鉄道紀行その1



2002年1月13日 晴れ時々曇り
川西池田駅
 冬の朝です。この日は、数日前に雪が降っている影響でかなり寒い日でした。寒いのは好きでは無いのです。何故なら、お腹がすぐに痛くなりそうになるから・・・。さてこれから一日をかけて東京まで行くのです。たいした用事は無いのですが・・・。東京にある老舗模型店に、ふと行きたくなったのです。例によって18切符での旅行です。

221系(快速)4+4両 川西池田(07:51)→大阪(08:09) 福知山線
221系
 何時ものように、コレに乗らないと始まらないので乗ります。流石土曜日なので満員電車ではありません。乗車率も立ち人が数人居る程度です。車内を見ると足元にリュックサックを置いている人が、財布の中から18切符の切符を確認している人を発見。あの人も何処かに出かけるのでしょう。夏に比べたら、やはり切符を使って何処かに旅行行く人は少なめな気がします。列車は遅れも無く淡々と走り、淀川を渡り定刻どおり大阪駅に到着しました。

223系(新快速)8+4両 大阪(08:30)→米原(09:51) 東海道本線
223系
 ここからが、本当の旅の始まりです。もう何度この新快速に乗ることでしょう。東に行くにも、西に行くにも最初はこの列車になります。乗車率は先ほどの列車と同じ位で立っている人が数人居る程度です。運転台後ろは、展望が良いので既に陣取っている人が居ました。京都駅位まで、色々な列車とすれ違ったり、追い越したりするので鉄道好きな人や子供達には人気の場所です。列車は定刻通り出発しました。車内を見渡しても、遠出するような雰囲気の人はほとんど見ませんでした。大半の人が京都駅で降りそうです。
 列車は120kmで走っていきます。高槻駅を過ぎると、毎度おなじみの京都総合運転所(旧向日町運転所、昔から鉄道が好きな人は向日町と言った方がピント来るんやけどなぁ)今回は、クモヤ493、クモヤ145、マヤ34等、色々な事業車が停まっていました。こういう時に撮影の準備していないのですよ、だから珍しい車両を、撮り逃したりするのです。まぁそんな感じで悔しい思いをしながら、眺めていました。運転所を過ぎて桂川を越えるとまもなく、京都駅に到着しました。案の定、大半の人が降りていきました。
能登川〜稲枝周辺  再び列車は120kmで走っていきます。暫くは近郊風景が続いていますが、野洲駅を越える辺りから車窓はのどかな田園風景になります。でも季節が冬だから寒々とした風景しか広がりません。列車はなおも、淡々と走り米原駅に定刻に到着しました。

ステーキ弁当
 いつもなら、既に駅弁ネタが一つくらい出てもおかしくないのに何故一回も出なかったか・・・。それはこの駅に売っているある駅弁が、食べたかったからです。その名はステーキ弁当(1250円)です。この紀行文を書き始めてから、今まで一体何種類の駅弁を食べた事でしょう。そして何故か、肉系の駅弁を食べれなかったのです。売店で表示はあるのに、既に売り切れていたりと何かと縁が無かったのです。早速買い求めました。そして次の乗り換えの列車まで時間があるので、すぐに食べました。はっきり言ってめっちゃ、おいしかったです。近江牛がこれまたおいしい。これはお薦めの駅弁です。


つづく


鉄道紀行表題へ