雇用保険の役割
雇用保険は、定年・倒産・自己都合等によって離職した被保険者が、失
業中の生活を心配しないで、新しい仕事を1日でも早く見つけられるように
基本手当(いわゆる失業手当)を支給するほか、職業能力を高めるため
の教育訓練を受けた被保険者や、60歳以後の賃金が著しく低くなったり、
育児休業や介護休業を取った被保険者にも給付をすることにより、労働
者をバックアップしてくれます。
雇用保険の被保険者
①65歳未満の常に雇われている人(ほとんどのサラリーマンが該当)
②65歳以降も同一の会社に継続して雇われている人
③季節雇用者や、短期雇用を繰り返す人
④日々または30日以内の期間を定めて雇われる人
の4種類に分かれます。①・②については週20時間及び31日以上引き
続き雇用が見込まれるもの以外は被保険者となれません。
雇用保険料
平成22年度の雇用保険料率は、賃金額の1,000分の15.5(被保険者負
担分は1,000分の6)です。
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