サーベロで箱根北部3峠越え




新松田-足柄峠-長尾峠-矢倉沢峠-新松田 67.1km 獲得標高差1491m

FCYCLEの兎組=健脚組のtさんが主催。
箱根北部の3つの峠を1日で越えるというもの。
兎組のオフに参加するのは「1都6県」以来となります。
ぼくは自称亀組で、脚力の差は歴然としていますが、
一回ヒルクライムで混じって走ってみたかったので参加しました。

新松田の駅でtさんと合流。東京から自走してくるiさんを待ちます。
少し遅れてiさんが到着して出発、9:30分過ぎ。しばらくは平地を走ります。
遠くに冠雪した富士山がきれいに見えました。

まずは足柄峠。最もきつかったです。距離もそこそこあり。
途中、勾配が上がる前に一度休憩を取ります。
しばらくはインナー-ローで直登していましたが、つづら折れのあたりから
どうにもならなくなって、蛇行が入りました。
それにしてもiさんが速い速い。同じ道を下りてきて迎えにきたほどでした。

上りきると正面にどでかい富士山が、雲ひとつなく存在しました。
ここでちょっと休憩を入れてから、ダウンヒルなのですが、
これがとんでもない激坂。過去、この道を上ったこともあったそうですが信じられません。

下りきったところでコンビニで補給。ここ足柄から御殿場まではやや上り基調なのですが
こういうところではtさんが速い。だてな巨大なふくらはぎではないですね。
で、ぼくは置いて行かれて一人旅が多く、それでもオーバーペースで、
走行距離のに対しての疲労度はかなりのものでした。

長尾峠への上りは交通量の多い幹線道路からはずれた林道で7km。
勾配は足柄峠ほどではありませんが7kmって案外長い。
だんだんと気力が切れて、ペースダウンしてしまいました。

標高900m以上の峠は寒く、食堂に入り昼食と暖をとります。
お汁粉を頼みましたが、ちょっと高かったかな。

トンネルを越えると箱根仙石原の景色が一望できます。
遠くに芦ノ湖や大湧谷なども見えました。

ここから、下り。後走していたiさんからライン取りの指導を受けます。
左は膨らみ、右はクイックすぎて危険とのこと。
その後は先行するtさんのラインをトレースするようにしてみました。

200mほど下りてから最後の矢倉沢峠へ。
10分程度の上りということで、ここは気が楽でした。無事3峠制覇です。
そこからはひたすらダウンヒル。
途中から路面が荒れた道に入りましたが、雰囲気があってぼくは好きでした。

新松田に戻ったのは15:30ころ。
他のお二方は松田の知り合いの家に行くとのことでしたが、
高さ100mを上らないと行けないと聞いて、ギブアップ、離脱しました。

まあ、晴れて景色もよく、さほど寒くもなかったのはラッキー。
また、兎さんと走るのは想像以上に大変なことだと実感した1日でした。


(2008.11.30)

冠雪した富士山




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