余市岳登山
みんな仕事なのか？
誰も山行こう、スキー行こうと騒がない。
それじゃぁ、ちょっと降ったみたいだし、今年初余市をするか。
でも、なんで、いっつもタイトルが山の名前なのに、今回は「登山」が付くのだ？
…まぁ、深い意味はないのだが。
なぜ、俺は板を背負っているのだろう？
今までのシールが使えない極太板を買ってしまった？
それとも、逆ベンドを買っちゃった？？
正解は、 …単にシールを忘れただけ。
リュックの中身を整理しようと全部出したのが間違いだった。
やべっ、と気づいたのはもう毛無を下っていた時だったしね。時すでに遅し。
ということで、今回は、「登山」なのだ。
駐車場で、何度も探したが、やっぱり無いのよ。
太シールも細シールも。
まぁ、ゲレパウにしようか…
と思いながら、ゴンドラ乗ってると、すでに金曜の時点で食われまくったようでギッタギタ。
まぁ、登り返す訳でもないし、余市行っちゃうか。
今年最後のパウかもしれないし。
気のせいか、若干風による横縞模様が見える気が…
いや、予想以上に天気がいいし、行くと決めたのだ。
自分の前には、先行者のトラックが。
ありがた〜い。
そして、自分の後ろにはツボの足跡が。
後続者のかた、ゴメンなさい。
ちょっとした下りは板履いて、すぐ板を背負い直しになるから、
とうとう後続者に追いつかれちまった。
テレを背負っているのを見られるのは、少々はずかしい。
（全然みていないと思うけど。いや思いたい。）
あ〜、こっちの斜面の方が雪乗っていそうだな〜。
こっち滑って、コルまでは頑張って登り返して、そのまま反対に下ろうかな〜
シーズンがシーズンだけに、日が高くなればなるほど雪腐っちゃう。
手っ取り早く、こっちを滑ろうか？
などど思いながら、汗だくで登る。
ところが、上はガリガリなのよ。
雨なのか、日当たりなのか…
その上に雪が乗っていると思うと、なんかマズそう。やーめた。
ハイク中に余市北斜面のメイン2本は先行者に食われた。
ヒャホー言ってたけど、まぁ、正直、上の方は、ターン途中で下のガリにやられて飛んでる
形跡もあるので、いいや。
となると、やっぱりあっちかね？
ショートカットしようとトラバー気味に向かったのがヤバい。
9合目より上はなまらガリー。
ここで滑落したら、相当下まで落ちるべ。
途中からパウダーあるかもしれないけど、そのまま滑落を続けて、
何かに当たって脱臼したり、脚があっちむいちゃったりするのがオチだべ。
アラマンのup見ておきながら、なぜ、同じ状況になることを考えないかな〜＞俺？
慎重に慎重に、ブーツのエッジとストックをフルに活用して歩く。
慎重にだよ、慎重に。
ドゥフッッッ！！！
背負ってる板のテールが腿うらを直撃！
思わずよろめく。
>
トラバー気味から上り調子に変更しつつ、時々一人ひざカックンに堪えて、
なんとかグリップの得られる地帯に到着。
山頂は迂回したつもりだったが、右奥が山頂だった。
こんなに奥だっけ？左手の方がもっと高いように見えるけど。
この後、山頂標識の写真でも撮ろうと思いながら、ちょっと離れたところで、上着とか着たり
している間に、爆音と共にモービルが続々到着。
山頂を20人くらいで占拠されてしまった。
オチテシマエ
まぁ、いいや。先に行こう。
余市岳山頂付近ってこんなにハイマツ出てたかなぁ。やっぱり今年は雪少ないのかなぁ。
>
クソまじめに西斜面を降りたのは失敗。ハイマツが顔出しまくり、かつガリガリ。
離れて見ると、北西斜面を滑るべし、だったか。
まぁ、気にせず、狙ったところを行こうっと。
今回も目線カメラに挑戦。
一発目は、スピードでて余裕なし。足そろい気味のところがあって、まずいな。
ニ発目は、イマイチ面白みがないか。
途中で映像が吹っ飛ぶのは、コケたのではなく、カメラが落ちたのだ（後述）。
２発目ポイントを下から。結構ロングに滑れた。
天気予報では午後から天気が悪くなりそうなことを言っていたがなんとかなった。
後はだらだら降りるだけ。
下のほうは雪がかなり湿ってますな。
それにしても、ツボで時間ロスったのと、背負うことで無駄な体力ロスったのが痛かった。
コルまで1時間。コルから山頂まで1時間。やっぱりツボだと遅いな。
前回、ピアノ裏で、ビデオをゴーグルに挟んでとったが、カメラが上を向いていて、
イマイチ、面白みが無かったので、今回、ゴーグルに下側から挟んでみた。
前回
今回
撮った後、ＰＣ上で180°回転するのだ。
でも、これだと、振動でカメラが落ちかねん。（というか、やはり落ちたwww）
一応、紐はゴーグルのバンドに通しているから、失くさないとは思うけど。
前回より写っている視界のセンターが下がってちょっとはスピード感でたような
気もするけど、なんか微妙だなー。
もっと広角で写るといいのに。
コブの達人は、脚で凹凸を吸収し、頭の位置は動かないため、こんなビデオの付け方でも
写っている映像は、ブレないはずだ！？
誰か挑戦する？
