番長温故知新 - PSYCHIC 5
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サイキック 5
PsyGirls
JALECO 1987





何故カエル・しかも瓶…

横視点のジャンプアクションゲーム。敵の屋敷の中にある悪魔像(のようなもの)を破壊すれば1面クリア。ナオキ、アキコ、ブンタ、マコト、ゲンゾウの3少年・1少女・1爺がプレイヤーキャラで、最初はナオキ、アキコの2人(だと思った(^^;)しか選択不能だが、屋敷の中に仲間がカエルにされた揚げ句に瓶詰めにされて放置してあり、それを救出する事により選択可能なキャラが増えていく。

プレイヤーキャラの武器はハンマー(ゲンゾウのみ杖のハズ)と超能力。ただし超能力というのは直接攻撃に使えるものでは無く、超人的な跳躍能力だ。ジャンプできる高度と対空時間、そしてハンマーの攻撃力がキャラごとに違い、使い分ける必要がある。

また、屋敷の中をほうきにまたがって飛びまわる魔法使いのババァがいて、そいつをジャンプ&ハンマー攻撃で打ち落とす事により一定時間空飛ぶほうきで移動可能。しかもその間は時間停止状態になり、敵を殴り放題である。

後に「エスパ冒険隊」(だと思った(^^;)というタイトルで、ファミコンに移植された。ディスクシステムだったかなぁ…。



やっていない男

実は私自身はこのゲーム、全然やりこまなかった(^^; ハマったのは当時(高校生)の友人で、学校帰りはこのゲームをプレイする友人の隣で観戦していたものだった。キャラを使い分ける戦略性やセンスのいいグラフィックが彼のお気に入りだったようだが、BGMの出来もなかなか素晴らしく、彼はプレイ中に小型のラジカセでBGM(+SE)を録音、私にもそのテープをくれたのだった。

私自身もそのテープは結構お気に入りで、今でも1年に1回くらい(笑)は取り出して聞いたりする。GM(ゲームミュージック)の中では、埋もれた名作のような気がするのだが。



SIX-PSYGIRLSへ

さてその友人、そのうちに「サイキック5の続編・"PSYGIRLS"」というのを構想し始めた。プレイヤーキャラは5人とも女の子、敵キャラも前作のババァの娘…ってなところに高校生らしい煩悩を感じるが(笑)、絵の苦手な彼は私にキャラクターデザインを求めてきた。そして生まれたのが、ALICE、BUNNY、CATHY、DIANA、EVEの4人+1機だった。

その後。私は"PSYGIRLS"を元にFANNYという新メンバーを加え、私なりの設定・ストーリーを改変した「SIX丸藤版PSYGIRLS」というべきアーケードゲーム・パロディ小説(もどき)、"SIX-PSYGIRLS"を書き始めた。このページのイラストはそのキャラクター達であって、つまり"PSYCHIC 5"のキャラではないのだった(^_^; 色々苦労しながら産み出したキャラなので、彼女らには思い入れが強い。

この小説(もどき)では、既に紹介している「銀河任侠伝」のキャラクターや、イギリスの超能力者ハリアーと龍型メカ・ユーライア、特殊戦闘機・ビックバイパーとロード=ブリティッシュなど、数多くのゲームキャラを使っていた。書いていたのはストII登場以前であったので、もし今書いているとしたら(格闘系の)キャラクターが多すぎて、お話しの中に出すのが大変だろうなぁと思ったりする(^_^;
 
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