定年引上げ等助成金とは
65歳以上のまでの定年の普及と促進を図るために、65歳以上への定
年の引き上げ、定年の廃止を実施した、または、55歳以上65歳未満の高
年齢者に対して、定年延長に伴う意識改革や、企業・社会参加等のため
の研修を実施した中小事業主に対して助成するものです。
前者を「中小企業定年引上げ奨励金」、後者を「」雇用環境整備助成金
と言います。
❶中小企業定年引上げ奨励金
助成金を受けられる事業主
助成金を受けるための条件は以下の通りです。
①雇用保険に加入している
②従業員数が300人以下
③定年等を引き上げたこと
④1年以上前に60歳以上65歳未満の定年の定めがあること
⑤1年以上雇用している60歳以上65歳未満の常用被保険者が1名以上
いること
助成金の額
従業員数が 1~9人 40万円
従業員数が 10~99人 60万円
従業員数が100~300人 80万円
※70歳以上への定年の定めまたは定年を廃止した場合、同額が上乗せ
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❷雇用環境整備助成金
助成金が受けられる事業主
助成金が受けるための条件は以下の通りです。
①雇用保険に加入している
②従業員数が300人以下
③定年等を引き上げたこと
④実施日の1年前までに、就業規則等により60歳以上65歳未満の定年
が定められ、65歳までの雇用確保措置がとられていること
⑤実施日から1年を経過するまでに、55歳以上の常用被保険者に一定の
研修を外部に委託して行うこと
⑥過去にこの助成金を受けていないこと
助成金の額
研修等を開始した日から1年以内に要した研修等の2分の1。ただし、
研修等の対象となる常用被保険者1人あたり5万円、1社あたり250万円
が上限となります。
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