千尺高地 経由 長尾山岳


自分にとっては、初の豊羽鉱山系。
まぁ、アラマン以外は吹雪にやられたり、超積雪にやられて誰も登っていないんだけど。

朝はゆっくり目のスタート。
駐車スペースはあと1台分、ってところでついた。
いや〜、危ないところだったね。

ちょっと、駐車スペースが狭いから、除雪しようか。

おぉ、また靴下が濡れてしまう。スキーブーツに履き替えよう。
みんなで、除雪していると。

そばで所在なげにしていたドクタ(証拠写真はアラマンのHP参照)が、突然車に走り、
ブーツに履き替え始めた。

えぇ、まだ除雪終わってないよ。なにもそんなに慌てなくても。
「エリートがもう履き替えているから」

いや、別にせっかちに履き替えたわけではないが。

と思ったら、ドクタはサンダル履きだった。だから所在なげにしてたんかい。
じゃぁ、理由を変えてくれよwww
俺がせっかちみたいじゃんwww


除雪も終わり、みんなで準備をしていると。



もうすでに準備を終えたドクタが、時計とにらめっこしている。
なぜ、この男はいつもこんなに準備が早いんだ!?

# せっかちと言われないために、板を履くのを頑張ってガマンしています。

写真は、ヤラセです。
写真撮る前に「せっかちなんだから」と言っちゃったので
時計見るのをやめてしまったのだ。
こんどから、写真撮ってから「せっかち」言おーっと。

10時出発〜



いきなり、シールのテールフックが外れて最後尾にまわるドクタ。

ところで、この上の写真、スキー場跡地から登り始めるのだが、
なぜ、何年も前に閉鎖されたここのスキー場はコースがそのまま
残っているのかね?
なぜ、シラカバで覆われない?
納得いかね〜(トラウマ)


順調に登っていくが、770mあたりで無線が鳴る(1)。
「無線落ちていましたが、落とした人居ませんか?」

仲間が同じ周波数にセットしているであろうことを見越して発信してくれたようです。

「私のです。途中で気づいたんだけど、帰りに取りに行けばいいかと」
と、ドクタ。
(この、モノに対する固執のなさが、ようわからんのだけど、ドクタのアイデンティティやね)



拾ってくれた方が、今持っていきますと言ってくれたが、
結局、アラマンが滑り降りて、無線を回収して、戻ってきた。

ちょっと凹むドクタ。そんなに気にすることないよ。

以前、登る時はブーツのバックル全開放とアラマンが言っていて、それを
マネたら踵の上が靴ずれしたので、今日は軽くバックルを留めているのだが、
ブーツのベロとタイツと靴下の当たり方が悪いのか、右足の脛が痛い〜。


途中、余市岳もくっきり見える。
x-papaは楽しくやってるかな?



870m地点にて。千尺の滑走コースが見えてきた(2)。


920m地点にて。奥に見えるのが、長尾山(3)。
木が生えまくりだけど、滑るところあるんだべか?


こっちの尾根にも人が居たが、後から大量のモービルに襲われていた。
可哀想(4)。



湿雪がシールにつきまくり、耐えられなくなったフシヲ。
スキーワックスを塗ってみたが、効果はなかったようで。

まぁ、ゆっくりやってよ。




またまた余市岳方面。こうしてみると、「飛行場」って確かにそんな感じに見えるな。


羊蹄もみえる。



無意根。



モザイクで消えているのはジャージで登ってきていたお方。
いくら春とはいえ、滑る時寒くないんかな?

千尺着〜(5)。2時間半弱かかってしまった。
お昼。

このあと、出発という時に、いつもビデオを入れている上着の右ポケットが開いていて、
ビデオを落としたと騒ぐ。

#実は、上着をリュックにくくりつける際に、ビデオを取り出しやすいようにパンツのポケットに
  入れ替えていたのを忘れていただけだったのだ。すまねぇ。
  (まぁ、たまにネタが撮れるということで許して)





長尾山が見えてきた。こっちからみると滑るところはありそう。
セッピだらけなのが気になるけど。

相変わらず、すね痛い。


  
途中から下を覗き込んだらこんな感じ(6)。



出発から4時間弱で、長尾山山頂到着(7)。
札幌方面を見ているつもり。
おちかれさん〜。

途中までシールにべっとり着く位の湿った雪だったが、千尺からこっちは
サラサラの雪で期待できそう。

例のごとく、「ビーコンのスイッチは入れたか?」等と冗談で言い合うのだが、
なぜ今日に限って、「ウォークモードを解除したか?」と誰も言わないのよ?
歩きが終わって脛の痛みから解放されると思った俺は、それだけで安心してしまったじゃないかよ。

じゃ、行きますかね。

一番手とよぢさん、いいスプレーを上げていく。
これは期待できそうだ。

二番手フシヲ。いつまでーも、喜鳴が聞こえる。
それにしてもずいぶん長く滑れそうだな。

三番手、ドクタ。なぜか、ガリガリ言わせて行く。



4番手、俺。3人とも奥の方に行ったので、真ん中行ってやる。

今回は、結構長い登りをやったのと、とよぢさんのスプレーの上げ方をみて、目線カメラはやめ。
途中でゴーグルずれたり、ビデオ落ちてぶらんぶらんさせながら滑ることになったら、後悔しそうだし。

出始めの木を避けながら降りると、ひろーい、ひろーい、オープンバーン。
これは、ヤバい。
スピードが乗る〜。

そして、木はなくそのまま滑れるが、沢地形に突入。
あら… 沢の幅に対してスピード出すぎてる…
沢の斜面を登りつつ減速するも、角度が悪くて次のターンにつなげられない…
終了ー。

ま、ちょうどいいところで止まってしまったからアラマンを撮るとするかね。

「降りてきていいよ〜」

アラマンも同じくオープンバーンで絶叫。







いや〜、満足でした。

#あとから、ウォークモードで滑ってしまった分際でありながら、
 ヒャッホーを出してしまったことに、悔いています。



ところで、なぜ登山道どおりにルートがついていたんだろうな?
常連さんが完璧に登山道を覚えているのだろうか?
今回は既についていた跡どおりに登ったらこうなったけど。

千尺高地は、ガイド本では初級になっていたが、目立った尾根を歩くわけでもないので、
単独でノートラックなら、登山道を無視して登ってしまいそう。
目印ないまま、登山道どおりに歩く、というのは結構難しいのでないかい?

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