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2009.9.28
・ピークを過ぎて
  もうすぐ10月になるが、9月末締切となる公募川柳が30件
  近くもある。今年の8月(締切40件)、9月(締切47件)の公募
  川柳数は昨年同時期の2倍以上である。10月は締切22件と
  半減する。月初めの募集公募川柳数の推移のグラフを更新
  したが、明らかに8、9月は異常に多い。8月1日時点では
  募集中が70件以上あったが、10月1日には40件以下に急
  降下することになる。なぜ8、9月は多かったのか…、景気
  回復の動き? 政権交代ムード? イチローの記録期待?
  遼君効果? それとも?? 結局分かりません。
  募集のピークの次は当然発表のピークが1、2月遅れでやっ
  てきます。ここで私が困るのは発表待ちで発表時期が不明
  の公募川柳数が10月初めには20件近くになることである。
  毎日これらをチェックするのはけっこう時間がかかる。
  そこで皆さんのこれまで以上のご協力をお願いする次第で
  ある。
  発表情報があればコメントでお知らせ頂きたい。よろしく
  お願いします。
  
  
  

2009.9.21
・公募川柳のテーマ
  公募川柳にとって重要のものにテーマ、お題がある。最近
  はこんなものまでテーマになるのかと思われるものもある。
  例えば現在募集中では、アイソトープ川柳の放射能、ハナ
  ハナ(スロット?)、しゃばけなどがある。
  発表済み、募集中の公募川柳についてテーマを調べてみた。
  ただし常時募集の毎回変わるお題は対象からは外した。そ
  の結果、多い方から、
    家族
    健康/ダイエット
    食べ物/飲み物
    旅行
    エコ/環境
    シルバー/介護
    毛髪、仕事、遊びと続いている。
  エコ/環境が多いように思っていたが、トップは家族(夫婦、
  父、母、孫、愛)であった。二番目に続く健康/ダイエットと
  共に本当に身近なトピックで、自分の環境としても日々変わ
  るところもあり句にはなりやすい。たまには冒頭に紹介した
  ような奇抜なテーマも頭の刺激になって良いので面白いテー
  マの登場を期待する。

2009.9.14
・公募川柳の入賞発表
  先週は毎日のように公募川柳の入賞発表があり、また今週
  も発表が多いと思われる。ただ発表時期を過ぎても発表さ
  れない公募川柳が増えてきている。そこで公募川柳の募集
  要項に発表日についてどのように書かれているかを調べた。
   月日(何月何日):28%
   月旬(何月上旬):34%
   月(何月)   :15%
   不明(未記載) :23%
  応募数が予想できない、選者が多忙等の理由で発表月日を
  明確にしていないのが70%を越えていた。それにしても不
  明が20%を越えているのも変であり大体の時期は明確にす
  べきである。
  それでは実際の発表が期日を守っていたかどうかについて
  は残念ながら正確なデータはない。上旬なら10日頃まで
  月なら月末までに大体は発表されている。遅れる時にその
  旨を掲載しているのは半分程度であろう。
  ただ現在発表待ちのページに記載している上から4、5件は
  あまりにもひどすぎる。何が起こっているのであろうか。
  これらの主催者は今後募集をする資格はない。

2009.9.7
・公募川柳ローカル枠
  地方の機関の主催する公募川柳の入賞者にその地域の人
  が多く選ばれていることがある。これをローカル枠と呼
  ぶことにするが、どれぐらいの比率かを22件の過去の公募
  川柳について調べた。結果は0%(喜びの連なる川柳)から
  87%(地下鉄川柳)までで、平均は36%でありローカル枠
  は約1/3ということであった。
  ローカル枠の大きい川柳はもともと地域向けに主眼を置いて
  企画をしたものであろう。ただネットで募集をしたので地域
  外の人の応募があったので少しは入賞として選んだという
  ことだと思われる。この場合はよくあるように応募条件で
  地域のみと制限すべきである。
  ローカル枠の小さい川柳はもともと全国に向けて広く募集を
  行ったものでありその地域の特権を設けていない。(萬坊
  のお父さん川柳:6%)ただこの目的であっても主催が地方
  行政機関の場合はややローカル枠が大きい。(全日本エコ
  川柳:24%)
  ローカル枠を明確にしたのは今年から川柳あんどんに設けら
  れた地域枠であり約10%である。ただ地元の人の中には
  地域枠では物足らなくて全国区で評価してほしい人も出て
  きそうである。
  地域発の公募川柳の紹介時に前回入賞のローカル枠を明記
  することも考えている。 
  
