2012年02月中旬 989.5峰の西ポコ側


野暮用で滑りにいけなかった日。
ぐるぐるアースで気になる斜面を見つけた。


赤マルの部分ね。
(水色のマルは説明不要ですね)

アラマンのHPに「ピアノ裏の裏」ってのが有ったよなぁ、と思いながら
見返すと、やっぱり記録があった。
アラマンの滑っていないところを探すのは至難だ。

んで、翌日。
とりあえず、キロに行くが、みんな誰と何処で滑っているのか全然わかんない。
適当に滑る。

まずはA横へ。
雪はサイコーに軽かったけど、贅沢いうと、軽すぎで
底付感をを感じたのがちょっと減点。

おまけに、ゴンドラ降り場のすぐ上で、装備ばっちりそうでいかにもこれから登ります、
の記念撮影をしているように見えた10人弱の集団が、なぜかそこからドロップインしていき、
さらに、その集団はコースに戻ると、地図を見ながらレクチャーしてた。
それを横目でみながら、人数なのかオーラなのかわからないが、
なぜかこの周辺では楽しめないような気がした。

底付きしても違和感を感じないように、
絶対にこの週末、誰も滑っていないところに行ってやる。
昨日気になったあの場所ならトラックがついていることはないでしょう!
行く!

車にリュックを取りに降りて、余市第1を使って入山。


ちなみに1107はこんな感じ。

989に向かっていくと8人ぐらい登り返す準備をしている。
トレースあるよ、と暖かい言葉を頂いたが、自分の行きたい方角から
ちょっとずれている感じもしたので、そこからは最短で行くべく、ラッセルして登る。

久しぶりのラッセルで自分のペースを忘れて汗だくになる。
後頭部の髪がバリバリに凍るくらい。
「汗をかかないように登る」という基本を忘れてた。


989.5と992の間のコル方面。


目標近くから南西方向を撮った。
距離の割には、それほど魅力的な斜面が有る訳ではないかな。

スノーブリッジ渡ったところから1時間半かからずに、目標の
989.5西側のポコへ。


ここをまっすぐ降りるより、989.5側の方がロングに滑れるんではないだろうか?
そう思えてしまったので、989.5側に戻る。


989.5から望む西ポコ。 たぶん、先にこっちに来たら、向こうのポコが気になるんだろうなぁ。
(こっちに来たら、正直どっちも大差ない気になった)

あ〜、カメラ忘れてる〜。ショック。
動画ナッシングです。

実は、ムービータイプのカメラを腰のあたりにつけて見たんだけど、
一瞬でレンズ部分の凹みに雪がハマって全然映ってませんでした。
広角レンズの凸型は割合雪が飛んでいくって利点もあるんだなー。

車が入山ポイントのまん前とか、他人が通りそうな人気ポイントや
表から見えるポイントならいいけど、この裏のほうでもし万が一
なにかあったら周りにすごい迷惑をかけそうなので、
その日飛んでたメールに滑る場所と単独であることを返信。

それでは滑りまーす!


そこそこ気持ちよーく滑れたけど、ばっふばふではなかった。
ちょっと期待はずれ。


林道にでて帰る。
フラットなようにみえて微妙な登り。
シール使うほどじゃないな、と思ったのは失敗。
完全にトラップに嵌りました。
ちなみに、普段ピアノ裏を登る尾根のところまで、全然圧雪されていない。

で、ピアノ下からバスPまで歩いて帰る。
終わった脚をひきずりひきずり帰る。


改めて見ると、そのまま林道にでず、トラバー気味に戻ってくるのが正解のようです。

車に戻り、脚も終わってるので終了ー!
…と思ったのだが、何か物足りない。

仕事で散々スキーできなかったのに、翌日の仕事のことを考えて
スキーを切り上げるのはなんか腹立たしくないか?

今日はもう脚が限界なんだが、それだって、
仕事のせいで滑り込みが甘いからじゃないのか?

ハイク時の汗でべちょべちょも、今シーズンの経験が少ないからじゃないのか?
板の性能を頼って滑っているけど、本当ならこのハイシーズン、
板の性能を引き出してこそのヒャッホゥじゃないのか?

だんだん、仕事に対してなのか、自分に対してなのか良く分からないが、
妙なフラストレーションを感じてきたのと、
ピアノ裏ごとき、それもあの滑りで満足してはダメな気がしてきて
(滑りは自分のせい。だらだら駐車場まで歩いて戻って無駄な時間、
体力を使ったのも自分のせい。)
気づくと長峰3本、余市1本滑ってた。

今日はこの程度で許してください>自分


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