ガラスのまめ知識 ガラスのプロだから知っていることがあります。 ガラスにまつわるエピソードもあります。
知っておくと得するかも!?




ラスを『ギヤマン』ということがあるのをご存知ですか?
 これは、江戸時代にオランダから入ってきたギヤマン彫りというガラス器や、その当時 イギリスで流行したダイヤモンドカットグラスという四角い切子模様のガラス器の名称に 由来しています。これらが省略されガラス器そのものがギヤマンと呼ばれるようになり、後には、 ガラス自体をギヤマンと呼ぶようにもなったのです。
 さらに時代を経て、 オランダから伝わったGlas=ガラスということばが一般的になり、今日に至りました。 現在では『ギヤマン』というと、一般的にはダイヤモンドのことを指しています。
 ちなみに、漢字で『硝子』と書いてガラスと読むのは、原料に硝石を使うからで、 明治の初年、官営の品川硝子製造所で使われたのが初めといわれています。
ダイヤリングのつもり


ガラスカッターのつもり ラスを切っている所を見たことがありますか?
 通常の板ガラスは硬度5.5〜6.5で、鉄(4.0〜5.0)より少し硬く、 水晶(7.0)より少しやわらかい物質です。そのためガラスを切るときには、ガラスより硬度が高い ダイヤモンド(10)を使います。
 店頭施工ではその場でガラスをお切りしますので、 ダイヤモンドの威力をぜひ見てください。


ガラスの断面を見ると、青味がかった緑色に見えますよね。 窓ガラスは、透明なようでいて実は色がついているんです。
 これは、ガラスの原料(珪砂)に微量に含まれている、酸化鉄が影響しています。
 また、色のついたガラスはそれぞれの色で個別に、金属(酸化鉄や酸化ニッケル、酸化コバルトなど) を配合しています。店装用に無色透明のガラスもありますが、この場合も元の色を打ち消すための鉱物を入れて作っています。
ステンドグラスのつもり


コップが溶けてるところのつもり 通、自然の固体物質は、その物質固有の規則的な結晶構造をもっています。 けれど、ガラスはミクロの目で見ると、網の目が不規則に連なっているだけで 結晶構造をもっていません。
 この構造をガラス状態といい、その性質は むしろ液体に近いと考えられています。極端に粘り気のある液体といっても過言ではありません。
 ガラスは、熱を加えればドロドロの液体状になり、冷却すれば固まるという、 固有の性質を利用してつくられているのです。


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