ARGON18 HELIUM高速巡航の旅




余裕に余裕を見て朝の4時半過ぎに家を出ました。
朝の道は交通量も少なく、快適で笹目橋あたりで迷ったのと、
土手上の荒川CRが途中、途切れていたことくらいで、
無事、集合地点の秋ヶ瀬公園に到着しました。朝6時過ぎ。

集合時間の7時までに参加者が続々と到着し、総勢7名となりました。
今回は道が全くわからないので、付いていくだけです。
しばらくCRを走ってから一般道に移ります。
このオフはFCYCLE Racingという会議室で企画されたものなので、
走り屋さんが多く、30km/hくらいと、ぼくから見れば結構なペースで進んでいきました。
途中休憩の時間も心なしか短く、ばたばたしてしまいました。

陽がだんだんと登り、暑さが増したところで物見山の登りに遭遇。
帰りはそれほどではなかったですが、行きはめちゃくちゃ辛かったです。
周回コースの休憩地点に着いたときは、首筋と顔面から熱気があふれました。
熱中症気味だったのかもしれません。
気温がだいぶ上がっていたので、周回コースは1周のみ。
暑さのせいか日曜なのにほとんどひとがいませんでした。

そこから豆乳アイスを食べにいってから、噂に聞く「シロクマパン」へ。
行ってみると店舗はとても小さい上、へんぴなところに立っています。
物見山からも微妙に遠く、なんで有名になっているのかよくわかりません。
パンはそこそこ美味しかったです。

次はちょっと上って黒山三滝へ。
この頃になると、順応したのか、表面上は体調は回復していました。
もう少しで滝というところで、トルクをかけたままフロントをインナーに落としたところ
チェーンがFDのプレートに噛んでしまい、フリーズ、そのまま転けてしまいました。
速度的にほとんど立ちゴケでしたが、サドルに傷が…。

滝と清流は涼しい風を伴っていて、気持ちよかったです。
しばらく休憩してから、昼食ポイントの甚五郎まで戻ります。ここが折り返し。
甚五郎はうどん屋さんで、メニューが豊富。
豚骨味のスープの冷麺を食べましたが、とても美味しかったです。

ここまでは、帰途は越生から輪行で考えていましたが、
3名の方が秋ヶ瀬まで戻るということで、体調もいいこともあって同行することにしました。

しぱらくは快調で、物見山の登りもクリアして楽勝かと思いきや、
暑さが最高に達したこととそこまでの疲れが相まって、徐々に消耗していく。
特に入間川CRに入ってからは、もうすぐだという気持ちに反して長く感じられ
物見山で補給した飲料が甘くないお茶だったのも災いして、消耗に拍車がかかりました。

秋ヶ瀬まであと30分というところの休憩で辛くなりはじめ、
秋ヶ瀬で見つけた最初の自販機が故障していたときは、もう走る気力が失せました。
それでも次の自販機でジュースを購入し、公園で頭から水をかぶると少し元気に。

ここでお二方と別れ、aさんに戸田公園駅のドトールまで案内していただきました。
涼しいところで休まないとあと1時間、絶対に走れません。
ドトールでは大量の水分と食料を補給、身体をクールダウンさせましたが、
なかなか回復せずに日没まで1時間半程滞在しました。

出発時、車体を点検していると後輪ハブに大きなガタを発見。
ブルーになりながらも出走。
しかしここで戸田橋と笹目橋を取り違える大ポカをしてしまいました。
そのときはそれを知らず、おかしいなあと思いながら板橋区内を迷走。
コンビニで地図をチェックして無理矢理コースを修正しましたが、
環七で素直に走った方が余程よかったです。

そんなこんなで帰宅したのは6時半過ぎ。
最後の迷走もあって、本日の走行距離174.4km。
自己の1日の最長走行距離タイ記録となりました。

(2007.08.20)

黒山三滝




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