兵庫県のアンケート結果                     質問項目      メインページ



候補者名
鴻池 祥肇 松本 なみほ     辻 泰弘         金田 峰生   清水 貴之    湊 侑子  

所属政党等

自民 緑の党 民主 共産 維新 幸福
【1】「近隣諸国条項」の見直し
(ア)「条項」の削除に賛成
(イ)削除にどちらかと言えば賛成
(ウ)削除にどちらかと言えば反対
(エ)削除に反対
【2】教科書検定制度
(ア)国定教科書にする。
(イ)「我が国と郷土を愛する」教科書で、子どもたちが学べるよう検定基準を強化する。
(ウ)文科大臣が教科書共通で記載すべき事項を具体的に定める。
(エ)検定基準を事実誤認、誤記の訂正に限る方向で緩和する。

(オ)教科書検定制度を廃止する。
【3】教科書採択制度
(ア)教員の意見を排除する方向での「改革」に賛成
(イ)教員の意見を排除する方向での「改革」にどちらかと言えば賛成
(ウ)教員の意見を排除する方向での「改革」にどちらかと言えば反対
(エ)教員の意見を排除する方向での「改革」に反対
【4】教育委員会制度「改革」
(ア)首長が任命した教育長に権限と責任を持たせ、教育委員会を「諮問機関」にする「提言」に賛成。
(イ)教育委員会を解体し、首長に教育行政の権限と責任を持たせるようにすべき。
(ウ)教育委員会の独立性が歪められる恐れがあり反対
(エ)教育委員会の独立性が歪められる恐れがあり、どちらかと言えば反対
(オ)教育委員会の公選制にもどすべき 
(カ)制度は現状のままで、「改革」を行うべき
【5】「慰安婦」制度の教科書への記述
(ア)「慰安婦」について記述すべきでない
(イ)「慰安婦」についてどちらかと言えば記述すべきでない
(ウ)「慰安婦」についてどちらかと言えば記述すべき
(エ)「慰安婦」について記述すべき
【6】橋下市長の「慰安婦は必要」発言
(ア)橋下発言を支持する。
(イ)橋下発言をどちらかと言えば支持する
(ウ)橋下発言をどちらかと言えば支持しない
(エ)橋下発言を支持しない
【7】「河野談話」
(ア)見直しに賛成
(イ)見直しにどちらかと言えば賛成
(ウ)見直しにどちらかと言えば反対
(エ)見直しに反対

自由記述

◆松本 なみほ
【1】(オ)その他、自由記述の意見
一方でTPPなど経済の自由化・世界化を進めておいて、文化や社会的考えの国際化を削り国内の論理だけを進めようとする考えは矛盾している。「近隣諸国市民」にすべきなど課題はあるが、条項のままで運用を考えるべき。

【2】(カ)その他、自由記述の意見
家永裁判など教科書検定が市民の自由な記述を抑制してきたことは事実であり、現在の検定のあり方は見直さねばならない。しかし、ルールを全くもうけない「自由」は逆に広範な人権を危うくする可能性がある。事実をもとにして多様な解釈を議論する土台となる教科書づくりに向かう最低限の検定とすべきである。

【3】(オ)その他、自由記述の意見
教員のみならず、多様な意見を持つ市民が参加して意見をたたかわせるものとしなければならない。参考陳述制度など市民の意見を反映させる制度に加え、検定委員への現場教員やPTA枠の義務化も必要である。


【4】(キ)その他、自由記述の意見
教育委員会の現状が「文科省」以下縦割り・秘密体質など不満のあるものであることは確かである。しかし、首長主導型の改革は失敗する可能性が大きい。法律上の定義を見ると独任制の首長に比べて本来は市民の意見を反映しやすい仕組みのはず。その本来の役割を強化することがまず先決である。公選制や教育予算編成への関与など改悪された教育関係法律を当初の理念に戻すことも手段としては有効であろう。

【5】(オ)その他、自由記述の意見
負の歴史も含めて自分の国の歴史をきちんと知ることは国際化時代だからこそ大切なことである。そうした意味で「慰安婦」問題を知らずに世界に飛び出した若者が海外で問題を突き付けられた時に対応できないことを危惧する。記述してそれに対する議論をたたかわせるべきである。

【6】(オ)その他、自由記述の意見
2005年に私はナヌムの家を訪れ、元慰安婦のハルモニと話した。おぞましい体験を、未来の平和のために伝えてこられた彼女らの心中を思うと、橋下大阪市長の「慰安婦制度は必要であった」に続く一連の発言は、戦争と性暴力という2つの重大な暴力行為を容認する、政治家としても人間としてもあるまじき発言といえる。従軍慰安婦を性奴隷であると明確に規定したクマラスワミ報告をはじめ、国際社会が認定したその犯罪性を認め、自身の犯した平和と人格への冒涜行為の償いとして、政治職を辞するべきと考える。

【7】(オ)その他、自由記述の意見
河野談話は自民党政権の官房長官が公的な見解として示した意味は重い。仮に見直すのであれば、くつがえすべき歴史的事実をきちんと示すべきである。「見直し」派が示しているものはすべて論破されつくしたものであり、新たな事実とはいえない。


◆金田 峰生
【6】(オ)その他、自由意見
「慰安婦」制度が日本軍と国家が組織的に作ったもので重大な人権侵害犯罪であることを認めない、公人にあるまじき発言。謝罪・撤回・辞職すべき。

【7】(オ)その他、自由記述の意見
日本軍「慰安婦」問題では、日本政府が公式に謝罪し、個人補償を行うことが不可欠。