ミニベロ到着




昨日の夜に大きな箱に入って完組状態のミニベロがやってきました。
第一印象は「かわいいじゃん」でした。
20インチのタイヤがキュートですね。ブルックスのサドルも意外といい。
梱包はしっかりしていて、説明書や保証書もついてきました。
なかなか良心的だった通販店は楽天の「きゅうべえ」です。

とりあえず梱包だけ解いてあとは明日、と就寝したのですが、
夜中の1時過ぎに目が覚めて、眠れそうになかったこともありミニベロをいじりはじめました。

まず、SILKのお下がりのライト、サドルバッグ、ポンプ、ボトルケージを取り付け、
ビンディングペダルに付け替え、ポジション調整をして夜中の町内をぐるっと一周。
とりあえずブレーキアウターが邪魔。SILKだと気にならないのだけれど。
インデックスのWレバーもちょっといじって、もういいやってかんじ。

で、早速ブレーキレバーを外し、ステムを日東のものと交換し(クランプ径があわなかったが無理矢理)、
デュラエースのWレバーを外すのにひと苦労(HPまで見に行って解決しました)、
ベローチェのエルゴパワーを取り付け(2007年モデルは値下がりしました。がっかり)
ブレーキワイヤーをいじりだすも、ミニベロのもとからのワイヤーはほつれてしまってうまくいかない。
ここで朝食の休憩。

気をとりなおして、ワイヤーはベローチェに付いてきたカンパのものを使うと決め、
気分転換がてらシフトワイヤーから再開しました。
しかしハンドルまわりのアウター取り回しがうまくいかない。
さらに難航したのは案の定、「シマニョーロ(シマノとカンパの混成)」のセッティングでした。

素直にRメカにワイヤーをつないでまわしてみたところ、最大最小歯数のあたりは問題ないですが
中間歯数でどっち付かずになって、勝手に変速してしまう。
で、ネットで検索した「ワイヤー大回し」を試みるも、かえって症状が悪化したりしてしまいました。

この「大回し」、ワイヤー受けの金具を90度ずらしてその上にワイヤーを巻き付けるというものですが
ワイヤーを止める段階でどうしてもワイヤー受けがもとの位置に戻ろうとする。
カンパとシマノで全然違う規格のものをこんな小細工でシンクロできるものかと半ば諦めかけた時
いっそ、ワイヤーを360度ぐるっとまわしてみたらどうかと思いついて、これが正解!
いや、すばらしい、奇跡のようでした。
ただ、長時間車体を逆さに置いていたので、サドルとステムに早くも傷がついてしまいました…。

あとはブレーキ。こっちは簡単かと思いきや、やはりアウター取り回しで苦労して、
アウターの継ぎ足しという禁じ手をやってしまったり。
アジャスターのないキャンチレバーの調整は思ったよりずっと大変でした。

最後にバーテープを巻く頃はもう昼前。
10時間近く格闘していました。
作業の出来は、ハンドルまわりの処理がやっぱり納得できていません。
ブレーキアウターを巻き込むことさえ初体験でしたので。

そしてようやく試乗です。
ポジションが決まらずサドルの位置をいろいろいじりましたが、
それなりの回答は出そうです。革サドルは滑りやすいですね。
ミニベロは直進の安定性はあまりありませんが、ギアはかなり軽いものまであるので、
峠越えとか街中ポタリングにはよさそうです。

STIはやっぱり便利。9段もあると今何段か憶えてなくても大丈夫ですね。
まだアップ、ダウンの方向を憶えてないのでちょっと戸惑うときはありますが。
ま、ぼちぼち楽しんで乗っていこうと思います。

(2006.09.05)




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