧した路面の凍結は全くなく、日差しが暖かで
とても冬場の900m級の峠とは思えない心地よさでした。

ここから尾根伝いに船原峠まで進みます。
若干の上り返しはあるものの、基本は下り基調。
そこから先の西伊豆スカイラインは時間が押していることもあり
今回はパスすることになりました。
また300mの上りだと聞いたので、内心ほっとした次第。

修善寺方面へは豪快な下り。
しかしなぜかこの日は右コーナーが苦手になっていて、
路肩に突っ込みそうになりブレーキをロックさせたり危なかったです。

修善寺駅着は3時過ぎ。
輪行して三島から新幹線に乗るとあっという間に帰ってきてしまいました。
同行してくださった皆様、ありがとうございました。
久々の充実したツーリングだったと思います。

走行距離:73.3km
獲得標高差:1624m

(09/02/02 h.taki)

仁科峠。




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