2010年4月中旬 浜益御殿〜浜益岳



この時期はロングトリップなのじゃ。


9:15 出発。この時点で130m。


鹿の足跡。


1時間弱、たらたら登って340m。 11時に大阪山を越える。


スタートから2時間弱でスノーモービル禁止ロープをくぐる。
しっかし、ユルユルで、全然高度が稼げない。
550mを過ぎたあたりから徐々に斜度がつき、高度を稼げる。


12時になってしまったので、780m地点でお昼。
天気がいい。
が、しかし、すでにここで下山してくる人たちが。
御殿どまりで戻ってきたのだろうか?
「浜益岳まで行くのかい?」と聞かれる。
「行きたいんですけどねぇ」

 
登頂開始から4時間強、950m手前。


右手にセッピを見ながら登るのだ。



写真中央が、浜益御殿。右が浜益岳だ。
そして、左奥に見える尾根は・・・?

すれ違う人たちに「浜益岳まで行くのかい?」
と聞かれる。
行けるところまで行きますよーだ。


14時。浜益御殿着。
確かに、すれ違う人たちが行き先を確認したくなるような時間だ。

もう十分満足したような気もするが、あと二苦労で、浜益岳まで
行けるのなら行きたい気もする。
せっかく、あの2時間のゆるゆるの登りの苦労をしてきたのだから。

が、しかし。
ここで、心配事が。

はがれまくりのシールをとめているビニールテープの在庫が
尽きてしまいそうだ。

浜益岳に行くにはちょっと下るのだが、みんな俺のシールを
心配してくれている。
シールつけたまま滑れるのか?と

なんせ、さきっちょのワッカ(ホームセンターで買った細いワイヤー線)が壊れたからね。

滑走中に先端からシールがめくれて、団子虫のように
丸まって、谷底へ転がっていくような気もしたが。
そこは…
シールがめくれないようにテールだけで滑ればいいのだ!

が、ついには、ゆるい登りもシールがはがれてしまって
担いで登る羽目になった。
(万が一の時ために、少しはビニテを温存しておきたかったのだ)

こうして苦労しながら、皆さんに迷惑をかけながら。
ついに!


15時半。浜益岳。1257.8m
6時間以上かかったのか…
遠かったなー。


とよぢさんとnana○は浜益岳の麓までたどり着きながら
giveup! もったいない。


浜益岳のボウル。
ハイシーズンに滑ってみたいけど、その時期にはここまで
たどり着けないような気も

さて、帰りましょうか。
って、さすがにこの高さで日がかげると、日中緩んだ雪がカチカチに
凍ってる。
エッジが抜けると奈落のそこまで滑落しそうだ。


帰りは御殿を巻く。
きれいな夕日が見えた。うひょー。

 
  海に沈む夕日に向かって滑るのだ。
今日の苦労が報われたような景色。
いいねぇ。

あれ?
でも、こんな右手にセッピがあるような場所、登ってきたっけ?
コースアウトに気づく。16時半。

仕方ないので、高度を維持しながら、本来の尾根まで
トラバーすることに。


最後に一波乱あったが、17時45分に下山。

18時過ぎにはほんともう日没。
下山が間に合って良かった〜。
みなさんおつかれっした。


麓のコンビニ寄ったときの夕陽。

ま、そんな訳で今回の動画。9割がたトラバーの映像です。

BGMは適当にフリーの楽曲を使用させてもらっており、
その使用時の約束のリンクのため気にしないでください。
(同じ曲が何度も出てくるのは、気に入っているのではなく、探すのがめんどくさいから)






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