青☆組Vol.11『午后は、すっかり雪』
2009年12月3日(木)〜13日(日)
アトリエ春風舎

青☆組Vol.11『午后は、すっかり雪』 皆様、大変ご無沙汰いたしております。その後、お元気でお過ごしのことと思います。。

 12月3日(木)〜13日(日)、青☆組Vol.11『午后は、すっかり雪』(作・演出 吉田小夏)に出演いたします。8月公演、『花とアスファルト』は、演劇雑誌「演劇ブック」にて今月のベスト6に選ばれました。
 ますます評価の高まる吉田小夏氏の新作は、生誕80周年となる向田邦子に取材し着想を得たものです。向田作品は、家族のことを描いた「父の詫び状」など、今、読んでも面白く胸を打たれます。

 さて、言うまでもなく、役者は己と違う人物を演じます。最初は体に馴染まず、当然、ギクシャクします。ベテラン女優の市原悦子さんは「舞台に上がるには、稽古をみっちりやるしかない。稽古をやって、やって、やっと自由になるのです。」という意味のことを常に口にします。まったく同感で私はその言葉をいつも肝に銘じているのです。

 今回の舞台では、二役に挑みます。
 はてさて、うまく演じ分けられますやらどうやら……。
 どうぞ、お楽しみに!

 お客様がいてこそ、舞台は成り立ちますし、皆様に観ていただけることが、演じる者の何よりの喜びでもあります。是非、劇場まで足をお運びいただければと思います。
 皆様のご来場を心からお待ち申し上げます。

新年、明けましておめでとうございます。

 昨年12月の青☆組Vol.11『午后は、すっかり雪』は、お陰様で大好評のうちに幕を閉じることができました。誠にありがとうございました。

 今回の舞台では、一方では、明治の男そのもののような父親の役を、また一方では、打って変わって、気の弱い豆腐屋の役と2役を演じさせていただきました。
 この豆腐屋の男は、売り物の油揚げをオマケすることでしか己の恋心を打ち明けることができません。その落差が余程おかしいのか、豆腐屋が登場する時は、お客様は大笑いで…

 青☆組は、2008年「雨と猫といくつかの嘘」、2009年「花とアスファルト」、そして今回の「午后は、すっかり雪」と吉田小夏氏の新作を上演して参りました。そして、新作を発表するごとに「今回が今までで一番良かった」という声が寄せられています。青☆組の公演に参加している身内でありながら、これは、やはり"凄い!"と思わざるを得ません。

 さて、2010年の青☆組の舞台がどのようなものになるのか、私にも分かりませんが、皆様、どうぞ大いに期待してください。そして皆様にとりまして、本年が素晴らしい1年でありますよう心からお祈り申し上げます。

2010年 初春 藤川修二
*「午后は、すっかり雪」が紹介されているサイト・blog*
http://haruharuy.exblog.jp/12510434/
http://riichiro.air-nifty.com/rclub_annex/2009/12/post-9a66.html
http://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2009/12/2009.html
http://homepage1.nifty.com/mneko/play/SA/20091210s.htm

・→ 青☆組Vol.11午后は、すっかり雪チラシを見る!
前へ戻ります 次へ進みます!
ホームページ | プロフィール | 掲示板 | New弁士