大多喜城と桜
Otaki Castle & Cherryblossomback to homepage
2001年4月1日
大多喜城は1521年、武田信清により現在の本丸跡よりすこし北の地に築かれたようです。1590年、関東に入国した徳川家康は重臣の本多忠勝を上総国大多喜に封じ、現在の地に大多喜城を築かせ、安房国里見氏のおさえとしました。本多氏ののち阿部、青山、稲垣氏と城主を経て、1703年、松平氏が9代続いて、明治維新を迎えました。
現在では天守閣つくりの歴史博物館として、一般公開されおり、上総国の中世から近世までの武器、武具や城郭、武家の社会などに関する歴史資料を数多く展示されています。身近に当時の社会に触れることができる。
五井駅からいずみ鉄道にのり、房総半島を約1時間ほど南下し、大多喜駅で下車し、徒歩約15分のところに有ります。
訪ねた時は、4月にしてはめずらしく粉雪が舞い、もう散り始めたかのようでありました。