英語科(A Vulture and A Child  《Lesson7》)

平成18127日実施

授業者TS 教諭

文責  高橋 晋作

【授業の様子】

学習指導案へ

 

【研究協議会での話題】

『授業した後1番印象に残っている生徒』を一人、授業者に述べてもらった後、バズセッションを始めた。授業者は、ディベートの際に、「秋は食欲があって太るんじゃない」と英語で聞かれたとき「ご心配なく」と切り替えした、Kのことが印象に残ったようだ。

 

ディベートについて、江間教授より

ディベートは、ジャッジする側が納得するコメントをしようとする意識を持たせることが大事。授業計画では、4人対4人のディベートをして、今回の2対2、そして次時の1対1と進む計画になっているが、多分今回より見栄え(授業の流暢さ)がなくなるだろう。それは、人数が少なくなると、一人にかかる負荷が高くなるからである。でも、それも大切。生徒が、言葉がしどろもどろに回っていたり、「〜ん」「〜あ」というときは、子どもが思考しているということ。子どもの言葉が止まる局面は、深く思考しているということ。大切にしたい局面だ。今回も、やりとりをもっと多くしたい。やりとりとは、会話のキャッチボール。事前に準備したものは、英語で話しているときは、思考していない。相手の反論に返すときこそが、思考を伴い、しどろもどろする時間であり、貴重な時間となる。

また、テーマについても、話し合いの話題になった通り、YesNoで判断できるものにしたい。例えば「ALTの松本さんは、新庄に住むべきである」「新庄は、夏が1番よい季節だ」というようなもので、自分の好き嫌いが入るものではない方がやりとりしやすい。相手の出方も予想しやすく、キャッチボールしやすくなるためだ。

今回は4つのグループでディベートをしたが、それだと、自分の番に回ってくる回数が少ないし、不規則になる。できればディベートは2つでやらせたい。ディベートは、順番が必ず回ってくるということによさがある。そうすることで、低位の子もがんばる。責任があるからだ。また、聞くことも鍛えられる。聞かないとやりとりできないからだ。そういう意味で、もっと時間を多く設定したかった。理科や数学でもディベートをして欲しい。

「冥王星は惑星か」とか。

机の配置も考えたい。今回は、中央にディベーターの机をつけたが、それでは、ひそひそ話になってしまう。ジャッジへのアピールが大切なのである。机を離すとか、誰に伝えたいのかはっきりさせることが大切。フラットで並べてもいい。

声を大きくというが、ボリュームみたいにそうはいかない。

 

 

 

 

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