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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　社団法人　大日本猟友会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会　　長　　舛井　寛一

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　猟銃関連事故事犯の発生防止について

　標記の件については、昨日自宅で手入れ中の暴発事故又は飲酒のうえ隣人を殺傷した事犯が発生致しました。
　概要は、銃器を所持する者としての基本的注意事項を怠ったことと、飲酒のうえでの銃器を取扱うという不適切な行動がもたらした事犯であり、社会に対して不安感を与えたことは、極めて残念であり、銃器を取り扱う者として、厳に慎しまなければならないものと考えております。
　今年度は、狩猟解禁から１月足らずであり、更に、年末年始という狩猟の機会・銃器を取り扱う機会が多くなりますので、更なる一層の注意が要請されます。
つきましては、下記事項等について、改めて、特段の配慮により地区猟友会に通知する等により会員の指導に当たられますようお願いします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

１．銃器保管上注意事項
　①　銃器保管庫に収納する時は、必ず、装填の有無を点検
　　・　装填されていた場合は、直ちに、脱包すること。
　②　銃器保管庫から取り出した時は、必ず、装填の有無を点検
　　・　装填されていた場合は、直ちに、脱包すること。
　③　自宅における銃器の点検のときは、自己以外の者の同室に注意。
　　・　特に、幼児・子供の同室に注意
２．狩猟における事故防止事項
　①　矢先の確認
　　・　発砲の方向に人影のないことを確認してから発砲
　　　・　猟野の地形・田畑・道路・人家等の有無の把握
　②　獲物の確認
　　・　獲物を判別しない時は、発砲しないこと。
　　　・　特に、イノシシ猟での誤射に注意
　③　脱包の励行
　　・　銃器を手にした時、又は、銃器を手放す時は、装填の有無を確認
　　　・　装填されていた時は、兎に角、脱包すること。
３．銃器取扱上の基本的注意事項
　①　飲酒のうえの銃器取扱・操作は、厳に行わない。
　②　極度に疲労している場合は、注意が散漫になるので、銃器取扱・操作は、厳に行わない。