2009.8.31
・応募句数の制限
  公募川柳(常時川柳除く)の応募句数の制限について
  現在募集中および発表待ちの126件を調べた。
    制限なし:88件(69.8%)
    制限あり:1句制限  7件(5.6%) 
         2句制限 11件(8.6%)
         3句制限 13件(10.2%)
        5句制限  7件(5.6%)
  制限なしが約7割、制限ありが約3割であり、昨年の正確
  なデータはないが制限ありが増えつつあると感じている。
  理由としては応募句数を無制限にすると応募が増え選句に
  時間と費用がかかることによるものと思われる。
  私自身は、制限がない公募川柳でも能力と時間がないこと
  から最大5句、平均は3句程度の応募状況である。制限があ
  る方がなぜかほっとすることもあるが、けんすい幕川柳の
  ように1句制限は厳しいと感じる。1句制限であっても何句
  かから自分で絞るプロセスがあるので、ボツ時には反省が
  残る。3句程度なら同じお題でも少し切り口の違う句が応募
  できる。逆にボツ時には選者と相性が悪いと諦めがつく。
  ということで個人的には3句程度の制限が良いのではないか
  と思っている。
  
2009.8.24
・川柳人口の男女比
  ここにコメントをよくいただく人の男女比率は約半分
  づつと感じていたが、ある週のコメントを調べたら男性
  約53%と僅かに男性が多かった。それでは公募川柳では
  この比率はどれぐらいなのか興味があり調べた。入賞者
  情報で性別が記載されているのは約10%と少なく実名が
  発表されているものも合わせて40件を調査した。男性の
  入賞者数は621人、女性は544人であり男性の比率は
  53.3%であった。偶然なのかブログへのコメント比率と
  ぴったり同じで驚いた。男女比に関していうならばコメ
  ントは公募川柳の歪みのない縮図ともいえる。本当は
  時間軸を追って男女比を調べようと思ったがデータが
  なかった。俳句、短歌は高度成長期のころから男女比が
  逆転したと言われているそうだ。女性の元気の良さを
  いろいろな場面で感じているので(今日日本酒の有料
  利き酒会に参加したが女性は4割もいた)、川柳の入賞者
  の男女比もいずれ反転するような気がする。

2009.8.17
・消えた公募川柳
  5月ころから公募川柳は増えてきたがその一方ひっそり
  と消えていくものもある。昨年まではあった目の川柳が
  今年は見当たらないと思ったら主催者のHPに以下の通知
  があった。
  『2009年度は一部企画の見直しを行うため、川柳の応募
   は一旦休止させていただきます。』
  今年は6回目であるが、作品が似通ってくる傾向があるか
  らという理由らしい。これ以外にも消えたと思われるも
  のは、ローカロ川柳、孫の日川柳、らく川柳、バイオDE
  川柳、花粉症川柳、お風呂川柳、しょっぱい川柳、古くは
  応募句が5万以上もあった遺言川柳などがあげられる。
  理由は定かではないが、経費削減、会社の合併、川柳好き
  の役員の退職(?)等が推測される。とはいうものの今年に
  なって復活したと思われる水虫川柳、主婦川柳もある。
  そのうちいくつかが戻ってくる
ことを期待している。

2009.8.10
・なぜ川柳?
  川柳にはまった理由については、自分自身もそうである
  が、句が評価(公募川柳の入賞のケースが多い)された
  からというのが一番多いようだ。ではその前になぜ川柳
  を作り始めたかについてはいろいろあるようだ。俳句や
  短歌から入り川柳を作り始めた人、まったくそのような
  経験がないのに突然始めた人もいる。
  前者は文学的な素養があり、川柳のみならず俳句や短歌
  も併行して作ってられるケースも多い。私は後者に属し、
  俳句や短歌の経験はまったくない。理科系ではあるが日
  本語には興味があった。またパズルが好きでルービック
  キューブ等のやや難解なパズル、ちえの輪、英語のクロ
  スワードパズル等は若い時にはかなりの数をこなした。
  また駄洒落やジョークも好きであり、これらの要素がミ
  ックスした中で醸成されて出てきたのが川柳であったの
  かもしれない。川柳は言葉のパズル的要素もあると思う。
  ただコメントをいただく皆さんの句を拝見するとまだま
  だ情緒的な部分、人間の本質に触れる部分で勉強するこ
  とがいっぱいあると痛感している。皆さんと切磋琢磨し
  ながら納得のいく句を作り続けたい。

2009.8.3
 ・10万ヒット達成
  別に取り立てて言うほどではなく単に一区切りにしか
  ならないが、7/31に10万ヒットを一年半で達成した。
  HP開設時にこのよううなことになるとは全く予想をし
  ていなかった。何回か書いたように、本当に欲しい情報
  がきっちりと整理されているHPが見つからず、それなら
  自分で作るしかないと思って立ち上げた。本当に情報が
  欲しい人がたどりついていただくことを基本方針にして
  いるためにリンクは基本的にはお願いしていない。
  下のグラフを見ていただけば分かるが、昨年の今頃は1日
  のアクセスが80程度であったが、今年の5、6月にどこか
  で紹介していただいたのか、今年の7月は1日520以上に
  もなった。紹介している公募情報も私一人では集めるのに
  限界があり、コメント等で情報をご提供していただくよう
  になった。本当にありがとうございます。
  友人等にアクセス数の話をするとアフィリエート等の広告
  を付ければ儲かるなどと言う人もいるが一切そいういこと
  はするつもりはない。これからも変わることなく正しい、
  質の高い情報を迅速にお伝えするつもりである。