『サクラの奇妙な冒険』

第一部 トモエダ・ブラッド



※この先、波紋が練れない者と、スタンドが出せない者と、知世ちゃんファンの閲覧を禁ず。


日本迷作マンガ劇場その6 ジ○ジ○の奇妙な冒険

キャスト
ジョジョ:さくら
ディオ:知世
犬のダニー:ケルベロス

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クロウ・カードを集めるカードキャプターはハラハラドキドキの連続。
今日はお友達の知世ちゃんがビデオを見せてくれるらしいんだけど・・・・・・
ほぇぇ〜〜っ!! 『翔(フライ)』のカードで空を飛んでるわたしが映ってる!
カードキャプターってことがばれちゃうよ〜〜!!

ちゃちゃちゃちゃららら〜〜(タイトルクレジット)

『さくらのすてきなお友達』
『侵略者トモヨ!の巻』

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ひょんなことから「カードキャプター」になってしまったさくら。
封印の獣・ケルベロスの助けを借り、なんとか1枚目のクロウ・カード『翔(フライ)』を捕まえたさくらだったが、なんとその一部始終を親友・大道寺知世に見られてしまっていた。
教室で知世に呼び止められるさくら。
だが、さくらのカバンの中にはケルベロスが潜んでいて・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・

「どないしたんや、さくらーー! クロウ・カードか? どこや? ワイが相手や、かかってこんかいーー!! ・・・・・・ってありゃりゃ?」
「ケロちゃん! どうしてついてきちゃったのよ」
「いや〜〜。カードキャプターの日常生活を一目見よう思うてな〜〜」
「さくらちゃん、こちらのお方は? よろしかったらご紹介いただけませんか」
「ケルベロスっていうんだって」
「はあ。お名前とは違った印象ですわね」
「ケロちゃんってかんじよね〜〜」
「ほんとうに!」
「カエルみたいに呼ぶな! ワイは『クロウ・カード』を守る『封印の獣』ケルベロスや! ま、よろしくな〜〜」

ぱたぱたぱた〜〜

愛想笑いを浮かべて知世にすり寄るケルベロス。
知世を組み易き相手とでも値踏みしたのであろうか。
だがッ!

ボギャアァッ!!

瞬間!
閃光のように跳ね上がった知世の膝がケルベロスの顔面を直撃!!

「どわわわっ!?」

ドサーーッ

もんどりうって吹き飛ぶケルベロス!!

「なっ! 何をするのォーーーーッ!」

抗議の叫びをあげるさくら!
意に介せず不適な笑みを浮かべる知世!

「と、知世ちゃん?」
「いいですか、さくらちゃん。最初に言っておきます! わたしは一番が好きですわ! わたしがさくらちゃんのナンバー1です! 誰であろうとわたしとさくらちゃんの間に割り込ません!」
「そんな・・・・・・。ケロちゃんは知世ちゃんと仲良くしようと・・・・・・」
「もうひとつ! わたしはそのけだものが嫌いです! 怖いんじゃありません。お菓子欲しさにへーこらする態度に虫唾が走るんですの! そのケロちゃんとかいう小汚い獣をわたしに近づけないでください!」
「知世ちゃん・・・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・

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この日を境に、それまで楽しかったさくらの生活はとても辛いものとなったのだった。
あやしすぎる親友に見つめられながらこの先、さくらはどのように成長していくのであろうか・・・・・・

友枝邸の地下深く。
闇の鍵は―――
静かにその時を待つ・・・・・・

to be continued・・・

(どうでもええけど、はよわいを助けんかい・・・・・・ぴく、ぴく)


ツッコミ禁止。

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