私の牛改造日記 back to homepage
1998/2/15
P5−133を購入してはや2年が過ぎました。そのあいだ我が
牛にメモリを増強したものの基本的にはそのまま使いつづけ
てきました。
その間、Pentium200Hz以上にといろんな雑誌を読んでは
改造すべきかどうか悩んでおりました。改造はひょんな事から
はじめました。昨年の10月12日、たまたまInternet
Explorer
で
”秋葉原HotLine”のホームページを見ていましたらこんな
記事がのっていました。「マニアの間で話題がしばらく前から
沸騰している SL27 製造ロットの 166MHzが徐々に存在感を
増し、エライことになっている。 なんと、この SL27 製造ロット
の MMX Pentium166Hz、内部に 233MHz まで対応する倍速
設定を持っていて、 その多くが実際に 233MHzとして安定動作
してしまうという。」
この記事をはじめ読んだMMXPentium166MHzが233MHzで動く、ほん
とかなとおもいました。それからこのCPUをなんとか手にいれたくていろんな店の
HPで探しました。秋葉原のパソコン部品ショップBLESSでロット
SL27H 10月14
日に再入荷予定で早速予約。すでに予約が殺到しているそうだ。その日秋葉原に
朝から出かけて行ってやっと1個入手しました。後から解るのですが、これがすごい
怪物でした。
当時、NiftyserveのFEXTUPで話題になりました。
SL27Hの一部の型番の物はすごいクロックアップ耐性をもっていて普通の冷却で
292MHzあたりまで楽に動くものがあります。
型番はL737、C735、C736、C733、L727、L731などですが、すべてのもの
が292MHzあたりまで安定して動くとは限りませんが、233MHzあたりまではか
なりのものが安定して動くようです。
私のSL27HはC736ですが、
66*3.5=233MHz OK(CORE 2.8V)
75*3.5=262.5MHz OK(2.8V)
83*3.0=249MHz OK(2.8V)
83*3.5=290.5MHz NG(2.8V)95起動時アイコンが出で、すこしアプリケーションを動か
したところでコケます。現在は75*3.5=262.5MHzで安定して動かしています。
最近の情報は知りませんが、なかでもL738の限界は320MHzを越えるようです。
一方、その後の報告ではL740ではリミッターがかかってきているようです。
あれほど騒がれてたSL27Hブームも、リミッタ付きの登場により、いまではあまり
話題に上らなくなりました。
さて牛改造に本筋に戻して、CPUは怪物のSL27Hを獲得しましたが、肝心の
マザーボードを取り替える羽目に相成りました。色々と調べますと、我が牛さんは
すこし旧式の電源でまたケ−スは大きいのですがAT型のマザ−しか対応できない
ようです。最近はATX型のマザ−があたりまえですが少々辛抱してAT型を選ぶ
ことにしました。AT型とATX型では取り付け方向が90度回転させて取り付け
なくてはなりません。そのためケースのバックパネルをかなり細工する必要で素人
の私では不可能に近いと知りATX型を購入することを断念しました。(どっかにT牛
さんあうバックパネルだけ売っているお店ありませんか?)結局マザ−ボ−ドはAopen
AP5T−3を購入、理由はCPU外部クロックが83.3MHzまで対応可でまた周波数
倍率係数5.5x(そこまで使いませんが)まで可能ということでしたので。
1。SL27取り付け
まずCPUの取り付けからはじめました。三洋製のSAN
ACEfanを
取り付け、fanの電源はCDROMドライブ用電源から横取りしました。
CPUをいざセット。何とかきっちり装着することができました。グリ−ス
を塗布することおわすれなく。
32MのEDO SIMM2枚堅かったけどなんとかいれました。
このボ−ドはDIMMとSIMMの混在はどうもだめらしいいので、EDO
SIMMを購入しました。過去のメモリ−資源を生かすためこれを選びました
が、あとから気がつきましたがやはりDIMMを選んでおくべきでした。
2.マザーボードの装着
早速マザー交換に取り掛かりました。組むのはマニュアルを見ながら、旧ケ−
スに
一応きれいにはまりました。プラスチックのスペ−サ−をとりつけボ−ドをやっと固定
できました。一部絶縁ワッシャ−をいれました。
私も失敗しましたが、キ−ボ−ドコネクタ−はAT/PS2変換コネンクタ−を事前
に購
入しておくことです。殆どが大きなATタイプです。
3.カード類の装着,ケーブルの装着
Serial Portが9ピン(COM1)と25ピン(COM2)が取り付けられISDNとモデムを
つなぎました。PCIバスのCardやISAのカ−ドもなんとか取り付けました。一番上の
スロットはマウスコネクタに使用しています。ケーブルは基本的に旧ボ−ドAladdinの
を使用しました。ここまでの作業は約2時間ぐらい。マニュアルと格闘しながらやっと
なんとか組み込みました。
4.初電源投入後?
