![]() 今回はHK君、HI君、TJさんの4人の釣行です。集合場所に10分程遅刻しました。俺以外は全員もう来ていました。『うーん、みんな気合はいっとるな〜』等と言いながら、出発です。ポイントに到着しました。ここはHK君のお気に入り場所らしいです。が日差しは暖かそうなのに、風が冷たいのです。4人とも少し萎え気味です。『うーん、とりあえず釣りますか』と言って、いきなり去年最後に結んであったままのクランクベイトプラグを地形の把握もなしに遠投します。まぁいきなりと言っても一応HK君に地形の状態を聞いているのですけど。見た目もあまり起伏もなく、底もたいしたストラクチャーがないので、スピナーベイトに結びかえるのもめんどくさかったのです。 さすが、ダム湖ですな。まったくクランクベイトのリップが底に当たる気配がありません。手前10Mくらいから急なかけあがりになっているみたいです。で水温もそれほど高くないので、ワームに変えてスローに攻めます。俺の両脇で、HI君、TJさんがラインをバックラッシュさせて、戯れています。『この2人はまったくなにしてるんだか・・・』などと思いながら、ブレイク沿いを丁寧に攻めましたがまったく反応がないので、再びさっきの2人を見ると今度は1人は相変わらずラインをまたバックラッシュさせていて、もう1人はルアーを根がかりさせている状況になってました。『おまえら、はよ釣りし〜や〜』と言いながら、バックラッシュしていたのを治してあげ、根がかりもルアー回収機で回収して再び釣りを始めました。 暫くするとHK君が傍に来て『アタリあった?』と聞かれたから『ないで、ほんまにここに魚おるんかいな?』と聞くと『夏は見えバスがいるよ』との答え。そして、この位置から30mくらい先に大きなブロックがあってそこで釣れるとか言うので、そのポイントを狙うことに・・・。がその辺と言うのが結構いい加減くさいのでイマイチ場所がわからん。結局HK君に1回ギルアタリがあっただけで、場所移動することにしました。 ![]() それほど大きな池ではなかったので、釣りながら一周してみました。水の透明度が高いので底の状態が見えます。大きな石がごろごろあるのですがそれにブラックバスが付いている様子もありません。仕方がないので、丁度池の真ん中にある、鉄柵みたいな所を狙うことにしました。ちょうどその先が深みになっているのでブラックバスが居ついていると判断したからです。横風が吹いていたので、なかなか狙った所にワームを投げる事ができません。何投かする内にタイミングよく、風が止みました。そして、鉄柵の際にワームを落としこむ事ができたので完全に慎重モード突入です。1アクションさせポーズを取ると、『ココン』とアタリがあり、ラインを持っていくような感触があったので一気に合わせました。がラインブレイクしてしまいました。『うーん、今のはバスのはず・・』『その鉄柵に引っかかったのかな?、うーん・・・』と考えながら、もう一度仕掛けを作る為に鞄の所まで戻っていたら、みんなが『釣れへんなー』と言い出して場所移動しそうな雰囲気だったので、『あーちょっとまって、さっきアソコでアタリあったから、もうちょっと粘る』と言ったらHK君が『じゃー狙おう♪』と言ってさっきアタリのあった所を狙いだしたので、TJさんにブラックバスは普段どんな場所が好きなのかとかを教えながら、ダムに近い側の一番深い場所をワームで狙うことにしました。 しかし、アタリもなく丁度HK君が諦めたか根がかりしたかで、さっきのポイントを離れたので再度そのポイントを狙うことにしました。底をよく見ると、結構ブラックバスが潜んでいそうな石が鉄柵から飛び石状にあったので、それも通るように投げてみました。鉄柵の直下はやはり、先ほど俺がバラした?のとHK君が狙っていたのでアタリがありませんでした。でもそのまま、次のかすかに見えた大きな石の傍をワームが通った時、『コツン』とアタリがありラインをスーッと持っていったので、それを確認して合わせました。『ググッ』っとロッドに十分な重みが伝わります。水面の中で頭をブンブン振っている感触も伝わります。『おっ、これは結構いいサイズ』と思いながら『釣れたでー』とみんなに聞こえるように言いました。そして上がってきたのがこの魚です。丁度40cmありました。今年一発目、結構いいサイズでご機嫌です。HK君は『うわー、やられたー』と言って悔しがり、HI君、TJさんは『でけー』、『でっかー』と驚きの声を上げていました。俺は『うん、いいダムや結構いいサイズいますな〜』とご機嫌です。『さぁ、このダムにも居るのが解ったから、釣る気になったやろ?』と俺がみんなに気合を入れ直しましたが、その後アタリはまったくありませんでした。お腹も減ってきたので、昼食も兼ねて場所移動する事になりました。 |