ちば・戦争体験を伝える会

 
 戦後80年となります。この国が当事国であった戦争の体験者が少なくなり、「二度と悲惨な戦争を繰り返さないために」と体験を語ってくださった方々の中で多くの方が語り続けることが難しくなってきました。
 ピースフェア2014以来、オンライン開催の2020を除いて今回で11回、きぼーるアトリウムで開催したピースフェアには、ステージ発表・パネル展示と日頃さまざまな活動に取り組まれる皆様、子どもからご高齢の方までたくさんの皆様にご参加ご来場いただきました。ここまで1年1年何とか続けてまいりましたが、体験者と体験を引き継ぐ私どもが共に開催するピースフェアは今年が最後になりました。今回も大勢の皆様にご参加・ご協力いただきまして、ありがとうございました。
 最終日に、アメリカによるイランの核施設攻撃の一報が届き、言葉もありません。少し若い皆さんの取り組みも始まっています。皆さんと共に、また、新たな形を模索していきたいと思っております。

ピースフェア2025を終えて

ピースフェア2025      ◇ステージプログラム











武田美通・鉄の造形
「戦死者たちからのメッセージ」


◆自決する兵士
 1941年、東条英機陸軍大臣名で出された「戦陣訓」は、精神的支柱として、軍人はもとより民間人をも呪縛した。
 特に降伏して捕虜になることを禁じ、自決せよとの教えは、大量の餓死や玉砕、集団自決につながっていった。
 重傷や病いに倒れ、隊列についていけなくなった兵士たちは戦友の足手まといになることを避け、自ら銃口をくわえ、足の親指で引き金を引いて自決していった。これもまた、後方に残って捕虜となることを恐れたからである。捕虜になったことがわかると、郷里の家族親戚に国賊の汚名が待っていた。

◆希望〜命は受け継がれて
・・戦死者たちの思いは、新しいいのちに受け継がれていくだろうことを信じていた。
  (鉄の造形作家・武田美通 戦死者たちからのメッセージ 全作品集より)





【展示内容】  
千葉市空襲
・東京空襲・全国空襲
・空襲被害者等救済法

子どもたちの作品
 本町小学校・千葉朝鮮初中級学校
・戦争と平和の絵本 読書コーナー


『日・中・韓 平和絵本』 読書コーナー
 『花ばぁば』『草』 

    
憲法はじめの一歩
 2025憲法の木(憲法はじめの一歩)
 あなたの好きな条文シール投票
・戦後80年手紙プロジェクト

 「戦後80年手紙プロジェクト」について

「原発事故14年・・・」
・康東勲さんの体験
・平和っていいね(来場者メッセージ)
・憲法前文クイズ(憲法を活かす会)

「台湾ってそもそも何?・・・」
・沖縄戦と沖縄の現在
・沖縄の紙芝居

  
世界の人々・子どもたち Dialogue for Peaple
・JVCの活動
・イラクの子どもを救う会NEWS


禎子と千羽鶴

市民団体の活動紹介1
市民団体の活動紹介2

戦争体験の紙芝居

会場配置図