「行くぞ」と気合を入れ,電源ON!!!
でもうんともすんとも
Cable,Cardそのほかを点検したが問題なし。CPUの電圧設定2.8
Vcoreに、
クロック周波数倍率3.5x、外部クロック66MHzにジャン
パの設定ももう一度確認し
たが、間違いなし。「どうしてやろ」と自分に問いな
がらマニュアルをみては何回も点
検・電源ONを繰り返したが,やはり駄目。どうもマウスあたりで接触不良らしい。ボ−ド
をバックブレ−ンに取り付けると
き、どうも無理矢理ネジ止めたのが悪かったのか?
マザ−ボ−ドに無理がかかっ
て反っているようである。マザーを締め付け直すとなんと
動くではないか!!!
あのAwardのBios初期画面を出すことに成功。
5.Bios Setup
時計合わせからなんの苦もなくIDE HDD AUTO
Detectionまでおわり、次のOS
セットに
6.Win95 Install
バスマスターでものの見事につまづきました。もうバスマスターなんか入れる
もので
ない。こんな厄介なもの。これには最後までなかされました。何せWindow95が再イン
スト−ルできなくなるんですから。結局BiosのRev.5.17Jまでバスマスタ−をはずし
ておりました。
感想ですが、
なにせすごいです。266MHzで動かしています。ベンチの数値を見てもらったわかると
思いますが,とにかく凄いです。
なお、モニタ−は98時代からの我が自慢のもので立派に現役です。83.5MHzの外
部クロックにも充分追従しているし、発色もまだまだ落ちてないし、もうまる3年はたって
おります。
結局牛改造したものは以下の構成で動かしています。
機種名 P5−133改造
Mother B. AOpen AP5T-3 Rev.3
Processor Pentium(MMX) 166 SL27H(C736) 266MHz駆動
[GenuineIntel family 5 model 4 step 3]
Sanyo Cooler
Display Matrox MGA Millennium RAMDAC220MHz (W-Ram:2+2MB)
Memory EDO60ns 96MB (32MB*2+16MB*2)
HDD WDC AC34300 3.2GB(U-ATA)
WDC AC22000 2.1GB
DNS 526(SCSI HDD)
CD-ROM Mitsumi FX810T
FDD Tomcat TC-FD35M 3 mode
Sound B. Creative Sound Blaster 16 Value Edition PnP
SCSI Adaptec AHA1520B
Mouse Microsoft(new)
ISDN AtermIT55DSU
Modem Tsu-Na-Gu 28800bps Fax Modem
Printer Epson 700C
Digital Camera Fujifilm DS-20
FlashPath FD-A1
OS Windows 95 4.0 (Build: 950)
Case Gateway2000 P5-133(Original)
KeyBoard Gateway2000 124Anykey(Original)
Monitor IDEK Iiyama MF-5117J(19 BNC
Date 1998/ 2/15 14:20
ついでに取ったHDBENCHの結果はつぎにのせておきます。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.420 ★ ★ ★
使用機種
Processor Pentium(MMX) [GenuineIntel family 5 model 4 step 3]
解像度 1024x768 65536色(16Bit)
Display Matrox MGA Millennium PowerDesk
Memory 97,340Kbyte
OS Windows 95 4.0 (Build: 950)
Date 1998/ 2/15 14:20
SCSI = Adaptec AIC-6X60 ISA Single-Chip SCSI Controller
HDC[?]=スタンダード IDE/ESDI ハード ディスク コントローラ
HDC = Primary Bus Master IDE controller
HDC = Secondary Bus Master IDE controller
HDC = Intel 82371AB PCI Bus Master IDE Controllers
A = GENERIC NEC FLOPPY DISK
CE = WDC AC34 300L Rev 10.0
DH = WDC AC22 100H Rev 10.0
FG = IBM DALS-3540 Rev S60E
I = MITSUMI CD-ROM FX810T !B Rev U04
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Cache Drive
18093 15269 16217 34560 3806 25846 666 0 41457 4184 20833 C:10MB
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