1.上向き
3.上向き
1.上向き
まず、治療用ベッドに仰向けに寝て頂くのは、一息ついてもらうためです。同時に、手首と肘の内側に指を当てているのは、脈を診るのと、肺と大腸の緊張を取るため。指を当てているところは、肺のツボで、大腸の治療にもなります。呼吸が楽になったり、お腹がグルグル動く人もいます。
その後、手足を軽く指圧しているのは、診断のためと、膝やむこうずねがどの位硬くなっているか、治療後、どれだけ柔らかくなったか本人に確認してもらうため。お腹を指圧する場合もあります。これで、大体全身の状態がわかり、治療方針を立てます。
この段階で、「硬い」「冷たい」とかつぶやくのは、次回以降、何も言わなければ、それだけ良くなったというバロメーターです。一息ついて、表情も落ち着いたところで、うつ伏せでの治療です。